あなたは、1年があっという間に過ぎてしまったという感覚はありますか?
小さい頃には、1年はそんなに短いと感じたことはなかったのに、大人になったら1年が「あっという間」に感じませんか?
私も以前はそうでした。
特に社会人になってから、体感的に年々1年が過ぎるのが早くなっていると思っていました。
知り合いの90歳のおばあちゃんは、「右を見て左を見たら1年経っていた」と感じていると話していました。
ですが、自分の人生、それで良いのでしょうか?
特に40代や50代、どんどん人生が進んでいってしまって何もしていないのに歳をとってしまう感覚がしませんか?
私は、ある工夫をしてから”1年があっという間”という感覚が少しずつ無くなってきて、今では1ヶ月さえ長く感じるようになりました。
今回は、”1年があっという間”と感じる人へ、人生を充実させて”あっという間”という感覚がなくなる8つの秘訣についてお伝えします。
今回の記事は、以下の人にオススメの記事となります。
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それでは、1年があっという間に過ぎてしまう人に伝える、人生を充実させる8つの秘訣を以下の順でお伝えしていきます。
それではまず、どうして”1年が早く過ぎる”と感じるのでしょうか?
それは、『似たような1日を繰り返している』からなのです。
人間の脳は、記憶ができる量に限界があります。
それなので、似たような記憶は1つの記憶として凝縮されてしまうのです。
例えば、小さい頃は毎日新しい経験が多い日々だったため、毎日違う1日として記憶されます。
そのため、1年が長く感じました。
ですが社会人になると、月曜日から金曜日までは同じ時間に起きて、同じ道で出社し、同じ時間に帰宅してお風呂に入る…という毎日が続くこともあるでしょう。
それは、あなたは日々それほど違う経験をしなくなるということです。
そうなると、記憶としては似たような日々なので1つの出来事として記憶します。
つまり、同じような日々を送っていると月曜日から金曜日までの記憶は1つ、土日の記憶が1つと、1週間なのに2日分くらいの記憶になります。
さらに、1ヶ月同じような日々を過ごしていると、場合によっては平日1日、休日1日という記憶になってしまうのです。
さらに歳をとると「右を見て左を見たら1年経っていた」という感覚になってしまうのですね。
それでは、どのような日々だと”1年が早く過ぎる”と感じる原因となってしまうのでしょうか?
1年があっという間に感じる原因となるのは、日々同じような行動を繰り返すと、それらの日々が1つの記憶として凝縮されるために起こる、ということを前項でお話ししました。
それなので以下に、『日々の似たようなことを繰り返す行動』をまとめてみました。
どうでしょうか、あなたに当てはまることはありませんか?
実は多くの人は何個か当てはまる行動があるのではないでしょうか?
だから、多くの人が同じように、『あっという間に1年が経ってしまった』と感じでしまうのです。
では、『1年があっという間』と感じずに、充実した1年だったと感じるようになるには、どのように行動したら良いかを、次項でお話ししていきます。
まず、1年を充実させるために、『動』の休みをすることを意識してください。
『動の休み』って何?と思うかもしれません。
『静の休み』とは、家でゆっくりする、テレビや動画を見る、平日の疲れを癒すため長時間睡眠を取るといったことになります。
それは、特別な休日で無く、いつもやることに当てはまります。
このような休日は、記憶としては残りにくく、1ヶ月の記憶が同じ1日の記憶として定着する原因となってしまいます。
それに対して、『動の休日』とは休みの日に積極的に動くことを指します。
そうすることで、平日との違いが生まれますし、静の休日とも違った1日を過ごせますので、別の日として記憶に定着します。
このような日が増えていくと、1年も、1ヶ月もたくさんの記憶があり、『あっという間』と感じることが少なくなるのです。
今年は、あれもした、これもした、という記憶があると、「あっという間に過ぎた」という印象はないですよね!
ですが、人によって『動の休日』って言われても何をしたら良いかわからない人もいますよね。
それなので、実際に私がしている『動の休日』の過ごし方についてお伝えします。
例えば、旅行は『動の休日』の過ごし方としてはとても適しています。
1泊2日の旅行もそうですが、日帰り旅行でも構いません。
あなたが今までに行ったことがないところに行くことは、ちょっとした緊張感をあなたにもたらします。
知らない土地への旅は、まず駅に到着したら右に行ったら良いか、左に行ったら良いかも分からずアドレナリン(興奮物質)がたくさん出ることになります。
このアドレナリンの放出が、『ドキドキ』とか『ワクワク』とか言われる原因の脳内物質なのです。
行くところ、見る景色、全てが新しい経験ですので、最後にあなたの家に帰るまで、あなたの脳にも刺激が与えられますのでしばらく忘れられない体験となります。
このように、休日毎回で無くても、月に数回だけでも新しい土地に行くだけで、あなたの脳には「いつもと違った新鮮な経験」として記憶に残ることとなります。
それを繰り返していくと、脳内では別の1日として記憶が保存されますので、1年を振り返ってみると、「あれもした」「これもした」という形で残っています。
そうすると、その1年もしくは1ヶ月は、「あっという間に過ぎた」とは違う感覚になるのです。
日々を充実させるためのには、『イベントに参加する』という事も良い行動です。
これも、『動の休日』に当てはまります。
何も大きなイベントに参加しなくても大丈夫です。
例えば、「いちご狩りに行く」「ミュージカルを見に行く」「町内会のお祭りに行く」といった事で構いません。
それだけで、家のことをしたり、ゆっくりテレビを見るような「静の休日」とは異なりますので、記憶として残りやすい行動です。
さらに、浴衣を着たとか、写真を撮ってアルバムを作るなどすると、「いつもと違う楽しい1日」として記憶に残りやすくなります。
そうすると、いつもと違う別の1日として記憶されますし、毎年違ったフルーツ狩りに行くと、今年はこうだった、去年はこうだったと別の経験として脳に記憶されます。
それなので、時々は充実した日を過ごすために、イベント事に参加するのはいかがでしょうか。
充実した日々のためには、運動や筋トレもオススメです。
特に普段、会社と家の往復だけをしているとか、休日は家でゆっくりしている人には、日々に運動や筋トレを入れることをオススメします。
社会人になって運動をしていないと、思った以上に筋肉が衰えています。
もしいつも運動することが習慣になっていない人の場合、ちょっとした運動でも脳への刺激となります。
運動をすると心拍数も高くなり、脳に行く血流も増えるため脳の活動が活動しやすい状態になります。
そうなると、記憶力が向上すると研究で解明されています。
いろいろな体験をしっかり記憶できるようになると1年が長く感じるようになりますので、日々に運動や筋トレを取り入れてはいかがでしょうか?
充実感を感じる日々を送るために、ゴルフやスキューバダイビングもオススメします。
特に、ゴルフやスキューバダイビングは日本全国の様々な場所ですることが可能です。
同じことを繰り返すと、記憶が凝縮されてしまうというお話はしましたが、ゴルフやスキューバは毎回プレイする場所を変えることが可能です。
また、海外でプレイする事も可能なのです。
新しい場所・知らない場所に行くだけで少し緊張感を持ってその日1日を過ごすことになりますし、旅行気分で新しく行った地域を楽しむ事も可能です。
また、ゴルフの場合はスコアが出ますので、もっと上手になりたいと目標を持って挑む事も可能です。
スキューバダイビングは、みたいと思う海洋生物を狙って様々な土地に行ったり水中写真で記録する事も可能です。
そのように目標・目的が立てられる運動は、長続きすることが出来るのもメリットがあります。
今年はこの国でプレイしよう、どこの海を潜ろうと毎年目標を作って達成させると、それらは別々の記憶として残りますので、日々が「あっという間」に過ぎてしまうと感じることもなくなるでしょう。
登山やハイキングも、充実した日々を過ごすのにオススメの運動です。
登山やハイキングは数時間で達成感を感じることが出来る運動です。
日々お休みの日は家でゆっくりしている場合、1日出かけるだけで
また普段ビルの中で仕事をしていると、森の中に行くだけで気分転換になります。
さらに、登山やハイキングは頂上に登った時の達成感や充実感があります。
登山やハイキングルートはいろいろあるので、毎回違う山やルートを自分で調べて行く楽しさもあります。
また、日本には『100名山』と呼ばれる山々もありますので、1つ1つ攻略していく楽しさもあります。
そのような行動をすることで、1回1回違う記憶として脳に残っていきますので、1年を長く感じるようになるのです。
充実した1日を過ごすためには、温泉・サウナに行く事もオススメです。
ご存知の通り、温泉は全国にいろいろ有名な温泉があります。
さらに最近ではサウナは簡単に気分転換やリフレッシュが出来る方法として若い方も楽しんでいます。
いろいろな地域の有名な温泉地に出向いたり、Website『サウナイキタイ』に載っている有名なサウナ施設に1つ1つ行ってリフレッシュする事も休日楽しみの1つとなるでしょう。
楽しい出来事は記憶として残りやすいです。
また、自分で行きたいところを1つ1つ調べて行った・これから行くと反復して考える行為は、記憶に残りやすい行動です。
それなので、このような行動も1年を長く感じさせる行動につながるのです。
充実した1日を過ごすためには、神社仏閣に行く事もオススメです。
神社仏閣に行ってお祈りする行為は、自分の考えと深く向き合う行為にも繋がります。
神聖な場所に出向いて心が洗われる気分になるだけでなく、神社仏閣は人によっては歴史や建築を楽しんだり『御朱印集め』を楽しんだりする事もできるでしょう。
さらに、近場の神社仏閣から初めても、日本全国に神社仏閣がありますので、いろいろな地域に出向く事も楽しい『動の休日』となるでしょう。
1年があっという間に過ぎるような日々を送らないためにも、全国の神社仏閣に足を伸ばしてみてはいかがでしょうか?
充実した1日を過ごすためには、家族や友人と近場に出かける事もオススメです。
例えば、家族や友人とディズニーランドやUSJに行くことは、楽しい思い出として記憶に残ると思いませんか?
また、美術館や水族館、動物園に行く形でも構いません。
誰かと一緒に近場のお出かけスポットに出掛けて、一緒にご飯を食べて一緒に写真を撮る、それだけで楽しい思い出となります。
例えば私は、友人とバンジージャンプに行ったり、滝行に行ったりしたことがあります。
その時の楽しさは時間が経っても覚えていますし、少なくともそのような行動は1つ1つ別の日の記憶として脳に残っています。
それなので、そのような経験をした日々は「あっという間に過ぎてしまった日々」とは別物なのです。
前項目では、実際に私が日々を充実させるためにやっていることのうち、真似やすいものをお伝えしました。
ただし、人の興味があることは様々です。
それなので、あなたが充実した日々を送り、1年があっという間に過ぎてしまったと感じないためには、あなたが楽しめることをすることが重要になります。
それなので、そのためにあなたがやるべき事を下記に示します。
あなたは、あなたの趣味は何ですか?
あなたは、その質問にはっきり答えられますか?
私の元同僚は、「土日や平日の夜にいても何をしたらいいか分からないから病院にいる」と言って、いつも夜中まで病院にいる医師がいました。
趣味がない人は月曜日から日曜日まで同じような日々を過ごして、休みの日にも何も平日と同じ行動をとっていまいます。
それなので、もしあなたがすぐに趣味が思い浮かばないようなら、今からでもいいですので趣味を探してみたらいかがでしょうか?
考えても思い浮かばないというようでしたら、前項目で私が示した秘訣のどれかを真似してみてはいかがでしょうか?
いつもと少し違う日々を過ごしてみると、いろいろなことが新鮮で1年経った後でも明瞭な記憶として残っていることに気がつくでしょう。
そのような日々を少しずつ重ねていくと、いずれ1年のうちに「あれをした」「これをした」という記憶が残っていて「あっという間に過ぎた1年」とは異なっていることに気が付きます。
また、もしいくつか趣味が思いつく人の場合、以下の質問にはどう答えるでしょうか?
あなたはどのくらい趣味の時間をとっていますか?
社会人になると、日々仕事に追われ、休日になると家事や身の回りのことをやっている、もしくは疲れを取るために寝溜めしたり動画を見て1日が終わることはありませんか?
日々を充実させるためには、『動の休日』が重要です。
いくつか趣味があったはずなのに、思い返してみたら最後に楽しんだのは数年前だったということはありませんか?
そのような場合は、これを機に、趣味の時間を意識的に定期的にとってみてはいかがでしょうか?
もう一つ、1年を充実させるためにあなたにオススメなのが、『やりたいことや夢を探す』ことです。
あなたには、やりたいことや夢があって、そのために時間を割いていますか?
社会人になると、日々が仕事に追われている人が多いのではないでしょうか。
それが楽しいことで、あなたのやりたいことなら人生を充実させるとても良いことです。
ですが、あなたの仕事とやりたい事・興味がある事と異なることも多々あるでしょう。
それならば、あなたの時間が取れる日にあなたのやりたい事や夢を叶えることをしてみてはいかがでしょうか?
あなたの夢を叶えるためにいろいろしていると、休みの日にぼーっとしている時間はないはずです。
それが日々を充実させてるのではないでしょうか?
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私の夢は、世界中を回っていろいろな国や都市に行って、そこでしかできない経験をする事です。
しかし、それは私の医療従事者としての仕事とは異なる事でした。
社会人となってしばらくは、生活のほぼ全てが仕事で、少し時間があれば寝て体力維持に努めていました。
ですが、そのような日々が「充実していたか」というと疑問があります。
今は、仕事以外に自分が何をやりたいかということを考え、そのための時間も意識して割くようにしています。
そうすることで、自分の夢を少しずつ叶えて、充実した日々を過ごすように心がけています。
さらにいろいろな国に行くことは私の記憶として残り、1年があっという間に過ぎたとは感じられないようになってきました。
楽しく充実した日々を過ごせるには、自分で行動をすることが重要になってきます。
何も動かないのに、「人生が充実する」ということは残念ながらかなり難しいと思います。
人は平等に歳をとります。
せっかくなら、あっという間に過ぎ去ってしまう日々ではなく、楽しくて充実した日々だったと思える1年を過ごす人生を送ってみませんか?