あなたは、ミニマリストという生き方を知っていますか?
ミニマリストは、必要最小限のものだけを所持して生活している人のことを言います。
そのためミニマリストのような生活をしていると、家の中はいつもすっきりと整っており、余計な浪費を減らすことが出来るようになるなどのメリットがあります。
しかし、時にミニマリストは、「ケチ」「みすぼらしい」などと思われてしまうこともあります。
これは、極端にミニマリズムを追求し、気づかないうちに周りにもミニマリストを押し付けてしまうために起こってしまいます。
それなので、今回は『嫌われるミニマリストにならないための、やりすぎない注意点』についてお伝えします。
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嫌われるミニマリストにならないための注意点は、以下の4つです。
嫌われるミニマリストにならないための注意点は、大事な人間関係まで捨てないということです。
ミニマリストを目指す時、家に中にある物質的なものを減らす以外にも、いやいや付き合いのあった人間関係を減らそうとする人がいます。
人間関係を見直すということは、これまでは付き合いで出席するといったようなあまり快適ではない時間にあなたの時間を費やす事を減らすことです。
それによってあなたは、
といったメリットを享受することが出来ます。
ですが、ミニマリズムに熱中するあまり、人間関係の見直しをやり過ぎてしまって、大事な人間関係も簡単に捨ててしまう原因にもなります。
何故なら、ミニマリストを目指して物を捨て始めたときは、『捨てている』ということに満足感や充実感を覚えて、捨てるという行為をただ楽しく感じてしまう時期があるからです。
ですが、私たちは誰かと話したり一緒の時間を費やすことで、楽しいと感じたり、癒されたりすることもあります。
あなたにとって大切な人と過ごす時間は、決して『いやいや付き合いで過ごす時間』ではないのです。
それなので物を捨てるのが楽しい時期は、あなたにとって癒しとなる大切な時間を過ごす人さえ捨ててしまわないように気をつけましょう。
嫌われるミニマリストにならないためには、必要な出費までケチらないということが大事です。
ミニマリストになると、家に中にあるモノ増やさないためにも、なるべく物を買わないようにしようとする意識が働きます。
そのため、自然と不要な出費=浪費を嫌厭する傾向にあります。
それが行き過ぎると、本来は必要な出費さえ、浪費を捕らえてケチってしまい、それが不利益を生む原因にもなりかねます。
例えば、
といったような事をすると、出費を抑え過ぎて結局は不利益を被ることにもなるので、物を増やさない・出費を抑えることに興味があってもやり過ぎには注意しましょう。
また、友達にご飯を誘われても浪費をしたくないが故に何度も断っていたら、相手を不快にさせますし、そのうち誘ってもらえなくなることも考えられます。
あなたにとって大事な友人なら、その人と過ごすための費用は、浪費ではなく必要な出費です。
物を増やさない・買わないことに興味があっても、あなたの健康や人間関係にとって必要な出費はケチらないようにしましょう。
嫌われるミニマリストにならないためには、他人までミニマリズムを強要しないことが大事です。
ミニマリストになるために家の中のものを減らしていくと、あなたは物を減らすメリットを色々と体感することになるでしょう。
例えば、以下のことを体感しませんか?
上記の感覚は、ミニマリストでなくても一般的にそのような効果がある行為は良いことと思われがちです。
それなので、良いと思うものは家族や友達に勧めたくなりますよね。
ですが、ミニマリズムを他人に押し付けるのはやめましょう。
何故なら、人によっては以下のように全く違う価値観を持っていることもあるからです。
私も以前は、物を減らして部屋の中がすっきりと綺麗になることを周囲の人に強く勧めていたことがありました。
片付いていて綺麗な部屋にいると、とてもすっきりとした気分になるからでした。
ですが、人によっては、『ものが少なくて片付いた部屋に住む』ことに意義を感じないことも多々あります。
それどころか、消耗品の予備がたくさんあり、手の届く範囲に必要なものが全てある状況の方が住みやすいと感じる人もいます。
住む部屋の状況やお金の使い方の好みは人それぞれです。
物を減らすメリットを他人に伝えることは良いことですが、他人とあなたの状況が違うので、ミニマリストになることを強要するようなことはしないようにしましょう。
嫌われるミニマリストにならないためには、他人の物を勝手に捨ててはいけません。
ミニマリストになるために家の中のものを減らしていくと、いつでも『あなたが不要だと感じたら』物を捨てるのが癖になってしまうこともあります。
自分のテリトリーだったらいいのですが、他人の領域で勝手に物を捨てようとするのはやめましょう。
あなたが不要と感じた物でも、人によっては必要と感じているものもあります。
例えば、カリスマホストでミニマリストでもあるローランドさんが、HIKAKINさんの家で断捨離を手伝った時の動画を見てみましょう。
ローランドさんが捨てる物を選択していると、徐々にHIKAKINさんが不機嫌になってきているのが見て取れます。
私もこの動画を見た時は、ローランドさんの言っていることが正しいし、どうしてHIKAKINさんはローランドさんに断捨離の手伝いを頼んだのに捨てられないのだろうと疑問に感じました。
ローランドさんは最終的に、捨てるか捨てないかはHIKAKINさんの意向を大事にしていました。
そうなのです。
人によっては不要なもの・ゴミに感じても、別の視点から見るととても大事な思い出だったりします。
それを無理に捨ててしまうと、相手を不快な気持ちにさせてしまうのです。
それなのであなたがミニマリストで綺麗な部屋にいることを好んでいるとしても、家庭や社会生活の中で、他人の思い出を勝手に捨てることはやめましょう。
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私は物が少なくして、簡単に整理整頓できるような生活をすることを目標としています。
それなので、ミニマリズムという考えに賛同しています。
ですが、それは私の思いであって、周りの人を巻き込むものではありません。
物を減らすことによって感じた恩恵が、必ずしも他の人が同じように感じるとは限らなのです。
それなので、嫌われるミニマリストにならないためにも、あなたはあなたの生活を楽しみながらも、他の人に過度にミニマリズムを押し付けることには気をつけてください。