あなたは痩せたいと思っていますか?
痩せたいと思っている人は、食欲に対して大抵共通の悩みを持っています。
大抵、そういう発言をする時はニコニコ笑って幸せそうで、そのような人は、本当に食べる事が大好きなのだと感じます。
そしてそれ以上に感じられるのが、
という事です。
それなので今回は、食べることが大好きで、食べたいという欲求を抑えられない人に向けて、ダイエットが成功する習慣化すべき痩せる思考法についてお伝えします。
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まず、痩せたい人が必ずやってしまい、絶対に失敗してしまう思考法をお伝えします。
それは、以下のことです。
食べたいけれど我慢しないと痩せないんじゃないの…
と、あなたは心配になるかもしれません。すでに、「食べたいけれど我慢している」状況ですか?
実は『我慢をする』ということは、ストレスが溜まってしまい続きません。
そして、我慢の頂点まで来たら、ある瞬間から突然に過食に走るということが起きます。そして、食べてしまったことに罪悪感を感じ、また「食べない」ということを始めます。
これが、『過食と拒食』の始まりで、人によってはこれを繰り返す生活を送ってしまいます。
ですが、これは成功しているダイエットとは言えません。拒食時に一時的に痩せている時期もあるかもしれませんが、急に大量のカロリーを摂取したり、急にカロリーを極端に抑えることは体にとって良いことではありません。
そのうち、糖の代謝機能が悪くなり、耐糖能異常(空腹時の血糖値が正常値より高くなる)という状態になり、糖尿病になる恐れも出てきます。
それなので、『食べたいけれど我慢する』というダイエットはかなり意志の強い人以外は成功しないどころか病気になる恐れもあるので、避けるようにしましょう。
それでは、痩せたい人が、ダイエットに成功するために習慣化すべき思考は、以下の通りです。
あなたは食事の時間以外に、どんな時に食べ物を口にしていますか?
よくあなたの行動を思い返してみて下さい。
あなたは少し時間が空いた時に、食べ物を口にしているということはありませんか?
勉強や仕事に集中している時は、食べたいという欲求が急に頭に浮かぶことはないかと思います。
それよりはふと手を休めた時に、何か食べ物を探している時はありませんか?また、1日暇な時に、常に何かを口にしているということはありませんか?
つまり、私たちはふと時間が空いた時に、食べ物を探したり無意識に何かを口にしてしまうのです。そしてそのような時は、お腹が空いたから食べるのではなく、口寂しくて物を口に入れている時もあるのです。
ただ、口寂しいから物を入れることが癖になってしまうと、体重が増える原因にもなってしまいます。
それなので、なるべく暇な時間=間食をする時間は作らずに何かをするように心がけましょう。
最初にオススメする方法が、「食べたい」と思うことを意識的に中断することです。
前項で、私たちはふと時間が空いた時に口寂しいから食べ物を口にする人が多い話をしましたが、実際は常に忙しくしていることが難しいです。
それなので、あなたが時間が空いた時に「お腹が空いたから、何か食べようかな」と思ったら、意図的に別のことに意識を向ける努力をしてみましょう。
例えば、食事の時間はまだだけど小腹が空いて何か食べたいと思ったら、
など、あなたが楽しいと思う別のことを始めてみてください。
楽しいことをしている時は、空腹であることも忘れてあっという間に時間が過ぎますよね。
もしあなたが痩せたいと思っていましたら、飲酒を減らすこともお勧めします。
アルコールを飲んだ後、〆のラーメンを食べに行くという話を聞くことはありませんか?
アルコールを摂ると、肝臓でアルコールを分解するときに糖が使われるので、血糖が下がります。血糖が下がるとあなたの脳は糖を体内に取り入れるために『お腹が空いた』という信号を出します。
一部の研究では、アルコールを摂取すると食事量が7%上がるとも言われています。それなので、アルコールを摂取すると、食欲が増して太る原因になるのです。
あなたがアルコールが好きで、飲み会の後に食事をする癖がありましたら、痩せるためにも意識してアルコールを控えることをオススメします。
痩せたいなら、家にある作り置きや保存食を極力減らすこともお勧めします。
あなたが間食をするとき、わざわざ料理して食事を準備したりはしないですよね。
大抵は、冷蔵庫や棚を開けて何かすぐ食べれる物がないか探すかと思います。
それなので、冷蔵庫の中の作り置きや棚の中のお菓子などの保存食を無くしておけば、口寂しくなった時に買いに出ないと食べ物を口にすることができません。
あなたがそれが面倒だと感じれば、すぐには口に物を入れることを諦め、コーヒーやお茶などを飲んで小腹を満たすことで代用するでしょう。
私も一時期お腹が空いていないのに口寂しいから口に物を入れるという自分の間食癖に気がついた時、わざとお菓子を一切家に置かないということをしました。
家に間食出来るものがないと、わざわざ出かけるのも面倒で飲み物でお腹を一時的に満たすようにしました。そうしているうちに、今は小腹が空いたら最初に飲み物に手を出すということが習慣化され、食べ物を口に入れることがなくなりました。
あなたもお腹が空いていないのに食べてしまう間食癖があるなら、家の作り置きや保存食を無くすことをオススメします。
間食の習慣を減らすために、3食の食事時間以外の時間に食べるのをやめることもお勧めします。
あなたは、3食の食事以外に食事時間として食べることはありますか?
私の田舎は、午前10時と午後3時におやつの時間がありました。
成長期の子供や、1回の食事量が極端に少ない人の場合は、活動量に比べて摂取エネルギーが足りないので間食することが重要です。
ですが、成人では間食が必要なことはそれほど多くはなく、逆に子供の頃の間食が習慣になったことで摂取カロリーオーバーになり太る原因にもなります。
ただ、この時に「食べたいけれど我慢する」という思考はしないでください。やりたいことを我慢するという思考は長続きしません。
それなので、何か口に入れたくなったら、飲み物を飲む、飴を舐めるなどの方法で対応して下さい。
新しい習慣は2週間で定着すると言います。それなので、間食することが習慣化してしまった人は、意識して最初の2週間、間食をしないという新しい習慣を身につけるように努力してみてはいかがでしょうか。
あなたも痩せたいと思っていましたら、食事時間以外の間食はやめるように心がけましょう。
あなたは、1ヶ月で痩せたいと思っていませんか?
極端に期間の短いダイエットや1品目摂取ダイエット(りんごダイエットなど)など極端にカロリー摂取制限を計画すると、大抵上手くはいきません。
1品目摂取ダイエットは、極端な低カロリー摂取と栄養素が偏る原因となります。極端に糖分摂取が少ないと、日常生活で頭がぼーっとしたり、低血糖発作で意識が遠のく原因にもなります。
そうすると、ダイエットの成功にはなりません。
ダイエットを成功させるには、
ということが大事です。
そのためには、短期間にご飯を食べないことをするのではなく、まずはあなたの日常の食生活を意識的に変えていくことを目標として下さい。
日常生活の隙間時間を食べることに使うのではなく意識的に他のことをしたり、間食する代わりに飲み物を増やすことで自然と食生活が変わり体重も減っていきます。
あなたも痩せたいと思っていましたら、短期の無理なダイエット計画を立てるのではなく、まずは意識改革から行なってみてはいかがでしょうか。
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私は以前ぽっちゃりしていて、痩せたいと思い色々なダイエットを試しました。
その時はいつも、「食べるから太るんだ。食べることを我慢しよう」と何度も思っていましたが、結局その我慢は食事数回分しか続きませんでした。
その時にふと、「いつも食事を我慢しているけど、なんで痩せないんだろう」と自分の食生活を見直してみたところ、ちょっとした空き時間が出来たり、仕事の合間の息抜きの時に、無意識に食べ物を探している癖があることに気がつきました。
ですが、それはお腹が空いたから食べているのではなかったのです。
ちょっとした隙間時間ができると、それほどお腹が空いてもいないのに口寂しいから食べ物を口に入れる癖でした。
その時に、「それなら、その癖を直したら痩せるかもしれない」と思い付きました。
それからは、少し時間ができた時に無意識に食べ物を口に入れようとする度に、「今は食べない」と食べ物を食べずに戻すようにしました。
人間は不思議なもので、無意識に食べ物を口に運ぶ癖を意識的にやめようとしているうちに、今度は「今は食べない」と思うことが新しい癖になり、自然と1日3回の食事の時のみ食べ物を食べるようになりました。
この時に大事だったのが、『食べることを我慢する』ではなく、意識的に食事に関する思考を変えて、
という意識改革が必要になります。
あなたも無意識に食べ物を口に運ぶ癖がありましたら、今後は新たな「食べない癖」を意識的に付けませんか?