FIREしても有意義に休みを使えない人の特徴とその対処法とは?

あなたは、早くFIREをして、自由に時間を使いたいと思っていますか?

一部の人にとって、FIRE(経済的自立と早期退職)は夢の生活ですよね。

私は医師として働いており、以前は大学病院に勤めていてほとんど休みなんか無い日々を過ごしていました。

その時には、早くFIRE (financial independence, retire early)をして、日々ゆっくり過ごしたり、自分のしたいことをする日々を送ることを夢見ていました。

 

ですが、その反面『FIRE失敗』という言葉も時々耳にします。

実際にFIREしてみたら、

  • 毎日暇で何もすることがない
  • 誰とも話さず1日が終わってしまった
  • やろうと思っていた事が結局できずにいる

ということは時々耳にします。

 

しかし反対に、そういった生活を数年続けてていても全く飽きないという声も聞こえます。

 

あなたは、自分がFIRE後の自由な時間のみの生活に耐えられると思いますか?

もし耐えられそうもなければ、憧れのFIREをしてもその生活は失敗に終わってしまいます。

かくいう私も、サイドFIRE出来るのに結局仕事を1ヶ月間に20日くらい入れてしまって、常勤(会社員)として働いている日々もありました。

それでもせっかくサイドFIREができる状態になったので、日々遊びを生活に取り入れていくうちに、うまくFIRE後の日々を楽しめるようになってきました。

それなので、今回は実際にサイドFIREした私が、

どういった人がFIRE後の生活に失敗しやすいのか、どうしたら失敗せずにFIRE後の生活が出来るのかをお伝えします。

 

今回の記事は、以下の人にオススメの記事となります。

今回の記事がオススメの人とは?
  • FIRE後の生活に心配がある人
  • FIRE後の生活の想像が出来ていない人
  • FIREしたいが、その後に何をしたいかが決まっていない人

スポンサーリンク

FIREしても有意義に休みを使えない人の特徴とその対処法とは?

それでは、せっかくFIRE(経済的自立と早期退職)をしても休みを有意義に使えない人の特徴とその対処法について、順序立ててお伝えします。

  1. FIREしても有意義に休みを使えない人の特徴とその対処法とは? ①FIRE生活を失敗してしまう人の特徴とは?
  2. FIREしても有意義に休みを使えない人の特徴とその対処法とは? ②FIRE生活を失敗しないための対処法とは?
  3. FIREしても有意義に休みを使えない人の特徴とその対処法とは? ③オススメのFIRE生活とは?

 

FIREしても有意義に休みを使えない人の特徴とその対処法とは? ①FIRE生活を失敗してしまう人の特徴とは?

それではまず、FIREしても有意義に休みを使えない人の特徴を上げていきます。

FIREしても有意義に休みを使えない人の特徴とは?
  1. 性格が真面目
  2. 仕事を休むことに罪悪感を感じる
  3. 遊ぶことに慣れていない
  4. コンフォートゾーンから抜けられない
  5. 収入がないことへの不安がある

1. 性格が真面目

真面目な性格な人は、『毎日予定無くゆっくりする』という生活スタイル自体が合わないかもしれません。

FIREをすると、毎日が自由な時間になります。

これといった決まった予定はないので、何かをしたければ自分で決めるしかない毎日になります。

会社員として仕事をしていると、自分が意図しなくても毎日何からしないといけない仕事が目の前にあります。

 

それに対してFIRE後の生活は、自分で決断をしないと毎日する事が決まらない生活です。

毎日何かを決断するとは、意外にも疲れる作業です。

それをする毎日か、しないと何もする事が決まらない毎日を過ごすことは、真面目な人の場合、しんどくなってしまうかもしれないです。

場合によっては、これまでの会社員としての生活の方が楽だったと感じで、FIRE生活を辞めてしまう可能性もあると思います。

2. 休むことに罪悪感を感じる

これまでずっと会社員として働いてきた人は、『休むことに罪悪感を感じる』ことも多いかと思います。

FIREをするための準備をしてきた人こそ、目標を決めて頑張って働いてきた人が多いのです。

そのような人は、週5日働くのが当たり前の生活を長年続けてきたでしょう。

更に、一生懸命働くだけでなく、不要な休みを取ることも憚られたかと思います。

場合によっては、会社員として働いている時間以外の時間を副業に充てていた人もいるでしょう。

そのような生活をしてきた人が、急に永遠の休みを手に入れると、働いていないで生活していることに罪悪感を感じる事が多々あります。

特に日本には、『働かざる者食うべからず』という言葉もよく知れ渡っている社会です。

 

FIRE達成者の生活とは、まさに『働いていないのに(不労所得によって)食べれてしまう』毎日です。

それなので、これまで真面目に働いていた人なら、何日か休んだ後に

あれ?これでいいのかな?

と休んでいることに罪悪感が芽生えることも不思議ではありません。

FIRE後の生活をしっかりと思い描いていないと、この『働いていないことへの罪悪感』から、また働き始めることで心の安定を図る人も出てくるでしょう。

3. 遊ぶことに慣れていない

FIREをした後は、毎日遊んで生活ができます。

ですが、残念ながらこれまで会社員としてFIREを目指して資産形成を一生懸命してきた人、更に資産形成のため浪費をせずに生活してきた人なら尚更遊ぶことに慣れていない人がほとんどです。

 

そのため、FIREして毎日時間が出来ても、何を楽しんで良いか分からない人もいます。

例えば会社員の中でも、休みの日を上手に使えない人っていませんか?

私の周囲にも、

休みの日に何をしたらいいか分からないから、(時間潰しに)やる事がある職場に来た

という同僚がいます。

自分の好きなこと、やりたいことが分からないのです。

特にその同僚は親が医師で、学生の時はずっと医学部に入るための勉強をしていた、医学部生になったら医師国家試験に受かるための勉強をしていたと言っていました。

それなので、自分の意思で自分のやりたいことをしたこともないですし、何をしたいのか考えたこともなかったと言っていました。

 

FIREを目指す人も、似たような傾向が考えられます。

何年もの間、FIREするための資産形成の目標金額を見据えて、ひたすら節約と貯蓄に励んできた人は、いつの間にかFIREして楽するはずが、『FIREをすること』自体が人生の目標になっている人がいるのです。

その場合、実際にその目標が達成してしまったら、次に自由な時間を手にした後どう遊んだら良いのか分からなくなってしまうのです。

4. コンフォートゾーンから抜けられない

あなたはコンフォートゾーンという言葉は聞いたことはありますか?

コンフォートゾーンとは、端的に言えば『心地よい空間』です。

それは、大きな変化がなくその先がある程度見えている場所を指します。

私たちの日常生活は、このコンフォートゾーンの中での生活と言って過言ではありません。

毎日何をしたら良いかが大体決まっていて、それをするにはどこにいったらよいか、何時になったら何をしたら良いかが決まっている生活です。

それは、『安定感、安心感』とも言いますが、反面目新しさがなくてドキドキワクワクすることのない日常です。

 

私たちは、このコンフォートゾーンを抜ける時に感じる『ドキドキ、ワクワク』を、『楽しい』と感じるものなのです。

例えば、夏休みに知らない土地に行ってみたり、海外に行ってみる時には、かなりドキドキしたり、緊張したりしますよね。

それは日常生活から離れて、先が予測できないところに身を置くからこそ感じられる楽しさなのです。

 

普段、このコンフォートゾーンから抜けたいという考えがない人は、FIRE後の生活は馴染めない可能性があります。

 

FIRE生活とは、毎日何をしたら良いか決まっていない生活です。

それなので、人によっては海外移住したり、国内でも生活費の安い地方に移住するFIRE民も多く見かけます。

いわゆる、今までの生活、少し先の読める生活から抜け出して、せっかく自由に使える時間を最大限利用して新しい生活を始めるのがFIRE生活の醍醐味です。

 

このコンフォートゾーンを抜けるには、実は大きなエネルギーを使うのです。

引っ越しや転勤もコンフォートゾーンから抜け出す1つの手段です。

ですが、引っ越しや転勤をエネルギーを使わず軽々こなす人はかなり少ないですよね。

あなたがFIRE後の生活を楽しみたいと思っているのでしたら、一度『コンフォートゾーンを抜ける』ということを意識してみてください。

5. 収入がないことへの不安がある

FIRE前は、毎月所属している仕事先からの収入がありますが、FIREして退職した後は基本的には会社からの決まった収入無くなる生活になります。

実は、この『定期的な収入』は、金銭的なメリットもありますが、収入があるという『精神的』な安定の役割もあるのです。

ですが、FIREをしたらこの労働の対価としてもたらされていた定期的な収入は無くなってしまいます。

 

これまでFIREを目指して節約しながらかなりの金額を貯蓄に回していた人なら尚更、何年もあったそれが無くなっってしまうと心細さを感じてしまうでしょう。

FIREをするということは、本来なら資産や不労所得があることが前提なので収入がなくても生活が安定しているはずなのです。

ですが、これまで何年もしくは何十年も定期的にあった収入が無くなるだけで、なんとなく不安で物足りなさを感じそうではありませんか?

 

そうなると、せっかくFIREしても、FIRE後の生活で収入がないとお金をかけて旅行に行ったり、楽しいことをするなどお金が減る行動に躊躇してしいます。

それが原因で、人によってはせっかくFIREしても、有意義に休みを使えなくなってしまうことがあるのです。

スポンサーリンク

FIREしても有意義に休みを使えない人の特徴とその対処法とは? ②FIRE生活を失敗しないための対処法とは?

上記の項目て、FIREしても有意義に休みを使えない人の特徴はよくわかったと思います。

それでは、次にFIRE後の生活で有意義に休みを使うための対処法をお伝えしていきます。

FIREをした後、有意義に休みを使うための対処法とは?
  1. 定期的な習い事をする
  2. 毎週、温泉などの遊びの予定を入れる
  3. 収集癖をくすぐる事をする
  4. ちょっとした仕事を入れてみる
  5. FIRE友達を探す

FIRE後にやりたいことがある人の場合は、これらのことはせず、自分のやりたい事を好きなように過ごすのが一番だと思います。

ですが、人によっては仕事が大変で辞めたくて、FIREする事のみを目指して頑張った人もいるでしょう。

そのような人の場合は、『やりたい事があるから早くFIREする』のではなく、『この仕事を辞めるためにFIREを目指す』という目標のために資産形成を頑張ったかと思います。

後者の場合は、仕事を辞めることが目標のため、FIREしたということはすでに

1. 定期的な習い事をする

FIRE後の生活を楽しむために、まずは、定期的な習い事をすることをオススメします。

FIRE生活に入って何もやる予定がないと、朝起きてから夜寝るまで、気がついたら誰とも話していない、一度も家から出ていないということも考えられます。

FIRE生活に入った最初の数週間はそれでも良いかもしれません。

今まで会社員としてしっかり働いてきた疲れを取るのも良いでしょう。

ですが、誰とも話さない・家から出ないという期間が長くなると、メンタル的にも病んでくることが十分考えられます。

 

それなので、まずは家の近くで日中に定期的に外に出る機会を作ることがオススメです。

そのためには、『定期的な習い事』をすることをするのはどうでしょうか?

例えば、

  • スポーツジムに行く、パーソナルトレーニングに通う
  • 英会話に通う
  • 絵画教室などのスクールに通う
  • FIREグループに入ってみる

など始めてみるのはいかがでしょうか?

体を動かすことは良い気分転換にもなります。

また、必ずしも体を動かすことでなくても、地域でやっているスクールに定期的に通ったり、それをきっかけに友達を作ったりするのも良いと思います。

 

私はこれまで、カーブスというジムに通ったり、ホットヨガのクラスに通ったりもしてみました。

前もって数個クラスの予約を取っておくと3日坊主にならずに通い続けられるのもメリットだと感じました。

 

日中陽が出ている時間帯に定期的に外に出ることは、精神的な安定にも繋がります。

FIREして予定が入っていない毎日が続くと人によっては起きる時間が徐々に遅くなり、夜型人間になってしまう可能性も考えられます。

そのような事を防ぐためにも、まずは定期的に習い事を入れてみてはいかがでしょうか。

2. 毎週、温泉などの遊びを予定する

FIRE後の生活を楽しむために、あなたの好きな遊びを定期的に予定に入れてみることもオススメです。

私は現在、定期的に温泉やスーパー銭湯に行く予定を入れています。

私はもともとサウナ好きということもありました。

それなので、今まで行ったことのないスーパー銭湯に片っ端から行ってみています。

 

はじめはスーパー銭湯に行こうと予定していても、当日になって気持ち的に面倒になって尻込みすることもありました。

ですが、友達を誘ったりして何度か続けていくうちに、ちょっと出掛けてスーパー銭湯に行くことは苦にならなくなってきました。

 

簡単に電車で行ける範囲にあるスーパー銭湯に行き終えると、今度は少し遠くの温泉やスーパー銭湯にも行ってみたい気持ちが湧きがあってきました。

それなので、最近では近くのスーパー銭湯巡りが終わった後は、今度は宿泊付きで温泉巡りをやり始めました。

 

また、私はワイナリー巡りも好きなので、サイドFIREしてからは国内外のワイナリーへと訪問しています。

また、時々低山ハイキングをしていますが、それも毎回違うところに行って楽しんでいます。

このように、ちょっとしたことから始めたことが、大きな趣味につながることもありますので、定期的に好きなことで出かける習慣を作ることもオススメです。

3. 収集癖をくすぐる事をする

FIRE後の生活を楽しむために、何か小さな目標を叶えていくのも楽しいことです。

ヒトには、スタンプ集めなどをするときに『完成させたい』という欲求と、それを終えた時の『達成感』を楽しむ感覚があります。

例えば、神社仏閣が好きな人は御朱印集めをする人を見かけますよね。

スタンプラリーなど、いつの間にか真剣になって最後まで頑張って集めきる人もよく見かけます。

 

このようなことを、FIRE後の日常生活に入れていくと日々を楽しむことも可能です。

必ずしもスタンプ集めでなくて問題なく、例えば何か数を集めて成し遂げることで構いません。

例えば私がやっている事として、

  • 47都道府県全部に行ってみる
  • ヨーロッパ全土を回ってみる
  • 全国のスーパー銭湯・サウナに行ってみる
  • 国内外のワイナリーに行ってみる
  • 関東の低山ハイキングルートを巡る
  • 全国のゴルフ場に行ってみる

などが挙げられます。

全部ゆるくやっているので、1年で達成しよう!みたいな強い意思ではないのですが、意識していると色々な事を楽しむチャンスが生まれます。

昨年は、仕事で宮古島に行くことになったのですが、その機会を利用して、空いている時間に宮古島ゴルフに行ってきました。

また、仕事に合わせて山梨のワイナリーや新潟のワイナリーにも行ってみました。

 

このように、1つ1つ物事を埋めていく趣味があると、長期間やりたい事を楽しめます。

4. ちょっとした仕事を入れてみる

FIRE後の生活で、意外かもしれませんが、ちょっとした仕事を日常生活に取り入れてみることも良かったりします。

特に、趣味もなくFIRE後の生活の時間を持て余している人にはオススメです。

まず、仕事がある時は何も予定がない日に比べて、気分的にシャキッとして朝もきちんと起きれます。

朝起きれると1日有意義に時間を使う事ができます。

 

また、仕事をするということはちょっとした緊張感が生まれます。

慣れない事をする事、そして慣れない場所にいる事自体、緊張感があります。

さらに仕事の内容によっては周囲の人とコミュニケーションをとる必要があり、知らない人と話す状態自体も緊張感のある状況に当たります。

実は、全く緊張のない中で生活するよりも、日常生活の中に少しのストレスがあった方が寿命が延びるというデータもあるのです。

それなので、FIREして好きな事やただゆっくりしているだけの状況より、このように少し仕事を入れてみると日常にメリハリが生まれ、寿命も延ばす事が可能なのです。

 

そして何より、仕事をするとその分収入が得られます。

FIREの資産形成があればその不労所得で働かなくても生きていけますが、たまに少し働くことで臨時収入が得られるっていいものですよ。

FIRE後の生活でも、ちょっと頭や体を動かしてその分収入が得られると幸せな気持ちにもなれますし、お金が入るということは精神的にも安定する行為でもあります。

またこのように働くことで、労働や収入を得ることの大切さを再確認する事ができるのです。

 

せっかくFIREしたので、会社員として働いたり、パートとして働くことを勧めることはありませんが、たまに時間が空いた時には仕事を入れてみると良い気分転換にもなりますよ。

5. FIRE友達を探す

FIRE後の時間を有意義に過ごす方法としてオススメなのが、FIRE仲間を探すことです。

何故かと言うと、まずFIREをすると、これまでの会社員時代の仕事仲間と話が合わなくなってくるというデメリットがあります。

会社員時代の仕事仲間と同じ時間を過ごす事がなくなれば、日々経験することも異なりますし、興味関心も異なってきます。

以前は、仕事後に居酒屋で飲んでいる時に馬が合うと思っていた人とも、徐々に話が合わなくなる感覚があらわれるかもしれません。

 

また、FIREすると平日も週末も関係なく時間を作れるようになりますが、仕事をしている友人と時間を合わせにくくなるというデメリットがあるからです。

私も会社員の友達と時間を合わせようとしたら、夜9時以降が良いとか、夜10時までは難しいと言われて驚いた事があります。

確かに自分も働いている時にはその時間でも問題なく合わせていましたが、FIREした後は、夜9時に合わせて外に出るということがだんだん面倒に感じられるようになってきました。

もう少し早く17時ごろに待ち合わせが出来たらお店も混まないのに…と思ってしまいました。

また、せっかく久しぶりにあっても仕事も愚痴ばかりだと、話を聞いていても面白くないなって思うようになりました。

自分が愚痴っていた時は、そういう話も確かに楽しかったのですが。

 

それなので、FIREした後は同じようにFIREした仲間、もしくはFIREすることに興味のある友人を作ることをオススメします。

最近ですと、FIREコミュニティーもいろいろありますので、そういうところに顔を出すのも良いかと思います。

また、そのようなところで出会った人なら、日々どのように過ごしているか話を聞くのも参考になりますし、思いがけない趣味を楽しんでいる人と出会う機会にも恵まれるでしょう。

FIREしても有意義に休みを使えない人の特徴とその対処法とは? ③オススメのFIRE生活とは?

FIRE生活で、オススメなのが『サイドFIRE生活』です。

FIRE後にどうしても叶えたい夢がある人は、フルFIREで良いと思います。

でも、それ以外の人はサイドFIREすることをオススメしたいと思います。

 

サイドFIREとは、資産形成で得られる不労所得と、足りない分少し労働して収入を得ることで生活していくスタイルのFIREです。

 

まず、サイドFIREなら資産形成の目標金額がフルFIRE(完全に資産からの不労所得のみで生活すること)よりも低めに設定できます。

その分、早くFIREする事が出来ます。

そして、これまで仕事をしてきた人にとっては、突然ある日から毎日が休日になると有意義に時間を過ごせない人もいます。

人によっては、何も予定が決められていない毎日に飽きてしまってFIRE生活を失敗してしまう人もいるくらいです。

さらに、やりたい事が見つからない人にとっては、FIRE後の有り余る時間を持て余す人も出てきます。

 

それなので、FIRE後は完全に仕事を辞めてしまうのではなくて、まずは自由な時間に慣れるためにもわざと仕事を少し残す生活をしてみるのはいかがでしょうか?

サイドFIRE生活をしてみて、あなたは完全に自由な生活が合っているのか、それとも少し何か予定が入っている生活が合っているのか確かめてみても良いと思います。

 

真面目に会社員生活をしてきた人は、意外にもサイドFIRE生活の方が精神的にも安定した生活が送れるかもしれませんよ。

スポンサーリンク

まとめ

あなたは、FIRE後にどのような生活をしたいと思い描いていますか?

もしかしたら、今の日常の忙しさから逃れたくて「FIREすること」が最終目標になってはいませんか?

ですが、私たちの生活はFIRE後にも続いていくのです。

真面目に仕事をこなしてきた人ほど、FIRE後の何も予定のない生活を苦痛に感じてしまうかもしれません。

そして、人によっては『FIRE失敗』として、また会社員としての生活に戻ってしまう人もいます。

 

FIREのための資産形成は、それを完成させるために何十年の年月をかける人もいます。

それなのに、せっかく資産形成を終えてFIREした途端に、「こんなはずじゃなかった」ということになってしまったら勿体ありません。

それなので、FIRE後の自由な時間を有意義に過ごすためにも、FIRE後に完全にフリーになるのではなく、少しずつあなたに合った自由を楽しむ時間を作っていくのはどうでしょうか?

drminimalist

Dr.ミニマリスト サイドFIRE予定のフリーランス医師であり、医療コンサルタント。 最近は国内や海外を旅をしながら仕事をしています。 自身の健康を害した時に、ミニマリストや断捨離を知り、身の回りを整理することで症状の改善を認めました。自分の経験から、心とカラダの健康の大切さを実感し、自分の人生を大切に生きるためにFIRE(経済的自立、セミリタイア)を目指して資産形成、投資を実践して自由に生きています。