あなたは、”買わないチャレンジ”という言葉を聞いたことがありますか?
これは、身の回りの最小限のものだけで暮らすミニマリストという言葉が流行った時に、自分に必要なものを見極めるために行なわれたチャレンジです。
ある一定期間、特定の買い物をしないことで、そのモノが本当にあなたに必要なのか、そのモノがなくても生活出来るのではないかということを考えるきっかけとするチャレンジのことです。
今現在、コロナ禍となってお店が閉まってしまったり外出自粛となって買い物を制限されることにより、コロナ前と比べて明らかにあなたの買い物は減りましたよね?
買い物が減ったことにより、あなたはこれまでの生活と比べて「買わなくても生活出来たモノ」がありませんでしたか?
もしコロナ禍に買えなかったけれど、問題なく生活が送れたというモノがありましたら、それはあなたにとって実は不要なもので、これまでの出費は浪費であったたということになります。
これを機会に、ぜひ一緒に「買わないチャレンジ」が出来たものを考えてみて、今後の節約に役立ててみてはいかがでしょうか?
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2020年4月から2021年3月までのコロナ禍に”買わないチャレンジ”をしてみて以下の点に気がつきましたので、あなたも自分の買い物を見直してみてはいかがでしょうか?
コロナ前に比べて外出自粛期間のあった2020年4月から2021年3月の1年間に、明らかに出費が減ったものは何でしたか?
私の場合は、以下の買い物を全くしませんでした。
また、8〜9割ほど減った出費は以下のものでした。
あなたはどうでしたか?
“買わないチャレンジ“と名打たなくても、振り返ってみたらいつもの年と比べて買っていないモノがありませんでしたか?
そのいつもは買うのにコロナ禍では『買わなかったモノ』が、実はあなたにとってそれほど必要なモノでなかったということが考えられます。
もしそうなら、今まであなたがしてきたその買い物は『浪費』であり、今後『節約』出来るポイントでもあるのです。
いつもは買っていたけれどコロナ禍になってみてあなたが『買わなかったモノ』が、本当にあなたにとって必要なモノだったのか見直してみてはいかがでしょうか?
コロナ禍でもした買い物はなんですか?
それは、あなたの生活にとって必要不可欠なモノの可能性であることが考えられます。
私がコロナ禍でも買ったモノは以下のものでした。
この1年の出費を見直してみて、私にとって最低限必要なモノは、主に「食費」と「消耗品」「マッサージ」だけでした。
それ以外には、外出自粛で運動があまりできなかったので、健康維持のためにジムに通っていましたが、これは必ずしも必要ではありませんでしたが、筋トレがあまり好きでなくても健康維持には心がけたいと思いました。
マッサージは、外出自粛期間に家の中で座ってPC作業をしていることが多かったので、腰痛や肩こりの原因となり、マッサージに通いました。
あなたにとっての必要最低限の出費はどんなものですか?
これまでの私の出費で、『浪費』は以下のものが当てはまりました。
これらの出費が全て無駄であったとは思っていません。ですが、お金をかける割合をもう少し考えてから出費しても良かったのではないかと思いました。
この中でも一番高額出費は『旅行代』でした。これを1年全くしなくなったことで、収入からかなりの金額を貯蓄に回すことができました。
外食は、友人と楽しいひと時を過ごせる代わりに、お酒が入るとかなりの高額な出費がありました。同じ友人との楽しいひとときも、時にはお酒を少なめにしたり、行く店を変えたりして、お財布に優しい外食を考えるべきだと思いました。
マッサージにも結構な金額を注ぎ込んでいました。自分の健康維持のためには必要なことだと思っていましたが、もう少しお金を使わずに運動をしながらマッサージも利用したいと思いました。
コロナ禍に”買わないチャレンジ”をすることで、あなたにとって不要な出費だと気がついたモノは何でしたか?
あなたはこの1年、買わなかったことでストレスを感じたモノはありませんでしたか?
私が出費をせずにストレスを感じたことは以下のことでした。
このうち旅行は、自分にとってストレス解消となる大事なことなのだと分かりました。
外食も同様です。仲の良い友人とのひとときは、私にとってかけがえのない時間でしたので、それが無くなってしまったことでストレスを感じました。
これらは必要なモノでもあり、同時に楽しいからこそ『浪費』していたモノでもありました。コロナ禍の”買わないチャレンジ”を経てそれに気がつき、今後は旅行も外食も楽しみながらも、出費をコントロールして節約にも努めようと思いました。
あなたにとって、お金を払ってでもしたい大事なことは何ですか?
では、最後に買わなかったけれど買っても良かったモノを考えましょう。
私がピックアップした”買っても良かったもの”は以下の3つになりました。
コロナ禍でお店が閉まっていたこともあり洋服を買わないことが習慣をなりましたが、衛生面からして下着くらいは1年に1回買っても良かったと思いました。
買わない事が当たり前になると買ってもいいものさえ買わなくなってしまう弊害が出ることを実感しました。
また、壊れた家電を買わないことで生活に不自由さも生まれました。コロナの影響で家電量販店の閉店時間が早まり買い物をできる機会が減ったために家電の買い替えが出来ませんでした。
“買わないチャレンジ”をしていると、買っても良いものさえ買わずに我慢してしまう癖が出てしまうので、必要なものはチャレンジと関係なく買うようにしたいと思いました。
旅費に関しては世の中の情勢上遠出はできませんでしたが、ストレスを感じるくらいなら近場にホテルを取って非日常を味わうなどの工夫をして、ストレスを感じない生活を送るべきだったと感じました。
あなたは、コロナ禍で本来なら買っても良いものさえ買わずに過ごしていたものはありませんでしたか?
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コロナは私たちの生活に大きな変化をもたらしました。
長期間の外出自粛を強要され、それによりお店が閉鎖する事態までなり、私たちの買い物に制限がかかるようになりました。
ですが、この機会を利用してわざと一定のモノを「買わない」期間を設けて、それが本当に自分に必要なモノなのかを判断するいいチャンスとなります。
それが”買わないチャレンジ”です。
今まで周りにモノがたくさんあり、欲しいモノは何でも買いたい時に買える世の中でしたが、コロナ禍を経て、お金の大切さ、モノの大切さを学ぶ機会を得ました。
あなたにとって大切なモノは何ですか?
お金を払ってでも手に入れたいモノは何ですか?
「買いたい」という欲求だけに従わず、本当に必要なもの、本当にお金をかける先を考えて、あなたの人生を実りある楽しいものにしたいと思いませんか?