アンチエイジング効果で健康な体を保つポリフェノールを含む飲み物は?

あなたはいつまでも健康若々しく保つために何かしていますか?

運動をしようと思っているのですが、なかなか出来なくて…

ビタミンのサプリを摂ろうとは思ってるのですが、続かなくて…

何か特別なことを習慣化するってなかなか難しいですよね。

体に良いことと分かっていても、運動が続かない、サプリを飲み忘れてしまうということもあるでしょう。

 

けれど、実は日常生活でも、若返り効果と言われる抗酸化効果のあるポリフェノールを摂取することで体を健康に保つことができます。

 

それなので、この記事では、日常生活の中でも続けられる、飲む若返り健康法・ポリフェノールについてお伝えしたいと思います。

 

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若返り効果のあるポリフェノールの含まれる飲料とその効果とは?

 

若返り効果のあるポリフェノールって、どんな飲み物に含まれているの?

ポリフェノールは、植物に含まれる、苦味渋みの成分を言われていますので、以下のような飲み物に含まれています。

 

では、これらの飲み物の含まれるポリフェノールは、どのような特徴があるのでしょうか。

 

若返り効果のあるポリフェノールって、どんな効果があるの?

まずは、ポリフェノールについて学びましょう。

ポリフェノールとは、

  • 苦味色素の成分で、ほとんどの植物に存在します
  • その種類は、5,000以上と言われています
  • 抗酸化作用が強い
  • 水に溶けやすい、熱に強い

という特徴があります。

 

ここにある、『抗酸化作用』という働きが、体にとって「若返り=アンチエイジング」とも言われる作用になります。

 

アンチエイジング効果のある抗酸化作用とは、どういった作用なの?

抗酸化作用とは、簡単にいうと、「酸化を抑える作用」ということです。

金属が、酸素と結びついてダメージを受けることを、「錆びる(さびる)」と言いますよね。

それと一緒で、体に入った酸素の一部は「活性酸素」という状態になり、この活性酸素は毒性があります

そのため、細胞を酸化させて細胞にダメージを与えてしまうのです。

そして、活性酸素による酸化で細胞を傷づけることを防ぐことを「抗酸化作用」というのです。

 

酸素が活性酸素になる原因は、

ストレス・タバコ・激しい運動・多量の飲酒・紫外線

などの影響を受けると言われています。

 

そして、活性酸素の影響でダメージを受けた細胞は、

老化・がん化・生活習慣病など

の原因になると言われています。

 

それなので、抗酸化作用のある飲み物の効果をうまく利用して、アンチエイジング効果を発揮して若くて健康な体を保つように心がけましょう。

 

また、ポリフェノールは、水に溶けやすいので短時間で体から排出されてしまいます。

体内に留まれるのは3〜4時間とも言われていますので、1日に何度か摂取する方が効果がいいです。

熱に強いので、加熱してもその効果は薄れません。

 

若返り効果のあるポリフェノールが含まれた飲み物とその効果とは?

それなので、一概にポリフェノールといって5,000種類以上あります。

それなので、飲み物によって、含まれるポリフェノールの種類が違うのです。

 

どんな飲み物がどのようなポリフェノールを含むかによって、効果が変わってきます。

 

 

コーヒーに含まれるポリフェノールとその効果は?

コーヒーに含まれるポリフェノールは、コーヒーポリフェノールクロロゲン酸)といわれるものです。

コーヒーポリフェノールは、

  • 脂肪の消費を上げる
  • シミを少なくする

ことが言われています。

それなので、痩せたい人、顔のシミを少なくしたい人に効果のあるポリフェノールです。

 

特に、シミの効果は、1日のコーヒー摂取量が1杯未満の人に比べて、1日2杯飲んでいる人で優位に効果があります

それなので、1日4〜5杯も飲まなくても効果は十分に出ます。

 

コーヒーは飲みすぎると、夜眠れない・胃が痛い・下痢になるという症状も報告されています。

それなので、コーヒーの飲み過ぎには注意しましょう。

 

紅茶や緑茶に含まれるポリフェノールとその効果は?

紅茶緑茶に含まれるポリフェノールは、カテキンと呼ばれる成分です。

カテキンには、

  • 抗酸化作用
  • 抗がん作用
  • 抗コレステロール作用
  • 血糖値上昇を抑える
  • 殺菌・抗菌作用
  • 虫歯・口臭予防作用
  • 肥満予防・脂肪低下作用

があると言われています。

 

カテキンは、活性酸素により生じた細胞のDNA損傷を抑制させる働きがあります。

細胞を保護してくれるので、抗酸化作用・抗がん作用があると言われています。

 

この時、カテキンは、1回に多量に取るよりも、1日何回かに分けて取った方が効果があります

このことは、ポリフェノールは水に溶けやすく数時間で体内から排出されてしまうことからも説明がつきます。

 

また、カテキンは、コレステロールの中でも動脈硬化を引き起こす原因となるLDLコレステロール(悪玉)を減少させる抗コレステロール効果があります。

この時、血管にとって良い作用をするHDLコレステロール(善玉)は減少させませんので、さらに体にとっていいとされています。

 

ココアやチョコレート飲料に含まれるポリフェノールとその効果は?

 

ココアホットチョコレートに含まれるポリフェノールは、カカオポリフェノールです。

ココアポリフェノールには、

  • 血圧低下効果
  • 動脈硬化予防作用
  • 美肌
  • アレルギー改善

といった効果が挙げられます。

 

ココアポリフェノールにも、カテキンと一緒でLDLコレステロール(悪玉)を下げる効果があるので、動脈硬化を予防し、血液を流れやすくします。

また、血管を広げる効果もあるので、血圧の上昇を抑える効果があります。

 

また、強い抗酸化作用にて、参加で老化する細胞を抑えるので、美肌にも効果があります。

 

アレルギーが発症するときは、肥満細胞からヒスタミンという物質が出されますが、このヒスタミンの放出を防ぐ効果がカカオポリフェノールにはあります。

 

生姜に含まれるポリフェノールとその効果は?

生姜に含まれるポリフェノールは、その名もショウガオールと言います。

生姜は、紅茶やジンジャエールに含まれます。

ショウガオールの効果は、

  • 代謝促進
  • 血行促進

の効果があるため、痩せたい人、冷え性の人、むくみのある人に効果があります。

 

生姜か入っているものを飲むと、汗をかいたり、体が暖かくなったりしますよね。

風邪の時には、生姜湯を飲むと良かったり、漢方にも生姜成分が含まれたりしているのは、この代謝促進・血行促進効果を利用して症状を良くするものなのです。

 

豆乳に含まれるポリフェノールとその効果は?

豆乳に含まれるポリフェノールは、イソフラボンです。

化粧水の成分としても含まれていることもありますので、イソフラボンという名は聞いたことがあるのではないでしょうか。

イソフラボンは、女性ホルモンに似たような働きを示すため、

  • 更年期症状の緩和

に効果があるとされます。

 

赤ワインに含まれるポリフェノールとその効果は?

赤ワインに含まれるポリフェノールは、アントシアニンです。

 

フレンチ・パラドックス』という言葉を聞いたことがありますか?

フランス人は高カロリー食を食べているのに、心臓血管系の病気の発症が少ないのは、この赤ワインに含まれるアントシアニンをたくさん摂取しているためかと言われています。

 

アントシアニンの効果は、

  • 視力回復(ブルーベリーと同じです)
  • 抗酸化作用
  • コラーゲンの安定
  • 毛細血管保護作用
  • 抗炎症作用

 

コラーゲンは、肌を若々しくみずみずしく保つために必要な成分です。

これを安定に保つということは、いつまでもハリのある肌を保ってくれるということです。

 

また、アントシアニン毛細血管保護作用があるため、胃粘膜などが潰瘍で荒れてしまった際の保護作用があります。

そして、アントシアニンの抗炎症作用は、アスピリン(解熱鎮痛作用:イブやロキソニン)の10倍もあるのに胃を荒らさないと言われています。

 

ロキソニンなどの解熱鎮痛剤は飲みすぎると、胃が痛くなる人もいますから注意しましょう。

 

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まとめ

このように、あなたが何気なく日常で飲んでいる飲み物には、ポリフェノールが含まれています。

ポリフェノールの効果は、アンチエイジングの効果がある抗酸化作用を含め、コレステロールを下げたり、アレルギーの改善に効果があったりします。

 

けれど、ポリフェノールには色々な種類があり、一概にポリフェノールといっても5000種類位以上含まれます。

それなので、どの種類のポリフェノールにどのような効果があるのかを意識して飲むことで、あなたにとって必要な効果を発揮することができます。

 

日常生活をしながら健康で若々しい体を保つために、ポリフェノールを身近においてはいかがでしょうか。

 

drminimalist

Dr.ミニマリスト サイドFIRE予定のフリーランス医師であり、医療コンサルタント。 最近は国内や海外を旅をしながら仕事をしています。 自身の健康を害した時に、ミニマリストや断捨離を知り、身の回りを整理することで症状の改善を認めました。自分の経験から、心とカラダの健康の大切さを実感し、自分の人生を大切に生きるためにFIRE(経済的自立、セミリタイア)を目指して資産形成、投資を実践して自由に生きています。