あなたの投資目的は何ですか?
投資目的を持つ事はとても大事な事です。
なぜなら、
➡️ 投資目的がはっきりすると、その目的に使うための年間必要額が分かります。
➡️ そうすると、投資の最終目標金額が分かり、毎月いくら投資に回したらいつ目標額に達するかを推察することができます。
➡️ 更に、せっかく投資で貯めたお金を使う時も、「いつから、いくら使ったら良いのか」ということがはっきり分かります。
将来のためにお金は貯めたけれど、実は「お金を使う」ことが上手ではない人は実際多いのではないでしょうか?
それは、
という心配が、「お金を上手に使えない」原因となります。
ですが、せっかく将来のためにお金を貯めたなら、お金を上手に使っていくことで、楽しい人生を送りたいですよね。
それなので、投資で増やした資金を上手に使うには、どのようなマインドを持ったら良いのか、何をしたら良いのかお伝えします。
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まずは、どうして漠然とお金を貯めるのが良くないのかお話します。
私は以前、預貯金をしていましたが、それは「将来のために」漠然としていました。
この「漠然と貯金する」という姿勢が、実はお金に対する不安を煽る貯金の方法なのです。
それは、常に以下の不安が拭えないからです。
このように「漠然とお金を貯めること」は、貯める時も不安、使う時も不安といった形で、いつもお金に対する不安に悩まされる人生になっていました。
このようなお金の貯め方をしていると、結局65歳になっても使い始められず、75歳になっても使い始められず…
85歳で人生の最大の大金持ちだけれど、使う体力がない、といった状況に陥ります。
また長年質素倹約をしていると、質素に生きる事があまり前の習慣になっていて、歳を取ったからといって今更贅沢をしたいと思わない、贅沢の仕方がわからないという状況になってしまうのです。
それなってしまうと、せっかく貯めたお金の使い時を逃してしまいますよね。
そのような人生にならないためにも、「お金の上手な使い方」のための、「投資目的を設定する大切さ」と「投資の出口戦略の立て方」について一緒に学びましょう!
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投資において、使用目的を決める事は以下の2つの点でとても重要になります。
使用目的がはっきりしていると、投資の目標金額を計算しやすいというメリットがあります。
ここでオススメの投資方法が、
になります。
もしあなたが投資先として、投資信託(インデックス投資)をしていましたら、「4%ルール」を利用すると、資金を減らさずに毎年必要金額を手にすることができます。
その「資金を減らさないための4%ルール」で資産形成する方法は、以下の通りです。
まずは、投資目的によって、年間必要金額を決めましょう。
などです。
その年間必要金額を25倍が、投資の積み立ての目標金額になります。
それなので、上記の投資目的の目標金額は、
投資信託(インデックス投資)は、過去の実績から長期的に見ると年平均5~8%の評価額の上昇が見込まれます。
そのため、年に4%くらいなら切り崩しても資産を減らす事はないと言われています。
年間必要額 x25倍の資金をすると、この毎年増えていく評価額分だけ切り崩す形になるので、元本の資産の価格は減らないという考えが、「4%ルール」と言われるものです。
「4%ルール」の詳しい事は、こちらを参照にしてください。
それなので、目標金額(年間必要額 x25倍)まで資産形成を達成したら、あなたはもう資産形成をする必要はありません。
次は、お金を使うフェーズに移行すれば良いのです。
このように、いくら貯めたら良いのか目標額がはっきりしていると、「漠然とお金を貯める」ということや「いつからお金を使い始めたらいいか分からない」という心配事はなくなりますね。
そして、もしあなたのお金の使用目的を複数あるなら、目的ごとに資金を分ける事をオススメします。
これは、例えば投資先を、
といった形で分けることです。
例えば、あなたの資産形成の目的が生活費と趣味の場合、前項でお話しました4%ルールに基づいて切り崩したあなたの資金を、上手に生活費と趣味に振り分けることができますか?
資金が分けていないと生活費が優先されてしまう可能性もあります。
逆に、趣味に沢山お金を使ってしまって、年の後半に生活費が足りなくなることも出てくるかもしれません。
1年分資金を切り崩した場合、1年の最後にお金が足りなくなるといけないからと心配して、結局生活費以外には使いにくいという事にもなりかねません。
それなので、2つに分けておけば、
といった形で明確に使用目的を分けることが出来ます。
生活費がたとえ確保できていても、心配になって使えないという心配性の人もいるでしょう。
実は、私もそうなのです。
ですが、もしあなたが資産形成の段階で資金を分けていましたら、趣味の旅行分の資金から切り崩したお金は旅行のために使えます。
子供の教育費のための資産からは、塾代、参考書代など、迷わず払うことが出来ます。
そのように、お金の使い道別に資産をもともと分けておくと、あなたは配分を迷う事なく上手にお金を使う事が出来ます。
また、資金事に分けて目標金額を決めて資産形成をしていますと、目標達成したものは積み立てを辞め、達成していない項目に資産形成を振り分けられるというメリットもあります。
実際私は、下記の記事にありように、目的別に投資信託を分けていますので、興味のある方は参考にしてみてください。
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あなたは、あなたのお金を上手に使える方ですか?
私は、普段から預貯金をしていましたが、いつも漠然としたお金の心配を抱えていました。
そして、やりたい事や買いたいものがあっても、理由もなく「もったいない」と考えてしまって、上手にお金を振り分けて使えませんでした。
貯金をしていても、いつも「いくら貯めたらゴールなんだろう」「使ってしまったらどんどん資産が減っていって、将来足らなくならないだろうか」という心配ばかりしていました。
ですが、投資の勉強をして資産形成を始めて、年間に数%の資金を増やす投資信託に出会い、「4%ルール」を知る事で、資産形成の目標額をはっきりと見据えることができました。
そして、その目標額に達したら、いつまでも漠然と資産形成をするのではなく、今度は「お金を使う」というフェーズに入っていこうという気持ちになることができました。
しかも、そのお金は、「どんどん減っていく資産」ではなく、「元本を減らすことのないお金の使い方」なのです!
あなたも将来のお金のために投資を始めたら、まずは目標設定をして、目標金額を決めてください。
そして将来は必ず「お金を使うフェーズ」に入って、上手にお金を使うことであなたの人生をより良いものにしていきましょう!