フリーランス医師がサイドFIREして何度も海外旅行するコツとは?

あなたは、出来れば海外旅行に何度も行けるような生活を送りたいと思っていますか?

私は旅行が大好きです。国内旅行も好きですが、海外旅行も大好きです。

今まで行ったことのない国に行って新しい物を見たり、知らない食べ物を食べてみたり、いろいろワクワクすることがたくさんあるからです。

 

しかし、医療関係者、特に医師看護師はそんなにたくさん海外旅行に行けるわけではないですよね。

それどころか、お休みさえなかなか取れない、長期休暇なんて以ての外なのが現実だと思います。

 

けれど、医師看護師でも働き方次第では何度も海外旅行に行くことが可能なのです。

 

あなたがどのような人生を送りたいかによりますが、年間通して医業に従事してやりがいのある人生を送るのも一つ、ある程度働いて国内旅行海外旅行を家族と共に楽しむのも人生です。

 

今回は、医業に従事しながらも、海外旅行を楽しみたいと思っている人に、何度も海外旅行に行ける働き方についてお伝えします。

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フリーランス医師がサイドFIREしながら実際に2023年に行った海外旅行は?

まずは、

忙しい医師が本当にそんなに何度も海外旅行に行けるの?

という疑問があるかと思いますので、私が2023年および2024年の前半にどれだけ海外旅行をしたかをお伝えします。

 

フリーランス医師の私が2023年に実際に行った海外旅行の回数は、4回です。

  • ロンドン(イギリス)1回
  • バンコク(タイ)2回
  • バリ島(インドネシア)

 

ちなみに2024年は前半の半年で3回海外旅行を予定しています。

  • 台湾
  • バンコク(タイ)
  • ロンドン(イギリス)

 

ではなぜ医師の私がこんなに頻回に海外旅行に行けるかお伝えします。

実は、これは全て国際医学会に参加しているのです。

そのため、2024年に行くバンコクとロンドンは2023年と同じ学会への出席になりますので、旅行の目的地が被っているのです。

 

だいたい国際学会は2〜3日開かれていますが、私はその前後にもう数日追加で多めに現地にいます。

そして、現地にいる先生と情報交換や食事を楽しんだり、時には観光もしたりしています。

 

医師や看護師、その他の医療関係者もそうですが、国際医学会参加の場合は、実は個人的に休みを取って海外旅行に行くよりも、周りの協力を得やすいというメリットがあります。

しかし、それだけではなく、医師や医療関係者が国際医学会や海外旅行に行きやすい働き方や収入のコツも実はあるのです。

それなので今回は、あなたがこのように国際学会に頻回に出席できるような働き方をしたいと思っていましたら、仕事や資金面について次の項目で詳しくお伝えします。

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フリーランス医師がサイドFIREして何度も海外旅行に行けるコツとは?

フリーランス医師がサイドFIREして何度も海外旅行するコツ① 国際学会に参加する

医師看護師が海外に行くなら、国際学会への参加をオススメします。

前項でもお伝えしましたが、医師や看護師など医療関係者が海外旅行するなら、個人旅行もありますが、国際学会への参加もその手段の1つと考えていただきたいです。

それは、医局や病院に所属する医師看護師は、学会に参加する場合、医局や病院側から許可が得やすいということがあるからです。

それなので、医師や看護師が海外旅行に行きたいと思っていましたら、普段から国際学会に参加できるように準備をしたり、どの学会に参加したいか事前に調べたりしておくのが良いと思います。

なぜなら、普通に学会参加も許可されることはありますが、自分が発表する、もしくはどうしても興味のある発表があるとなると、上司も許可してくれたり、休みの間、周りの人も協力してくれたりするからです。

また、国際学会と言っても全世界で開かれていますので、アジアに行くか、アメリカに行くか、ヨーロッパの学会に参加するかで日程も予算も変わってきますので、何日休みが貰えるかで行ける地域も限られてきます。

 

さらに、所属している医局や病院によっては、医局費・科研費が使えることもあり、学会参加費や渡航費の一部に補助が出ることもあります。

それが利用できるようなら自分で払う費用を節約出来ますので、所属の医局や病院に聞いてみてはいかがでしょうか?

 

所属の医局や病院にもよりますが、国際学会の場合は、家族の同伴が許可される場合もあります。(家族分の渡航費用はご自身での出費となりますが。)

日頃あまり家族サービスが出来ていない、家族と海外旅行を楽しみたいと思っていましたら、家族の同行を申し出てみるのはいかがでしょう?

フリーランス医師がサイドFIREして何度も海外旅行するコツ② フリーランスの医師になる

ここで、海外旅行や国際学会に医局や病院の許可なく行けるのが、フリーランス医師なのです。

フリーランス医師の場合は所属先の許可は必要ありませんので、後は自分の勤務日程をやりくりするだけで国際学会や海外旅行に行く事ができます。

また、フリーランスの医師の中でも、特に固定の勤務を決めずに働く事ができると、さらに海外に行きやすくなります。

それは、スポット勤務という形で毎日1日契約のみの仕事をしたり、週1〜2回のパート勤務にスポット勤務を足す形で勤務する方法です。

 

そのような勤務の形を取りますと、自分の勤務日程を自分で調整しやすくなりますので、いつでも海外旅行にいけるようになります。

 

ただし、フリーランス医師の場合、特別な事がない限り医局費や科研費は使えませんので、渡航費や参加費の補助はありません。

それなので、年に何度も参加を考えている場合は、潤沢な予算がある人以外は予算に関して少し工夫が必要になります。

次の項では、私が海外旅行の予算のためにしている「ちょっとした工夫」についてお伝えします。

フリーランス医師がサイドFIREして何度も海外旅行するコツ③ 可能なら事業所得を得る

もし、年に何度か海外へ国際学会に行く事を考えていましたら、可能でしたら事業所得を得る手段を考える事をオススメします。

やはり、海外旅行や学会参加はお金がかかります。交通費、宿泊費、そして学会参加費は高額です。

特に昨今の円安事情や物価高の関係で、国際学会参加費は年々上昇しております。

 

その際、医業に関する事業所得を得ていましたら、事業所得は経費が使えますので、国際学会の参加で勉強をする、研鑽する目的なら、「業務や研究に必要と判断されれば」経費として計上も可能です。

科研費の一部が学会参加費として使えるのと似たような考えです。

 

ただし、観光や個人的延泊分の費用は経費になりません。また、完全に個人的に海外旅行をする場合は経費に相当しません

それなので、前項でもお伝えしたように、医師や看護師など医療関係者が海外旅行をするなら、個人的な海外旅行よりも国際学会参加目的とすることをオススメしているのです。

 

それに対して、たとえ医業とは関係のない事業所得があっても国際学会の参加は経費にならないでしょうし、給与所得の場合は経費が使えませんので、経費として計上できません。

そう言った事情から、学会参加費用の補助や経費使用が出来る手段があるとなお良いと思います。

フリーランス医師がサイドFIREして何度も海外旅行するコツ④ 航空券はマイルで購入

年に何度が国際学会海外旅行に行くと、渡航費が嵩みます。

更に国際学会参加は、航空券、ホテル代、現地食事代だけでなく、実は学会出席費がかなり高額です。

それなので、コツとしては、私の場合は航空会社のマイルをうまく使って、時には特典航空券を利用するようにしています。

特典航空券」とは、航空会社のマイルを貯めて、航空券と引き換えられるシステムです。

例えば、私の場合は通常ANAマイルを貯めていますが、ANAの日本発着便の国際線航空券を買おうとするとかなり高額になります。

それに対して、同じ東京発着の国際線でもANAの「提携航空会社」の航空券を買うと大抵ANA便よりも安い事が多く、さらにANAマイルも貯める事ができます。

 

それなので、近場(韓国、台湾など)の旅行や国際学会に参加する際は、ANAの「提携航空会社」の国際線の航空券を購入して、マイルを貯めます。

アメリカやヨーロッパなどの遠方の海外旅行や国際学会に出席する場合は、貯めたANAマイルを使って特典航空券に交換して国際学会に参加します。

ANAマイルはANAの航空券と変えることができますが、「提携航空会社」のマイルに貯めることも可能なのです。

それなので、ANA便の特典航空券が満席でも、提携航空会社の特典航空券が取れるということもあります。

 

このように、フリーランス医師の私が年に複数回海外旅行に行ったり国際学会に出席したりする場合は、計画的にマイルを利用して航空券を取得しています。

ただし、これはフリーランス医師が利用するか、個人旅行で利用する方が良いコツです。

といいますのも、病院や医局に所属している医師が、医局費や科研費から補助を受けて国際線の購入をする場合には、マイルを使うなどの方法は使えない事が多いためです。

時には、国際線の購入時やホテル予約時に、補助が出るお金の出所によっては「個人のマイルやポイントが貯まることには使えない」という制約がある場合があります。

 

フリーランス医師の場合は、所属がありませんのでこういった制約はなく、マイルを使ってお得に国際線の航空券を手に入れて下さい!

フリーランス医師がサイドFIREして何度も海外旅行するコツ⑤ サイドFIREのための資産形成の準備をする

さらにオススメするのが、毎年海外旅行をしたり国際学会に参加したりしても出費が痛手にならないように、普段から資産形成をすることです。

わざわざ国際学会のために?と思う方もいるかと思いますが、昨今の国際航空券の値上げは大きく家計を圧迫します。

例えは、アメリカやヨーロッパにビジネスクラスで行こうと思ったら、100万円は用意しないといけません。

さらに、家族と一緒に行くとなると1回行くだけで莫大な費用を要します。

それなので、あなたが今後も定期的に国際学会に参加したい、海外旅行に行きたいと思っていましたら、旅行費用として資産形成をする事をオススメします。

 

資産形成と言っても、ただ航空券のために貯金するのではなく、投資信託などを利用して貯金より効率よく資産運用が出来、将来的に原資が減らないマネーマシンを作成する事をオススメします。

 

その資産形成方法は、FIRE(経済的自立と早期退職)のためのマネーマシン(資産)の作り方が一番合っていると思います。

FIREのための資産形成は、単なる貯蓄では無く、資産を減らす事なく使えるマネーマシン(資産運用と言われています。

そのマネーマシンを作り出すためにするのが、貯蓄の代わりに『投資信託』を購入する事です。

特に複数ある投資信託のうち、長期に保有する事で年平均4〜8%増益すると言われている、S&P500や全世界株式などの指数に連動する投資信託の購入がオススメで、インデックス投資とも言われて比較的安全で安定した投資とされています。

短期間で大きく資産を増やすことはありませんが、長期的にみると右肩上がりに資産を増やすことができる投資信託です。

例えば、

  • 投資信託 3,000万円保有 ⇨ 毎年4%にあたる120万円使用しても元本は減らない
  • 投資信託 5,000万円保有 ⇨ 毎年4%にあたる200万円使用しても元本は減らない

となります。

それなので、マネーマシンの特徴は、毎年資産の4%分のみ取り崩してを1年で使用するれば、元本を減らさず次の年も増加分を使用できるような仕組みになっているところです。

(実際は、毎年一定額の増額はありませんので、投資の際は自己責任でお願いします)

 

一度この資産形成さえしてしまえば、この増益分のみ学会参加費や渡航費に使うと、将来的にずっと国際学会に参加したり海外旅行に行く事が可能になります。

 

それなので、全項でもお伝えした航空会社のマイルと特典航空券の交換と、資産形成による増益による航空券の購入で、年に複数回海外に行くことが可能になります。

実際私はこの資産形成をしてサイドFIREをしているため、国際学会に年に何度も行けているというわけです。

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まとめ

 

私が年に何度も国際学会に参加したり海外旅行に行けている秘密は分かったでしょうか?

 

今現在、正直言いますと、全身全霊で臨床医として医業に邁進したいという働き方と、何度も海外旅行に行きたい、もしくは国際学会には必ず出席したいということはよほど理解のある上司や病院に恵まれないと、同時には達成しないかと思います。

 

ですが、医療関係者は医業に邁進するだけでなく、医師や看護師ご自身が希望したら医業をしながらも自分自身の人生も楽しむということは可能なのです。

 

私の場合は、大学病院の医師とフリーランスの医師のどちらも経験して、フリーランスの医師として働きながら、自分の人生として色々な国に行き、さまざまな経験をしたいと心を決めて、サイドFIREをしている状態です。

 

それなので、あなたがしっかり考えた上で、医療関係者として働きながらも旅行も家族との時間も楽しむ生活をしたいと考えていましたら、フリーランス医師になる、サイドFIREするということも手段の一つとして考えてみるのはいかがでしょうか?

あなたの人生、心も体も健康に過ごせるように、楽しい事をたくさんしていきましょう!

drminimalist

Dr.ミニマリスト サイドFIRE予定のフリーランス医師であり、医療コンサルタント。 最近は国内や海外を旅をしながら仕事をしています。 自身の健康を害した時に、ミニマリストや断捨離を知り、身の回りを整理することで症状の改善を認めました。自分の経験から、心とカラダの健康の大切さを実感し、自分の人生を大切に生きるためにFIRE(経済的自立、セミリタイア)を目指して資産形成、投資を実践して自由に生きています。