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常勤医師を辞めフリーランスになったら感じる11の幸福とは?

あなたは、毎日幸せを感じながら生活が出来ていますか?

私は現在フリーランス医師として働いていますが、常勤医師として働いている時は忙しすぎて幸せを感じる時はほとんどありませんでした。

それは、365日24時間ずっと仕事に拘束されていて、睡眠時間も満足にとることができなかったからです。

 

ですが、人は幸せを感じられずに仕事ばかりの生活をしていると、ストレスを感じて心の健康が失われます。

それなので、もしあなたが現在常勤医師として働いていて辛い・苦しいと思うことがありましたら、働き方を見直してみるのはいかがでしょうか?

いきなり常勤医師を辞めるのは不安も多いかと思います。

それなので、今回は、私が常勤医師を辞めてフリーランス医師として働き始めてから感じた幸福についてお伝えします。

あなたの働き方を見つめ直す参考になればと思います。

 

今回の記事は、以下の方にオススメの記事となります。

今回の記事がオススメの人
  • 常勤医師としての働き方に苦しんでいる医師
  • 常勤医師を辞めたいと思っているが、その後が心配な医師
  • フリーランス医師に興味があるが、いま一歩踏み出せない医師

 

今回の記事は常勤医師の働き方を否定するものではなく、常勤医師とフリーランス医師としての働き方の違いを示すもので、人によって何を幸せと思うかの違いを記した記事です。

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常勤医師を辞めフリーランスになったら感じる11の幸福とは?

私が常勤医師を辞めてフリーランス医師になってから感じた幸福は以下のことが挙げられます。

  1. 常勤医師を辞めフリーランスになったら感じる11の幸福とは? ①安心して眠れる
  2. 常勤医師を辞めフリーランスになったら感じる11の幸福とは? ②家族や友人と外出・外食が出来る
  3. 常勤医師を辞めフリーランスになったら感じる11の幸福とは? ③遠方に旅行に行ける
  4. 常勤医師を辞めフリーランスになったら感じる11の幸福とは? ④映画館で映画が観れる
  5. 常勤医師を辞めフリーランスになったら感じる11の幸福とは? ⑤定時で帰れる
  6. 常勤医師を辞めフリーランスになったら感じる11の幸福とは? ⑥上司に気を遣わない
  7. 常勤医師を辞めフリーランスになったら感じる11の幸福とは? ⑦人間関係が楽
  8. 常勤医師を辞めフリーランスになったら感じる11の幸福とは? ⑧夜に酔っ払っても問題ない
  9. 常勤医師を辞めフリーランスになったら感じる11の幸福とは? ⑨トイレ・お風呂にゆっくり入れる
  10. 常勤医師を辞めフリーランスになったら感じる11の幸福とは? ⑩携帯電話の電波が入らないところに行ける
  11. 常勤医師を辞めフリーランスになったら感じる11の幸福とは? 11. 海やプールに行ける

常勤医師を辞めフリーランスになったら感じる11の幸福とは? ①安心して眠れる

常勤医師を辞めて一番幸せを感じるのは、安心して眠れることです。

常勤医師として大学病院や大きい病院で働いているときは、どうしても当直業務やオンコールがあります。

当直業務の時は、救急外来に急患が来たら診察をする必要があります。

オンコールであっても、急患の診療や処置、手術が必要であればいつでも呼ばれます。

更に、緊急手術が必要な場合は、医師数人で手術にあたりますので、オンコールでなくても手術要員として召集されます。

それなので、常勤医師はいつ電話がかかってきてもすぐ対応出来るように、いつでも浅めに眠るのが常となります。

 

それに対して、フリーランス医師は自分で選択して当直業務をしなければ、夜中に呼ばれる事はありませんのでゆっくり眠ることが可能です。

私は、当直業務やオンコールを外れてみて、初めてゆっくり眠れる幸せを実感しました。

もし、あなたが現在常勤医師として働いていて睡眠不足に悩まされて体調不良になっていましたら、あなたの健康のため常勤以外の働き方を考えてみてはいかがでしょうか。

常勤医師を辞めフリーランスになったら感じる11の幸福とは? ②家族や友人と外出・外食が出来る

常勤医師で無くなると、家族や友人との時間を安心して取ることができます。

常勤医師として働いている時は、オンコール制度があり、患者さんの状態によって病院から呼び出しがあります。

それなので、誰かとご飯を食べに行ったり出かける予定をしていても、途中で解散して病院に戻らないといけません。

そうなると周りの人に迷惑をかけないように、自然と誰かと出かけることが少なくなります。

 

私はフリーランス医師になりオンコールから外れて、ようやく家族や友達と約束をしてゆっくり時間を過ごす予定を立てられるようになりました。

常勤医師を辞めフリーランスになったら感じる11の幸福とは? ③遠方に旅行に行ける

常勤医師で無くなると、遠方に旅行に行くこともできます。

常勤医師の場合は、患者さんが急変したり緊急の患者さんがきた場合にはすぐに病院に駆けつけないといけません。

そのため若手の時は特に、遠方に旅行に行くとか、さらに泊まりでどこかに行くことなど全く許されない日々でした。

 

ですが、規定の診療日以外は呼ばれないフリーランスなどの医師になると、いったん診療を終わらせたら夜に呼び出される事はありません。

それなので、仕事後や休みの日に遠出をすることも可能になります。

私はフリーランス医師になり、やっと自分の休みを取ることができて遠方への旅行や、海外の国際学会への参加も可能になりました。

常勤医師を辞めフリーランスになったら感じる11の幸福とは? ④映画館で映画が観れる

常勤医師で無くなると、ゆっくりと映画館で映画を観ることができます。

私は常勤医師として働いている時は、映画館で映画を観ることは諦めていました。

と言いますのも、映画を観ている途中で病院から電話がかかってくると出ないといけませんし、場合によってはそのまま病院に向かう必要があります。

最初のうちは、映画館で一番端の席で観ていたのですが、そういう時に限って病院から連絡がきますので、周りの人に迷惑をかけないように結局映画は映画館で観ないようになりました。

 

常勤医師を辞めて久々に電話がかかってくる心配なく映画館で映画を観れて、嬉しかったのを覚えています。

常勤医師を辞めフリーランスになったら感じる11の幸福とは? ⑤定時で帰れる

常勤医師で無くなると、定時で帰ることが可能になります。

この辺りはもしかしたらサラリーマンも似ているかもしれませんが、大学病院や大きな病院にいる医師の場合は上司の先生より早く帰るのは精神的にかなり難しいです。

もしかしたら定時で帰れる病院もあるかもしれませんが、帰れるのは非常勤の医師などの上下関係があまりない医師が多いと思います・

特に外科系やグループで動く科の医師は、若手の医師が最初に帰るのは難しいでしょう。

 

それに対して、フリーランス医師になると、誰かに気を使う必要はありません。

時間通り帰ってもきちんと仕事をすれば評価されて、全く問題はありません。

フリーランス医師なら、定時に帰って家族や友達と夕食を食べたりしっかり体を休ませることで、普段の仕事とメリハリをつけることが可能なのです。

常勤医師を辞めフリーランスになったら感じる11の幸福とは? ⑥上司に気を遣わない

フリーランス医師になると、上司に気を遣うことが無くなります。

小さなクリニックの外来の手伝いや、健康診断や人間ドックでの診察業務になると、医師は自分一人であとは看護師さんやスタッフさんと診療を行うことが多くなります。

そうなると、上司がいませんので気を遣う必要がなくなります。

 

フリーランス医師なら、定時に帰って家族や友達と夕食を食べたりしっかり体を休ませることで、普段の仕事とメリハリをつけることが可能なのです。

常勤医師を辞めフリーランスになったら感じる11の幸福とは? ⑦人間関係が楽

フリーランス医師になると、人間関係が楽になることが多くなります。

フリーランス医師になると、1カ月の中で同じ病院に通勤する日数が少なくなります。

医師によっては毎日違う病院やクリニックで働くこともフリーランスなら可能なのです。

毎日顔を合わせていたらうまくいかない人間関係も、月に数回でしたら嫌に思うことも格段に少なくなります。

 

それなので、仕事の人間関係で悩んでいましたらフリーランス医師となるもの一つの選択肢ではないでしょうか・

常勤医師を辞めフリーランスになったら感じる11の幸福とは? ⑧夜に酔っ払っても問題ない

フリーランス医師になると、夜にお酒を飲むことが可能です。

常勤医師がお酒を飲めないかというとそうではありませんが、例えば患者さんが急変した時や緊急手術の際に病院に呼ばれる可能性があります。

その際に、患者さんやそのご家族と話しをする必要がありますが、その時にアルコール臭かったり、顔を真っ赤にして対応する形になります。

良し悪しはそれぞれの医師の判断になりますが、私は気になってしまいゆっくりお酒を飲むことはありませんでした。

 

ですが、フリーランス医師になれば、仕事中でない限り誰に気兼ねすることなくお酒を飲む事は可能です。

それなので、たまにはゆっくりお酒を飲む機会がある生活だと良いなと思っている人は、フリーランス医師になるのも良いかもしれませんね。

常勤医師を辞めフリーランスになったら感じる11の幸福とは? ⑨トイレ・お風呂にゆっくり入れる

常勤医師だと、トイレやお風呂の間でも電話がかかってくる可能性があります。

常勤医師であればオンコールの際、患者さんが急変したり救急外来に患者さんがきたら病院から連絡がかかってくる可能性は24時間あります。

実際に、トイレ中やお風呂中にかかってくることも多いです。

私の場合、1回で電話に出ないと病院スタッフが上司の医師に告げ口をするくらいスタッフさんがピリピリしている病院に勤めていました。

それなので、私はお風呂の際にはすぐ近くに携帯を置いていつでも電話に出れる状態にしておきました。

不思議な事に、何故かお風呂に入っている間の携帯が鳴る確率はかなり高く、声が響くようでよく看護師さんに「先生、いまお風呂ですか?」って聞かれました。

 

いつ電話がかかってっくるかビクビクしながらトイレやお風呂に入る状態でしたので、正直気持ち的には落ち着かなかったです。

それなので、フリーランス医師になってから、電話が鳴るのを気にしないでゆっくりトイレやお風呂に入ることが出来るようになりました。

常勤医師を辞めフリーランスになったら感じる11の幸福とは? ⑩携帯電話の電波が入らないところに行ける

常勤医師だと、いつでも電話がかかってくる可能性があるため、デパートの地下や電波が入りにくい場所には行きづらかったです。

私は一時期、一番近くて安いスーパーマーケットが地下にあるところに住んでいました。

そのためそこで買い物をする際には電波が届かないため、ささっと買い物をすることを心がけていました。

また、地下鉄でどこかに出かけようとする時も、一時的に電話がかかりにくいところもありますので、かなり気を使いました。

 

でも、そのような時に限って電話がかかってきて、よく上司の先生から「なんで電話に出ないんだ?わざと電話を切っているのか?」とかよく言われました。

もちろんわざとではなく、かなり気をつけていましたが、日常の買い物でさえ文句を言われて年中ストレスを感じる生活をしていました。

 

それなので、フリーランス医師になってからは、デパ地下にも行きたい放題ですし、地下鉄や電波の弱いところも気にすることなく行けて、心穏やかに生活ができるようになりました。

常勤医師を辞めフリーランスになったら感じる11の幸福とは? 11. 海やプールに行ける

フリーランス医師になって、電話を気にせず海やプールに行けるようになりました。

私は運動が好きなので、一時期体力維持のためにプールに通っている時がありました。

ですが、当然プールで泳いでいる時は病院から電話がかかってきても出れません。

それなので、私は25メートル泳ぐ毎に携帯電話の着信を確認していました。

それでもその際に着信があって、折り返し病院に電話をした際には「なんで一度で電話に出ないんだ」と怒られました。

 

それからはプールに通う事は辞めて、別の運動をする事にしました。

数分で折り返し電話をかけたら問題ないように思われますが、病院側としては(規則はありませんが)すぐに電話に出て欲しいという気持ちはあるのかもしれません。

それなので、常勤医師の間は、すぐに電話に出れないスポーツは自粛するようになりました。

それなので、フリーランス医師になってからは、好きな運動が出来ますし、もちろんプールも海も遠慮なく行くことができるようになりました。

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まとめ

常勤医師の場合は、どうしても病院からの拘束が強くて、電話に出れない状況に身を置くことに後ろめたさがあり、自然と自分の行動を制限することが多かったです。

ですが、フリーランス医師になってからは、誰に遠慮することなく、自分の自由時間には好きなことをすることが出来るようになりました。

それで一番良かったことは、ストレスなく』生活することが出来るようになった事です。

忙しくしている病院では、ストレスを感じているスタッフも多くて、少し電話に出れないことでピリピリとした雰囲気で反応を返されました。

 

その緊迫感を楽しめる余裕がある人は常勤医師として向いていると思います。

私の場合は、余裕のない人からの反応がストレスとして感じてしまいましたので、心穏やかな状況で働ける働き方を選択しました。

 

人によって、どの状況で働くことが快適なのかは違いがあります。

ですが、今、常勤医師でいる事に苦痛を感じている医療従事者がいましたら、働き方は常勤医師だけでなく色々な方法があるということをお伝えしたいと思います。

常勤医師を経験して、何よりも、医療従事者がストレスなく快適に日常生活を送りながら診療も行える状況に身を置いて生きていければと思うようになりました。

医師も看護師も人間なので、休息も必要であれば気分転換も必要です。

ピリピリした反応で対応されてば傷つきますし、理不尽なことで怒られればストレスを感じます。

ですが、病院や周囲のスタッフの状況を変える事は難しいので、あなた自身がそのままそこに身を置いて働くか、新しい働き方を模索するかだと思います。

あなた自身が変われば、あなたの生き方、環境、ストレスを変えることが可能なのです。

 

もし、常勤医師で辛い思いをしていましたら、働き方を変えてみるのも一つの選択肢だということを覚えていて下さい。

drminimalist

Dr.ミニマリスト サイドFIRE予定のフリーランス医師であり、医療コンサルタント。 最近は国内や海外を旅をしながら仕事をしています。 自身の健康を害した時に、ミニマリストや断捨離を知り、身の回りを整理することで症状の改善を認めました。自分の経験から、心とカラダの健康の大切さを実感し、自分の人生を大切に生きるためにFIRE(経済的自立、セミリタイア)を目指して資産形成、投資を実践して自由に生きています。