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旬の食材で5月病を吹き飛ばせ!健康で集中力のある生活を目指そう

こんにちは、医療系ミニマリストのDr.ミニマリストです。

5月になるとだいぶ気候も暖かくなってきて、もう冬物は完全にいらなくなりますよね。

ポカポカしてきた反面、なんとなく頭がぽや〜っとしてしまうんですよね?5月病でしょうか?

特に今年は人によってはゴールデンウィークが長かったので、今、5月病にかかっている人とか多くないですか?

体力を回復するためのお休みが、まさかの疲労物質の蓄積になってしまったなんてこと、ないですよね。

 

旬の食材というのは、その時期にとれる食べ物のことを言い、その時期に必要とされる栄養価が多く含まれています。

春の食材からは春の時期を過ごす為のエネルギーが与えられるため、しっかりと春の食材を意識した食べ物を口にするようにしましょう。

 

この時期どのような食材がどれくらい栄養価が高いのか、どうして体に良いのかを知ることで、毎日の食事がより楽しくなってくることでしょう。

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5月の旬の食材と栄養価を知っていますか?

ここでは、5月の旬の食材と、その栄養価についてお伝えします。

あなたは5月の旬の食材と聞いて、ぱっと思い浮かびますか?

5月の旬の食材

5月の旬の食材は以下のようなものです。

野菜 アスパラガス、春キャベツ、かぼちゃ、ニンニク、わさび、玉ねぎ、そら豆、たけのこ、ワラビ、にら、タラの芽
果物 グレープフルーツ、甘夏、日向夏、いちご
魚類 イサキ、メバル、アジ、ニシン、カツオ、マス
貝・海藻類 ほっき貝、サザエ、ハマグリ、赤貝、あさり、えび、うに、シャコ、アオサ、ひじき

 

5月の旬の食材と栄養の関係

5月の旬の食材の中でも、いくつかピックアップしてその栄養価をお伝えします。

5月病でだるさを感じているあなた、ぜひ旬のものを口にしてダルサ改善してみませんか?

 

 

わさび(本わさび)

あなたは本わさびを食べたことがありますか?

ワサビを食べる直前に、わさびおろしでおろして食べます。

それほどツンとした感じが強すぎず、でも香りが良くて、わさび好きの人は一度試したら病みつきになる味です。

本わさびは、お店では水につけて売られています。

家で保存するときも、水に入れるか、キッチンペーパーを水で濡らしたもので巻いてあげて保存してください。

美味しく食べるためには、早めに消費するのも重要です。

私は一人では食べきれないので、友達を呼んでホームパーティーをするときに使うようにしています。

 

ツンとする成分はわさび特有の成分です。

気持ちもシャキッとしますので、あなたがこの時期5月病でダラダラしてしまうようでしたら、本ワサビを食べて集中力をあげて乗り切りましょう。

ちなみに本ワサビのワサビ畑ってこんな感じなんですよ。

知っていましたか?

 

栄養素 アリルイソチオシアネート、わさびスルフィニル、わさびチオへキシル、ビタミンC
効果

アリルイソチオシアネート:殺菌作用、口臭予防

わさびスルフィニル:血流改善作用、抗がん作用、整腸作用、アンチエイジング(美容効果)、むくみ改善効果

わさびチオへキシル:鼻炎改善

ビタミンC:抗酸化作用、免疫を高め風邪の予防

選び方

緑色が鮮やかなもの、表面の凹凸がはっきりして、重いもの

 

新玉ねぎ

スーパーで年中売っている表面が茶色の玉ねぎは黄玉ねぎと言われるものですが、春先に売られている白っぽい玉ねぎが新玉ねぎです。

 

栄養素 硫化アリル、ケルセチン、カリウム
効果

硫化アリル:殺菌作用、口臭予防

ケルセチン(ポリフェノールの一瞬)紫外線から肌を守りシミやしわの予防効果がある、脂肪燃焼効果、抗炎症作用があるためアレルギー予防に効果あり

カリウム(ポリフェノールの一瞬):むくみ予防

選び方

首と根がギュッと締まっているもの

皮が乾燥していて、ツヤのあるもの

重いもの

 

そら豆

2019年のそら豆は、あまり生産量が取れていないようです。

(ファーマーズマーケットの生産者が話していました)

それなので、あなたがもしそら豆を見ましたら、せっかくのチャンスなので早めに買って食べてみてください。

そら豆を茹でる時は、外の皮にちょっとした切り目を入れるのを忘れないでくださいね。

そうでないと、外側の皮がシワシワになってしまい、見た目がくねくねになってしまいますので。

 

栄養素 カリウム、食物繊維、亜鉛が豊富、パントテン酸、アスパラギン酸やグルタミン酸
効果

ビタミンB1, 2:糖質、脂質の代謝促進(運動をする人や肉体労働をする人に適している)

タンパク質:筋肉の生成に必須

ミネラル(マグネシウム、リン、鉄分):血圧コントロールやイライラの解消に効果あり

ビタミンC:抗酸化作用、免疫を高め風邪の予防

カリウム:むくみの予防、高血圧の予防

選び方 皮の色が薄く、根に赤いぶつぶつがあるもの

 

タケノコ (4月と一緒になりますが)

まだまだ筍のシーズンですね。

東京のファーマーズマーケットでも筍がたくさん売られています。

特に千葉県の大多喜町は筍の産地です。

予約なしでタケノコ狩りにも行けますので、興味のある人は是非行ってみてはいかがでしょうか。

楽しい週末を過ごせるかもしれませんね。

 

栄養素 カリウム、食物繊維、亜鉛が豊富、パントテン酸、アスパラギン酸やグルタミン酸
効果

食物繊維:特に不溶性のセルロースが豊富なため、腸内の有害物質の排出と便秘解消

亜鉛:味覚を正常に保つ

パントテン酸:代謝促進、抗ストレス作用

アミノ酸:アスパラギン酸やグルタミン酸、疲労回復

カリウム:むくみの予防

選び方 皮の色が薄く、根に赤いぶつぶつがあるもの

取り立ての筍は、あく抜きが必要ありません。

そのまま水煮で美味しく食べられます。

もし時間が経ってしまいましたら、お米大さじ1か米ぬかと一緒に炊くとあく抜きができますよ。

 

蛤(はまぐり)

ハマグリというと、やはりお吸い物でしょう。

貝類はミネラル豊富で貧血改善効果や肝機能改善効果があります。

二日酔いの朝は、しじみのお味噌汁がいいと言われているのも、ミネラルの肝機能改善効果を利用して二日酔いの改善を狙っています。

この時期、ハマグリのお吸い物で5月病を乗り切るのはどうでしょうか。

 

栄養素 タウリン・亜鉛・鉄などのミネラル、ビタミンB12、アミノ酸
効果

ミネラル(タウリン、亜鉛、鉄分):肝機能の改善効果、血圧コントロールや味蕾細胞の正常化、動脈硬化、貧血に効果あり

ビタミンB12:不足すると悪性貧血や慢性疲労、神経痛を引き起こす原因となります

タウリン:血液をサラサラにする効果があります

選び方

叩いた時に高い音がする

見た目上、ぬめりや光沢がある

口を固く閉ざしているものや水管を出しているものは新鮮

 

新鮮な食材の選び方も載せていますので、せっかくなので良い食材を選び、体に良い健康生活を送りましょう。

旬の食材を取るメリット

旬の食材を食べるメリットはなんでしょう。

その季節に必要な栄養価が高い
美味しい、味が濃い
鮮度が良い

ということです。

 

春は、冬の間体に溜まっていた毒素(老廃物)を排出する必要があり、また活動時期を前にして新陳代謝を高め、冬に寝ていた体を目覚めさせる必要があります。

 

さらに、どのようなものを選ぶと新鮮で栄養価が高いのか分かっていると美味しいものを食べることができます。

それなので、あなたも旬の食材を知ることと一緒に「新鮮な食材の選び方」も是非覚えてください!

家族や友達とご飯を食べる時、さらっと旬の食材を言えたらかっこいいですよね。

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旬の食材を手に入れるには?

旬の食材は、その季節を乗り切るための栄養価が高く、体に良いということはよく分かったでしょうか。

ですが、住んでいる場所によっては、旬のものをどこで売っているのか分かりにくいこともあるかと思います。

私の家の近くの大型スーパーマーケットに行くとビニールハウス栽培のためか、1年間365日見ない食材は無かったりします。

そうしますと、それぞれの食材が本当はどの時期が旬なのか、分からなくて困ってしまいます。

 

そこであなたに利用して欲しいのが、道の駅やファーマーズマーケット、マルシェと言われる、農家直送の食材が売っているところです。

 

東京で大きなファーマーズマーケットは、青山の国連大学前で開かれている青山ファーマーズマーケットではないでしょうか。

最寄り駅の東京メトロ・表参道駅の出口B2から、国連大学までまっすぐ歩いて5分くらいで着きます。

週末に開かれているので、お時間のある方はちょっと寄ってみるのはどうでしょうか。

 

ここは日本全国からたくさんのお店が出店している他に、その場で食べられるフードカートも出ています。

それなので、旬の食材には興味があるけれど自分で料理するのは苦手と思っている方や、重い食材を家まで持って帰らなくてはと思っている方もその場で食べることもできます。

最近は、タケノコをよく見かけます。

しかも、「昨日取ってきました」というものなので、あく抜きをしなくても食べられます。

もちろん、タケノコのあく抜き用の米糠も一緒にくれるので安心です。

ちなみに大型スーパーでは、あく抜き用の米ぬかはタケノコの隣に有料で売られていました。

 

「タケノコの水煮を家で作るのは大変だな」と思っている方、青山ファーマーズマーケットでは、茹でたばかりのタケノコの水煮も売られていますので、心配しないでください。

 

青山ファーマーズマーケットは特に生産者がその場で売っていますので、どうやって食べたら美味しいのかもしっかり聞けますよ。

ファーマーズマーケットの食材は、新鮮でダメになりにくいですので、食品ロスの減少にもなってとても良いことだと思います。

 

都内にいて車を持っていないと、なかなか道の駅などはアクセスしにくいかと思いますが、都内でも週末になるとファーマーズマーケットが開かれているところはいくつかあります。

ぜひ散歩がてら、足を伸ばして、身体に良い食材・その時期に必要な栄養素がいっぱい詰まった食材を手に入れてください。

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まとめ

皆様はこの時期いかがお過ごしでしょうか。

5月病にはかかっていませんか?

 

ゴールデンウィークは「」のお休みの時期です。

せっかくですので、お出かけの際、いつもはいかない道の駅に寄ってみたり、タケノコ狩りイチゴ狩りなどの旬の食材採りに行ってみるのはいかがでしょうか。

ワラビやタラの芽などもまだまだ旬の時期です。

都会に住んでいると山菜採りなどなかなかチャンスがないかと思いますが、これを機にそういった体験ツアーに参加してみるのもいいですね。

 

5月は気候も良くなり、長いゴールデンウィーク明けは、少しぼやっとしてしまったり、長すぎる休みが逆に疲労の原因となることもあります。

この時期、旬のワサビや、肝機能改善効果のあるハマグリなどをたくさん食事に取り入れ、この時期ならではのだるさを乗り越えていきましょう。

drminimalist

Dr.ミニマリスト サイドFIRE予定のフリーランス医師であり、医療コンサルタント。 最近は国内や海外を旅をしながら仕事をしています。 自身の健康を害した時に、ミニマリストや断捨離を知り、身の回りを整理することで症状の改善を認めました。自分の経験から、心とカラダの健康の大切さを実感し、自分の人生を大切に生きるためにFIRE(経済的自立、セミリタイア)を目指して資産形成、投資を実践して自由に生きています。