あなたは、今のあなたの生活に満足していますか?
医師や看護師などの医療職の仕事は忙しく、もう仕事を辞めてしまいたいと思うほど辛い生活をしていせんか?
今の仕事や生活を楽しいと感じていて、あなたの心は満たされていますか?
医師に限らず、医療職は忙しい仕事だと思います。
しかし、日々自分の仕事に追われて、ただただ仕事に追われてはいませんか?
あなたは、自分の人生を楽しんでいるのか、今やっていることが本当にやりたかった事なのか、しっかりと考えて生きていますか?
私は医師として働いている時、自分が何をしたいか考える心の余裕さえありませんでした。
ですが、あるきっかけでFIRE(経済的自立と早期退職)を目指してから、私は自分が楽しい人生を送れているか、自分のやりたいことのために時間が取れているかということを、自分の人生のために考えるようになりました。
それが出来るようになってから、私は初めて自分の人生を楽しいと思うようになりました。
そして、楽しい人生を送るためには、しっかりと自分が自分の人生について考えて決断しないといけないということが分かってきました。
あなたが今、仕事に追われて自分の人生を見つめ直す時間がなくて迷っているようでしたら、ぜひこの記事を読み進めて下さい。
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結論から言いますと、忙しい医師や医療者に考えて欲しい事が、「あなたが本当にやりたい事は何ですか?」ということです。
医師だけに関わらず、医療関係者の仕事は忙しくて、人生のほとんどの時間を仕事に費やすような生活をしています。
医師になって最初の10年くらい、もしくは大学病院に所属している時は、週3〜5日泊まりは当たり前、たとえ家に帰れても24時間病院に呼ばれる可能性があります。
常に電話は手放せず、さらに夜中でもコールがあればすぐに病院にかけつけるように、病院の近くに住んだり、少なくとも夜中でも病院に来れる状況の場所に住む必要があります。
さらに、ぐっすり眠ってしまって電話に出れないなんて事がないように、夜眠る時も意識して浅く眠って電話が来たらすぐ起きられる体制を365日続ける状況です。
私も大学病院で仕事をしている時は、自分より上の立場の人からは必ず「自分も若い時はそうだった」と言われてきたので、その生活を疑いもせず続けていました。
けれど、あまりに忙しい日々を送っていると、人は物事を深く考えて正しい決断をしようとする行動を放棄してしまうのです。
ただ目の前にあるタスクをこなす事が優先され、考える事なく流れ作業のようにそのタスクを心の無にしてこなします。
逆に何かを考える方が面倒だったりします。
そうすることで流されるように毎日過ごして日々をやり過ごす生活をしていますが、正直、そのような働き方は長くは続きません。
もしかしたら、心を無にして日々仕事をこなす事は出来るかもしれませんが、それであなたは生きがいのある楽しい人生だと思いますか?
今、あなたはそのような日々を送ってしまってはいませんか?
私は断言しますが、人生はもっと楽しいもので、自分がやりたいこと、自分の叶えたい夢をきちんと頭の中で整理して考えられる人こそが、納得した楽しい人生を送る事ができるのです。
そして、そのやりたい事があなたのやりがいや生きがいになって、そのやりたい事に向かっている・やりたい事をやっている時って、全てがキラキラした時間で楽しく感じますよね。
それなので、今忙しくしている医師たちには、
どんなに忙しくても、一旦立ち止まって、自分が本当は何をしたいのか考えてみて下さい。
とお伝えしたいです。
そして実際そのように自分の事を考える事ができる人は、【心の余裕と時間のゆとりを持っている人】なのです。
あなたは、今、心の余裕と時間のゆとりがありますか?
では、忙しい医師たちが自分が本当は何をしたいのか考えられるための、心の余裕と時間のゆとりを手に入れるためにはどうした良いでしょうか?
まずは、自分が本当は何をしたいのか、あなたの人生のやりがいと生きがいを探す時間を確保してみて下さい。
ただし、出来ればリラックスしている時間が良いです。お風呂に入っている時や、眠る前のほんの一瞬の時間で構いませんので時間を確保して下さい。
ただもしあなたが、そんな余裕はない、今は考えられない、とその時間を取るのさえストレスに思うようでしたら、それはあなたが思っている以上にメンタルにストレスがかかっています。
あなたがその状態なら、早めに休みを取って下さい。1日休みが難しかったら半日でも良いです。
そして、今の働き方が本当に自分に合っているのか、その働き方が自分の理想としていたものなのか、振り返ってみて下さい。
かく言う私も、大学病院に所属している時は、忙し過ぎて辛くて心を無にして働き続けましたが、最終的には自分で海外の研究留学先を見つけてきて、そこでやっと一息つきました。
本当に忙しいとそこまで極端な事をしてしまいますが、私は大学病院を離れた後の方が、自分が人間らしく楽しい生活を送れていて、この決断は間違っていないと断言できます。
帰国後は、自分の時間も取れるように仕事を変えたため、時間だけでなく心の余裕も生まれてきまして、自分自身のことをしっかり考えることもできますし、何より周りの人に優しくなれたと思います。
そして、「本当にやりたい事」を目標として頑張っていたり、「本当にやりたい事」をやっている自分の人生の方が明らかに楽しくてエネルギッシュなのが分かります。
そうすることで実は、医師である自分の人生が楽しいと思えて、今の生き方に充実感さえ感じています。
それなので、今、忙しくて仕事に追われて神経をすり減らしている医師の人に対して、私は、
『自分自身で考えて自分がやりたいと思っていることをしていない人生はつまらない』ため、
自分が本当に何をしたいのかを、改めて考えてみて、それを行動に移してみて下さい
とお伝えしたいです。
意外にも、今の仕事の忙しさに流されてしまっていて、「やりたいことをやっている医師」って少ないですよ。
そして、あなたがあなたの人生で「本当は何がしたい事」を叶えるには何を準備したら良いのか考えてみて下さい。
私が本当にやりたい事を考えた時に気がついたのが、「本当にやりたい事をするには生活を安定させる資金が必要」ということです。
お金の事?って思うかもしれませんが、お金の余裕が実は心の余裕にも繋がるのです。
今あなたが急に仕事を辞めたとしたら、どんな心配がありますか?
それは、生活費が無いと生きていけない、お金がないと家族を養えないとかではありませんか?
実際に、どんなに忙しくても仕事を辞めずに働いている理由というのは、お金に関する漠然とした不安という面が大きかったりします。
また、医療関係者の場合、「本当にやりたい事」が国境なき医師団に行きたいとか、国際ボランティアに参加したい、国内の緊急事態の有事の際にボランティアに出向きたいと思っている医師や看護師の方もいます。
ですが、常勤として働いていると実際問題そういった事に参加することは難しいため、諦めている人も多く見かけます。
もし、資産形成をしていて何もしなくても一定の収入があれば、常勤で働く必要もないですし、家族を養いながらこういったボランティアに参加することがいつでも可能なのです。
それなので、『自分が何をやりたいか見つけた人は、FIRE(経済的自立と早期退職)の準備をしましょう』とお伝えしたいです。
FIREとは、経済的自立と早期退職を意味する英語です。
これは何も早期退職を促すものではなく、経済的自立を確立しておけば、好きな時に仕事を辞められるし、お金の不安を理由に好きなことを諦めなくても良い、と言うことです。
特に、医療系の人は、何かしら誰かのために何かをしたい人、奉仕好きの人で、実際は儲けるのがあまり上手でない人が多いです。
しかしそういった人も、生活費は必要ですし、家族がいたら収入を得て養っていく必要があります。
FIREか提唱する経済的自立は、貯金の代わりに年4%の増加が見込まれる【投資信託】を購入しろ、ということです。
そして、この増加分の4%のみを生活費として使えば、原資は減らないため次の年もまた4%増加分を生活費に回したら良いという考えです。
そうすれば、医師たちは「お金や家族のために無理して働く」「仕事が辛くて辞めたいのに辞められない」というストレスから解放されます。
それなので、是非やりたいことがあっても仕事を辞められずに我慢している医師には、まずはFIREに向けて挑戦してみて下さいとお伝えしたいです。
最後にお伝えしたいのが、私が自由な生活を手に入れた時に気がついたのが、「自由な生活にも適度なストレスが必要」ということでした。
仕事が忙しくて早く辞めたいと思っていた激務の医師が急に仕事を辞めると、正直有り余る時間を持て余すと思います。
休みをほとんど取れない仕事に戻れとは言いませんが、適度なストレスは、生活にメリハリと適度な刺激を与えてくれて、より自由な時間のありがたみを感じることができます。
それなので、自由な時間と心の余裕を取り戻した医師は、少し落ち着いたら、
などをすることをオススメします。
そうすることで、健康な心と健康な体、そして健康な人間関係を手に入れることとなるでしょう。
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いかがだったでしょうか?
もしあなたが今、仕事が辛くて本当に辞めたいと思っていましたら、辞めても大丈夫です。
ただ、その後あなたらしく楽しく人生を送りたいと思っていましたら、「あなたが本当にやりたいこと」を考えてみて下さい。
人は、目標があってそれに向かって頑張ることで、生き甲斐を感じたり、人生楽しいと思えるものです。
それなので、あなたが辛くて苦しい仕事をしているなら、あなたの人生を変えるために、一歩踏み出してみて下さい。