あなたは、交通費・宿泊費補助のある仕事をしたことはありますか?
私は現在、フリーランスの医師として働いておりますが、時々「交通費・宿泊費の補助を出すから遠方での仕事をしませんか」という仕事を見かけます。
そしてこのような仕事は、医師ばかりでなく看護師でもこのような仕事をすることが出来ます。
基本的には、地方の医師不足の病院の手伝いだったり、健康診断の診察業務だったりします。
この仕事は、引き受ける方も旅行気分を楽しむことが出来るので、旅行好きの医師・看護師はぜひ受けたい仕事だと思います。
ですが、そのような一見魅力的に見える仕事もデメリットがありますので、よく考えて仕事を引き受けるか判断された方がよかと思います。
今回は、交通費・宿泊費の補助が出る医療関係の仕事に対するデメリットをお伝えします。
今回の記事は、以下の人にオススメとなります。
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- 旅行好きフリーランス医師が教える交通費・宿泊費補助付きの仕事のデメリットとは?
- 旅行好きフリーランス医師が教える交通費・宿泊費補助付きの仕事のデメリット① 交通費が支給上限額を超えることがある
- 旅行好きフリーランス医師が教える交通費・宿泊費補助付きの仕事のデメリット② 公共交通機関がなくタクシーも捕まらない
- 旅行好きフリーランス医師が教える交通費・宿泊費補助付きの仕事のデメリット③ 勤務時間より通勤時間が長いことがある
- 旅行好きフリーランス医師が教える交通費・宿泊費補助付きの仕事のデメリット④ 最寄り駅近くにホテルがない
- 旅行好きフリーランス医師が教える交通費・宿泊費補助付きの仕事のデメリット⑤ 医療機関側が宿泊場所を決める場合、ホテルが駅から遠いことがある
- 旅行好きフリーランス医師が教える交通費・宿泊費補助付きの仕事のデメリット医療機関側が宿泊場所を決める場合、ホテルが古い・清潔でないこともあり
- 旅行好きフリーランス医師が教える交通費・宿泊費補助付きの仕事のデメリット⑦ 医療機関側が宿泊場所を決める場合、ホテル周辺にご飯を食べるところがない
- まとめ
旅行好きフリーランス医師が教える交通費・宿泊費補助付きの仕事のデメリットとは?
医師として、または医療従事者として、交通費や宿泊費の補助が出る仕事は、地域の病院のお手伝いや健康診断の診察業務がそれに当たります。
では何故、交通費や宿泊費の補助が出るかと言いますと、
- なかなか医師・看護師が見つからない
- 遠方のため来てくれる医療関係者が限られる
といったことが挙げられます。
そのような旅行気分が味わえる仕事ではありますが、交通費・宿泊費補助付きの仕事のデメリットは以下の通りになります。
- 旅行好きフリーランス医師が教える交通費・宿泊費補助付きの仕事のデメリット① 交通費が支給上限額を超えることがある
- 旅行好きフリーランス医師が教える交通費・宿泊費補助付きの仕事のデメリット② 公共交通機関がなくタクシーも捕まらない
- 旅行好きフリーランス医師が教える交通費・宿泊費補助付きの仕事のデメリット③ 勤務時間より通勤時間が長くなることもある
- 旅行好きフリーランス医師が教える交通費・宿泊費補助付きの仕事のデメリット④ 最寄り駅近くにホテルがない
- 旅行好きフリーランス医師が教える交通費・宿泊費補助付きの仕事のデメリット⑤ 医療機関側が宿泊場所を決める場合、ホテルが駅から遠いことがある
- 旅行好きフリーランス医師が教える交通費・宿泊費補助付きの仕事のデメリット⑥ 医療機関側が宿泊場所を決める場合、ホテルが古い・清潔でないこともあり
- 旅行好きフリーランス医師が教える交通費・宿泊費補助付きの仕事のデメリット⑦ 医療機関側が宿泊場所を決める場合、ホテル周辺でご飯を食べるところがない
旅行好きフリーランス医師が教える交通費・宿泊費補助付きの仕事のデメリット① 交通費が支給上限額を超えることがある
まず、交通費の補助が出る仕事をする際には、仕事場のアクセスについて十分調べることをオススメします。
例えば、交通費支給上限額を確認した上で、自宅の最寄駅から現場の最寄駅の往復を調べて上限以内に収まったとしてもそれ以外の出費がある場合があります。
それが、仕事現場の最寄り駅から仕事場までのタクシー代が意外にかかる場合がある点です。
遠方や地方に行けば行くほど、バスなどの公共交通機関がない場合も多くあります。
その場合、仕事先から最寄り駅からのタクシー利用を許可されていても、料金が高くつくことがあります。
仕事先によっては、「最寄り駅からタクシー60分」という仕事もあります。
その場合、タクシー代がどのくらいかかりそうか事前に調べて、交通費支給の上限額を超えないか確認することをオススメします。
元々少しなら自分で支払っても良いと思っていましたら構いませんが、思ったよりも高額なタクシー代を自分で支払わなければならないことになりかねません。
旅行好きフリーランス医師が教える交通費・宿泊費補助付きの仕事のデメリット② 公共交通機関がなくタクシーも捕まらない
交通費の補助が出る仕事をする際には、タクシーが捕まるかを調べることをオススメします。
例えば、最寄り駅から仕事現場までタクシー利用可という仕事でも、そもそも最寄り駅にタクシーがいない駅もあります。
その場合、勝手に別の駅からタクシーを利用して仕事現場に行くことは出来ません。
仕事先によっては、資金が潤沢にあるわけではありませんので、タクシー利用は限られることがほとんどです。
それなので、仕事現場から最も近い駅からのみタクシー利用を許可されていることがほとんどです。
親切な医療機関の場合は、「事前に医師ご自身でタクシーを予約しておいてください」と募集要項に書いてある場合もあります。
ですが、最寄り駅にタクシーがいるかいないかは、医療機関側が調べていない場合もあります。
地域によっては、バスがないためにタクシーが地域の小学生や中学生を通勤に使われている場所もあります。
そのような地域の場合は、朝7時から9時くらいはタクシーが全く予約できない地域もあります。
例えば、私がタクシーの事前予約に苦労した地域は、那須塩原〜黒磯、潮来辺りです。
また、そのような土地での仕事の場合、帰りのタクシーも考えておく必要があります。
実際によくあるのが、仕事が終わった後に放置されて、自力で帰って下さいとなる仕事があります。
私はタクシーが見つからなくて炎天下の中、駅まで60分歩いた経験もあります。
それなので、あまりよく知らない地域での仕事は、受ける前にアクセスについて十分調べることをオススメします。
旅行好きフリーランス医師が教える交通費・宿泊費補助付きの仕事のデメリット③ 勤務時間より通勤時間が長いことがある
交通費の補助が出る仕事をする際、仕事時間は給料が出ますが、通勤時間は給料に換算されません。
それなので、地図上近そうに見える場所でも公共交通機関のアクセスが悪くて、片道3〜4時間もしくはそれ以上かかる現場もあります。
交通費が出て宿泊費も補助もある場合、安易に仕事に飛びついてしまいそうになりますが、現場までのアクセスの確認は忘れないようにして下さい。
例えば、東京から遠方の仕事に向かう場合、那須塩原、黒磯、静岡、浜松などは新幹線の駅がありますので、遠そうに見えてアクセスは良好です。
それに対して、茨城県の東側、千葉県の内房と外房の間などは、何度も電車の乗り換えが必要だったり片道数時間かかることもあります。
それなので、仕事によってはアクセスだけで半日費やして疲れてしまったり、次の日の仕事に支障が出たりすることも考えられます。
そういう場所だからこそ、医療従事者が必要なのが現状です。
旅行好きフリーランス医師が教える交通費・宿泊費補助付きの仕事のデメリット④ 最寄り駅近くにホテルがない
交通費・宿泊費の補助が出る仕事をする際、最寄り駅近くにホテルがない場合があります。
仕事先の医療機関は、最寄り駅、交通費支給上限額、宿泊費支給上限額などは教えてくれますが、仕事現場の最寄り駅にホテルがあるかどうかを調べて募集を出しているわけではありません。
車移動主体の地域によっては、最寄り駅にはホテルはないけれど、主要な幹線道路沿いにホテルがたくさんあることも多くあります。
ですが、そのようなホテルは、無料送迎バスが出ていない限り、自費でタクシーを使ってホテルにアクセスする必要があります。
(募集要項に、タクシー利用可と書かれているところ以外では、タクシー利用は出来ません)
その場合は、自分自身でタクシーを利用するか、最寄り駅以外で宿泊可能か、最寄り駅以外の宿泊の場合は遅刻しないで集合場所に着けるかなどの確認が必要です。
このように、遠方の地方だとホテル予約が不便な場所が多々ありますのでお気をつけください。
旅行好きフリーランス医師が教える交通費・宿泊費補助付きの仕事のデメリット⑤ 医療機関側が宿泊場所を決める場合、ホテルが駅から遠いことがある
医療関係の遠方での仕事の場合、交通費や宿泊費の補助が出る仕事もあれば、医療機関側がホテルを指定して取ってくれる場合もあります。
その際、駅から遠いホテルを指定される場合があります。
私は、仕事先の最寄り駅から、歩いて60分のホテルを指定されたことがありました。
ホテルの予約も支払いもしてくれる気持ちはありがたいのですが、そのような場所までタクシーで行く場合、結局仕事の給与よりも高いタクシー代になってしまう可能性があります。
ただ、このような遠方での仕事を受ける場合、勤務が決定してからホテル名が開示されることがあります。
通常、駅近くのホテルは料金が高いので少し離れた場所のホテルを指定されることが多いです。
また、医療機関側が大きな検診車でアクセスする場合は、大きな幹線道路沿いのホテルを指定されます。
大抵幹線道路は駅から距離がありますので、アクセスに苦労します。
このように、遠方の地方だと不便な場所にあるホテルを指定されることがありますので、お気をつけください。
旅行好きフリーランス医師が教える交通費・宿泊費補助付きの仕事のデメリット医療機関側が宿泊場所を決める場合、ホテルが古い・清潔でないこともあり
ホテルによっては古い・清潔感がないホテルの場合があります。
こちらもホテルの予約も支払いもしてくれるので、文句を言うのは何なのですが、本当に不潔なホテルもあります。
古いだけなら良いのですが、お風呂に髪の毛が残っている、ゴミ箱にゴミが残っているとかも経験があります。
このように、安いことがメリットのホテルは不衛生な時もありますので、ご注意ください。
旅行好きフリーランス医師が教える交通費・宿泊費補助付きの仕事のデメリット⑦ 医療機関側が宿泊場所を決める場合、ホテル周辺にご飯を食べるところがない
ホテルによっては周囲にご飯を食べるところがない場合があります。
地方の駅だと、周囲にコンビニがない、スーパーが無いことは珍しくありません。
特に駅近くに小さなお店があったけれど、ホテル近くにも何かあるだろうと思ってホテルにむかってみたら、周囲が田んぼだらけだったことのありました。
事前にホテルに連絡して聞いてみても、「皆さん車でレストランに向かいます。車がないと食事は難しいと思います」とはっきり言われたこともあります。
このような場所にあるホテルを指定されることもありますので、事前確認は怠らないようにしましょう。
このような場合、夕食だけでなく翌日の朝食にもありつけないことも考えられますので、十分ご注意ください。
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まとめ
医師や看護師などの医療関係者は、仕事を探せば旅行気分で行ける遠方の仕事をすることができます。
さらに、仕事先によっては交通費や宿泊費を支給・補助してくれます。
ですが、安易に飛びついてしまうと、思ったよりも交通費が高かった、ホテルの周りにお店がなくてご飯にありつけなかった、なんてことにもなりかねません。
それなので、このような遠方の仕事を引き受ける際は、ご自身でしっかりと交通の便やコンビニの場所など事前に調べておくことをオススメします。
大事なことは、何事も自己責任で仕事を引き受けるということです。
あとは、旅行中は多少トラブルがあってもそれさえ楽しむという気持ちでいることです。
そのようにして、快適な状況のなかで楽しく旅行と仕事を楽しみたいですよね。
大変な医療関係の仕事でも、働き方によっては心身ともに健康で日々楽しく仕事をすることができるのですよ!
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