【自由な生活へ！】FIRE後に早期退職をためらう5つの理由は？

FIREとは、financial independence, retire earlyの頭文字を取った言葉で、日本語で言うと【経済的自由と早期退職】です。

その言葉通り、マネーマシン（貯蓄＆投資）を完成させて、生活のためにお金を稼ぐことから自由になり、その後は自由に生きていくという生き方です。

 

このマネーマシン（貯蓄＆投資）が完成すると早期退職をして、その先に自由な世界が待っているのに、なかなか早期退職出来ない人もいるのです。

それは、

という気持ちがあったり、周りからの目線が気になったりするからです。

 

今回は、なぜ「退職」となると二の足を踏んでしまうのかを理解することで、あなたがいざ退職する時に、スムーズに退職して楽しい自由な世界に飛び込んでいける手助けになればと思います。

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【自由な生活へ！】FIRE後に早期退職をためらう5つの理由は？

主な理由と、その対処法を述べていきますので、あなたもFIREが近づいているのに「退職」が出来ないと思っていましたら参考にしてください。

 

FIRE後に早期退職をためらう5つの理由　①生活費が分からない

FIRE（経済的自由と早期退職）に向けて準備が整っているのに、いざ退職が出来ない理由が、「お金の心配」があるからです。

そして、「お金の心配」とは、退職して収入がなくなると、お金が減ってしまうかもしれないという心配です。

 

FIRE達成するには、一般的に、

と言われています。

 

ですが、あなたはご自身の「年間生活費」を計算して出したことはありますか？

という人は多いと思いますが、

と、はっきり言える人は少ないと思います。

 

きちんと生活費を把握していないと、FIREを達成したとしても、「実は出費の方が多くて将来的にはお金がなくなるかも…」という心配が頭にあり、退職を躊躇してしまう原因になるのです。

 

FIRE後に早期退職をためらう5つの理由　②目標投資金額があやふや

FIRE達成するための、目標貯金（投資）金額の計算の仕方は以下の通りです。

 

その金額を準備して投資に回したら、運用資産から年間４％切り崩しても元本は減らないため、永遠に収入を維持できると考えられています。

このことは、有名な「トリニティースタディ」という研究でも、検証されている考え方です。

 

年間支出は、一般的に下記のものが当てはまります。

特に生活費だけでなく、あなたに趣味がありましたら、その費用もきちんと計算しましょう。

なぜなら、FIRE達成後は「自由な生活」が待っていますので、これまで仕事に費やしていた時間は、あなたのやりたい事を実行するための時間になりますので。

 

それなので、あなた自身が月にいくら、年間いくら消費しているか分かっていないと、目標金額の設定自体があやふやで「本当に仕事を辞めてしまっていいのだろうか…」と心配になってしまいます。

そのため、たとえ貯蓄（投資）があなたの立てた目標金額に達したとしても、不安で、

とか

と、早期退職に二の足を踏む原因となってしまうのです。

FIRE後に早期退職をためらう5つの理由　③前もって退職日を決める

退職を伝えるというのは、あなたの人生で大きな決断で、エネルギーも要することです。

あなたの長年の投資が目標金額まで達した時になって、

ということを考えても、なかなか決断ができません。本気で退職するとなると怖さも出てくるのが正直なところです。

そうなると、

と気持ちが引いてしまうことはよくあることです。

そのままダラダラと、投資目標金額を超えても「なんとなく仕事が辞められない」ということも起こりうることです。

それなので、退職の時には、数年前から計画して、そこに向かってしっかりと心の準備をするようにしましょう。

FIRE後に早期退職をためらう5つの理由　④毎月投資結果を集計しよう

投資をする際、いくつか分野の違った投資先を持つ分散投資は、一つの投資がうまくいかなくても別の投資でその損失を補えるというメリットがあります。

そのため、投資をする人は、

といった形で、分散投資をしている人も少なくないでしょう。

 

ですが、

分散投資をしていると、合算しないと分からなくなっている人が実は多いのです。

あなた自身の資産の把握のためにも、月1回は、分散している投資結果を集計するようにしてください。

 

そうすることで、

を毎月把握することが出来ます。

 

FIRE後に早期退職をためらう5つの理由　⑤働かないことへの罪悪感がある

日本は、まだまだ「退職」＝「定年になって仕事を辞める」というイメージが強いかもしれません。

そのため、定年になっていないのに退職するのは、何か特別な理由があると考えてしまいます。

例えば、

反対に、「特別な理由」が無く「自由に生きる」ためだけの退職を、周りの人に納得してもらうのは難しいと思います。

また、人は「働いてお金を得ることが良いこと」と考えている風潮があることも否定できません。

 

そのため、「若くして、定年でもない退職すること」、そしてその後に「働かないで生活すること」に罪悪感を感じてしまうこともあるでしょう。

 

ですが、

しかも、あなたの退職は、他人が働いて得たお金をあてにするものでもありません。

それなので、あなたは誰に罪悪感を感じることなく、堂々と退職していいのです。

 

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まとめ

「仕事を退職する」ということは、大きな決断であり、大きなエネルギーを要します。

FIREのために節約と投資・貯蓄をしているときは、目標に向かってワクワクと楽しい時期かもしれません。

ですが、本当に「退職する」となると、緊張も不安も出てくると思います。

 

けれど、この「早期退職」を実現させて初めて、その先に夢に見た「自由な未来」が待っています。