ミニマリストと聞くと、どんなイメージですか?
色々なイメージがあるかと思います。
実際私も、ミニマリストを目指してから、持っている物を減らし、さらにモノを買わなくもなったことから、出費が減ったことを実感しました。
ですが、正確には、「一部必要のない出費が減り、必要なことの出費が高額でも増やす様になった」ということが正しいかもしれません。
必要のない出費とは、衝動買いや、必要のないモノを増やしてしまう出費です。
ミニマリストの考えを知り、その「必要のない出費」はかなり減ることとなりました。
そして、高額な出費をする場面になった時、どんな考えを大事にして、お金を使うことを決定するかの理由をこれからお伝えします。
あなたが、ついついお金を使いすぎてしまう、なぜか貯金が貯まらないという悩みがありましたら、お金を使う時の考え方を参考にしていただけたらと思います。
今回は、ミニマリストが考える、出費と高額支出でも一工夫していることをお話しします。
今回の記事は、
に向けての記事となります。
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私が高額でも買い物をする時の理由は、以下の3つです。
私が高額でもお金を払う「経験」とは、「旅行」です。
それは、毎年大切にしていることで、1回10万円以上のこともあります。
なぜ、旅行にお金を使うかというと、私が得たいと思っている「経験」は
ということだからです。
世界には、日本だけにいると想像もできない綺麗な景色、街並み、建造物であふれています。
また世界遺産のような、人々が大事にしていきたいと考えている、素晴らしい建造物がたくさんあります。
その様な景色を目にしたり、その様な町並みを歩いているだけで、私はワクワクし、幸せな気分になります。
「お金を経験に費やす」とは、この「ワクワク感」と「幸せな気分」を味わうために使うと言って過言ではありません。
どの様な経験に対して、「ワクワクするか」「幸せな気分になるか」は、人それぞれですが、あなたもお金を使うとしたら「幸せな気分」になることに、費やしませんか?
そして、旅行中や海外にいることで「非日常」を感じられることを大切にしています。
いつもと違った部屋、食事を楽しみ、自分の周りにある街や人々の中にいると、全く違う世界に入り込んでしまった様な不思議な感じがします。
童話や絵本の中に入ってしまった様な不思議感といったらいいでしょうか…
この不思議感が、忙しい日常生活から「切り離された」感覚を作り出し、「ああ、自分はいつもと違うことをしているんだな」と実感できます。
実はこの感覚が重要なのです。
疲れていて寝て過ごす休日もありですが、それだと「あっという間に休みが終わった」という感覚だと思います。
また、寝すぎると逆に体がだるくなることもあります。
それに対して、旅行に行って知らないことに囲まれること・非日常を感じることは、「今、自分の時間を費やして休んでいる」ということが感じられます。
しっかりと「休んでいる」ことを実感することで、次の日常生活に戻るエネルギーを蓄えるのです。
日本語が通じないところに行くことも、この「非日常感」をより実感するためです。
また、経験は、「今しかできないこと」もあります。
特に海外に行くには体力も必要で、「退職したら〇〇しよう」「いつか〇〇しよう」と思っていても、実際にやろうとした時には、それをする体力・気力・財力がないことも考えられます。
「いつかやろう」の、「いつか」は、いつになっても来ない、もしくは時間が経つと忘れていることも多々あります。
ですが、早めに経験することで、その経験があなたの人生を変える経験になることもあるのです。
それをしていないあなたは、もしかしたら、人生を変えるほどの経験を逃しているかもしれませんよ。
今年の大型出費がこれに当たります。
今見ても高い金額なのですが、これが壊れていると、日常生活を維持するのにストレスを感じてしまいます。
この暑い日本の夏を乗り切るために、クーラーは必須です。
我慢できないこともないかもしれませんが、そうすると、日常生活が苦痛で、ストレスの多いものに変化してしまいます。
もちろん、トイレも毎日欠かさず使用する場所なので、壊れていたらきちんと直すことは、ストレスなく生活する上では必須となります。
「ストレスのない日常生活」ということは、「快適な日常生活」です。
正直、それでも直そうかどうしようか、かなり迷ってしまいました。
ですが、なんでも節約したらいいというわけではないと改めて思い、しっかり考え直しました。
そして何より、自分からストレスを遠ざけることを優先するために、高額ですが購入することに決めました。
あなたも、ストレスを感じながら、節約のために買わずにいるものはありませんか?
今回の高額出費を決めたもう一つ理由が、「生命維持」のためです。
現時点で、日本の夏の暑さをクーラーなしで過ごすことは、熱中症になって死亡する危険性がとても高いです。
トイレも、壊れているからといって行かずにいると(行かずにいれませんが)、膀胱炎なり、何なり、病気になってしまいます。
それなので、生活ベースで生命維持に必要なものには、お金をかけることを決断したほうがいいと思います。
反対に、ミニマリストが買い物をしない、お金を使わないと決めるポイントはどこにあるのでしょうか。
それなので、「一目惚れした」とかは、ものを買う時の理由にはなりません。
ふらふらと街中を歩いていて、素敵なものをお店の中に見かけた時、それは「お店の中では素敵に見えるけれど、あなたの家の中で素敵に見えますか」と考えてみてください。
ディスプレイのやり方で素敵に見えている場合、もしかしたら、あなたの家には配色的に合わないかもしれません。
もしかしたら、似ているようなものをすでに持っているかもしれません。
あなたが、ものを買う時の基準はどういったポイントでしょか?
もし家の中がモノで溢れているなら、自分がどういう状態でモノを買っているのか、見つめ直してみてはいかがでしょうか。
高額出費をするときは、一度立ち止まって、以下のことを考えます。
あなたにとって大切なことはなんですか?
あなたが今しようとしている高額な出費は、その「大切なこと」のためのものですか?
今まで、あまり考えず買っていた行動が、ちょっとしたきっかけで「本当に必要なものか」と改めて考えることで、出費を減らすことにもつながります。
高額出費を決定するときは、この一瞬の立ち止まりが必要です。
これは、クセをつけることで、自然と立ち止まって考えられるようになります。
高額出費の際、私は「普通の出費以外の方法がないか」ということを大事に考えます。
例えば、今回の出費は、クーラーの付け替えとトイレの修繕ですが、どちらも「個人事業主の事務所」兼「自宅」にあるものです。
実際に、事務所での打ち合わせも多く、トイレはその時に壊されてしまいました(笑)。
その場合、「事務所」として登録している場所の修繕なので、「修繕費」として経費に計上できます。
(もちろん、家としての使用もあるので、100%ではありませんが)
あなたは、「高額の出費」を「経費にできるか」と考えたことはありませんか?
「会社なんか起こしていないし」とか「サラリーマンだし」と考えている方がいましたら、少しだけ、物事の見方を変えてみてください。
私も、今までは普通に給料をもらって、そこから消費するだけの生活をしていました。
ですが、1本の動画、1つの本で、お金に対する考え方を変え、それが人生を変えました。
この考えは、有名な書籍「金持ち父さん・貧乏父さん」で学びました。
もし、本を読む時間がないという方でしたら、こちらの「モチベーション紳士さん」が作られた動画を見ることをオススメします。
これを見て、私も1つ1つのお金の使い方を、「負債」や「消費」ではなく、「資産」として使うという「考え」を学びました。
例えば、投資のための不動産を持っていても、「事務所」の登録はできます。
ブログの発信を「事業」として立ち上げることも可能です。
そうすることで、高額出費を正当な「必要経費」とすることも可能になってきます。
こういうことに興味を持ったのも、ミニマリストに興味を持って、いろいろ調べていく時に学びました。
これも、旅行とは違った、「経験」へお金や時間を費やすということですね。
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私は、ミニマリストを目指して家の中の物を減らしている途中に、いろいろな人の考えに触れ、自分の考えが大きく変化する経験をしました。
そして、何気なく過ごしていた毎日は、実はあまり物事を考えていなく、ただただ忙殺されて過ぎ去ってしまっていた毎日だと気がつきました。
今は、いろいろなミニマリストさん、シンプリストさんが経験して発信していることから、たくさんのことを学びました。
そして、今まで素通りしていたことでも、「しっかり考える」ことの大切さを学びました。
あなたの人生をよりよく意味のあるものにするために、「立ち止まって考える」「お金を向き合う」ということをしてみてはいかがでしょうか。
そして、ちょっとしたきっかけで、あなたの人生が変わるような「経験」をしてみようと試みてはいかがでしょうか。
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