こんにちは、医療系ミニマリストのDr.ミニマリストです。
あなたは、毎月の食費の節約について頭を悩ませていますか?
私は現在、ミニマリストに憧れてミニマリストになれるよう、断捨離を行い少しずつ物を少なくして生活しています。
その中で気がついたのが、実はミニマリストを目指して生活していると、自然とお金を使わなくなるということが分かりました。
自分では「無理して」節約しようとはしていません。
無理することはストレスになってしまうだけですよね。
けれど、断捨離前に普通に生活していた時に比べて食費がかなり減っていましたので、どうしてミニマリスト生活が食費を減らすこととなったか考えてみました。
あなたも食費節約に興味がありましたら、一緒に私の実際の食費と、最近の食事関係の買い物に関する行動を振り返ってみませんか?
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ミニマリストとは、日本語で『最小限主義者』ということで、少ない持ち物で生活する人たちのことを言います。
現在社会は物で溢れていますが、それを手にしても幸福感を感じられなかった人たちが、生活様式を変えていく中で生み出された考えです。
少ない持ち物でも、十分幸せに生きていけるんだよということを示しています。
まずは、ミニマリスト生活前と後での食費の差をお見せします。
ミニマリスト生活の前と後で、一人暮らしでひと月の食費にこれだけ違いが出ました。
ミニマリスト生活前 | ミニマリスト生活後 | |
12月 43,443円 | 1月 33,135円 | |
11月 36,693円 | 2月 24,133円 | |
10月 61,523円 | 3月 15,420円 | |
9月 31,729円 | 4月 30,694円 | |
8月 39,460円 | ||
平均 | 断捨離前 42,569円 | 断捨離後 24,845円 |
(この中には、外食も含まれています。)
断捨離後はまだ4ヶ月しか経っていないので、断捨離後の平均は4ヶ月間で出しています。
総務省が行なった2017年の家計調査によると、一人暮らしの1ヶ月の平均食費は約4万円(内、外食費1万円程)だそうです。
ミニマリストを目指す前の食費はこれに合致します。
平均そのものでしたね。
ですが、ミニマリストを目指して生活を見直し、私個人の食糧事情を見直しただけで、ざっと計算しただけでも、4割の食費節約につながりました。
月に1.6~1.8万くらいですが、これを1年で考えると20万円の違いになりますよ!
1年で見るとこれは結構大きな違いだと思いますので、次の項で、断捨離前と後で、食事に対するお金の使い方がどのように変わったのか検証します。
ミニマリスト生活前の基本的な食生活は、こんな感じでした。
朝ご飯 | ご飯とお味噌汁、またはパンとスープなど |
昼ご飯 | 仕事の時は、出勤前にコンビニでおにぎりかパン、お弁当を購入 |
夜ご飯 |
基本は自炊 友人と外食することもそれなりに多い |
ミニマリスト生活前もお金のことは気をつけていました。
コンビニでもあまり値段の高いお弁当は買わないようにしたり、夜ご飯も家で食べる時はお弁当で済ませないように自炊を中心にしていました。
ミニマリスト生活を目指すようになってからの食事は以下のような感じです。
朝ご飯 | 断捨離前と変わりありません |
昼ご飯 |
おにぎりを作って持っていくようになりました。 電子レンジのある職場には、時々ご飯とレトルトカレーを家から持って行って温めて食べるようにしました (おにぎりだけだと栄養的に良くないと思ったので) |
夜ご飯 |
気心のしれた友人とは、家飲みをするようにしました 外食を少し減らすようにしました |
夜の外食は意識して少し減らすようにしましたが、それ以外はミニマリスト生活とは関係なく、自然に出た行動でした。
断捨離をして、頭の中や心の中を整理すると、自然と健康な食事にも興味が出てきました。
特に昼ごはんは変化が大きかったです。
もともとコンビニ食は好きではなかったのですが、断捨離前はいつも朝の時間がバタバタしていました。
そのため、朝に仕事前にお弁当を作る気持ちの余裕はありませんでした。
けれど、断捨離後は自然といつもより早起きになりました。
そして早起きして空いた時間に、毎朝ご飯を炊いてたのを少し多めに炊くようにして、おにぎりを作って持っていくようにしました。
最近ではさらに、おにぎりだけではほぼ炭水化物だけの食事になってしまって栄養的にあまり良くないかと思うようになり、ご飯とレトルトカレーを持って行って、職場の電子レンジで温めて食べる日も作りました。
また、断捨離前は自動販売機やコンビニで150円くらいのペットボトルを簡単に買ってしまっていました。
それも今は、マイ水筒と紅茶などのティーバックを持ち歩き、職場のお湯を使って水分を確保していました。
ただし、朝に凝ったお弁当を作るということは目標としませんでした。
朝頑張ってお弁当を作ろうとすると、自分自身にとってストレスとなってしまうこと、きっと長続きしないことがわかっていました。
私が目指す「脳にストレスを与えない生活」をするためにも、大変なこと・続かないことと思われることは、無理してやったりはしませんでした。
このお昼ご飯の変化はミニマリスト生活でなくても意識すればできることなので、ミニマリスト生活で変化したことを次にお話しします。
ミニマリスト生活にシフトした結果、食費や食材の買い物に対して、こんな変化がありました。
断捨離をした後は、とにかく家にある持ち物を少なくして、きちんと把握することに興味を持ちました。
その結果として、冷蔵庫と冷凍庫の中にある食材をメモに書き出して、冷蔵庫のドアに貼るようにしました。
そして、食材使ったら横線を引いて消していくようにしました。
そうすることで、全ての食材を無駄にしないようにすることができ、結果的に買い物に行く日数が格段に減りました。
この、冷蔵庫のドアのメモは、食材の残量チェック以外にも、思わぬ良い効果がありました。
普段目にすることで、「今日帰ってきたら〇〇が残っているからこれを作ろう」といった感じでレシピがふと思いつくことが多くなりました。
今までは、家に帰ってきてから冷蔵庫の中の食材を確認し、それからメニューを考えていた。
それに比べると、帰ってからの食事を考える心の負担と時間の使い方が格段に良くなりました。
あなたは、冷蔵庫の中の食材が少なくなったと思ったら買い物に行っていませんか?
当たり前のことですが、なかなか出来ないのが『無くなったら買う』ということです。
『少なくなったら買う』ではありません!
私もこれはミニマリスト生活をする前は当然のようにやっていました。
そしてあなたは、「あとちょっとだからそろそろ買い物に行かないと」と思って新しく買ったものを先に食べてしまっていませんか?
結局、買い物前の残っていた「あとちょっとの物」が賞味期限を迎えたり腐ったりして捨ててしまうことがありました。
「ちょっとだけだからいいや」と思って捨ててしまうものを大切にすることが、実は大きな食費節約につながるのです。
そして、この食材を捨てることが地球に大きな影響を及ぼしていますので、興味がある方は別の記事も読んでみてください。
あなたは買い物に行く時、ちょっと楽しかったり気分がウキウキしたりしませんか?
実は、買い物をすることを考えるだけで、私たちの脳から気分が高揚するホルモン(アドレナリン)が出ているんです。
人間は学習する生き物なので、「買い物がワクワクする」ということを学ぶと、何度もそれを経験したくなります。
そのため、買い物依存症の人でなくても、必要がないのに時間があるとフラッとスーパーに行ってしまい、『必要のない何か』を買ってしまいます。
ですが、あなたが手にしたそれは『必要の無い物』であって、『買い物で気持ちがワクワクする』ことを楽しんだだけなのです。
それなので、節約をしたい人は、必要のない時は出来るだけ意識して『買い物するところ』に近づかないほうがいいのです。
買い物をした日はカレンダーにチェックして、あなたは月何回買い物に行ったら十分なのか把握するするのがいいと思います。
ちなみに、私は以前は週2回くらい買い物に行っていましたが、ミニマリスト生活を取り入れてから月2〜4回の買い物で十分なことがわかりました。
冷蔵庫や冷凍庫の中の食材を消費すると、足りないものも出てくるでしょう。
私は牛乳の消費が早いので、他の食べ物は残っているけれど、牛乳だけなくなることがあります。
その時は、スーパーの中でも『必要なもの』があるところだけ立ち寄ってください。
他の生鮮食品や肉・魚のコーナーに行くと、買う予定ではなかったものが魅力的(食べたい)に見える時があります。
そして、食べ物を買うときに怖いのが、『いずれ食べるから』と自分に言い訳するところです。
確かに捨てたり飾ったりするために買うものではありませんが、あまり冷蔵庫の中に食材があると消費する前に腐ってしまうこともあります。
冷凍庫の中で、カチカチになって美味しそうに見えなくなるものもあるかもしれません。
新鮮なものを買うために、ファーマーズマーケットや道の駅を利用するのはどうでしょう?
ファーマーズマーケットで食材を買うと、農家直送の食材なので、新鮮・長持ちするというメリットがあります。
そのため、腐りにくい、頻回に買い物に行かなくてもいいというメリットがあります。
さらに新鮮なものは栄養価が高く・美味しい・身体に良いというメリットもあります。
私は、ミニマリスト生活にシフトしてから、買い物の回数も減り、食材を最後まで食べきるようになり、40%もの食費節約につながりました。
でも、ミニマリスト達が全て同じ生活をしている訳ではありません。
その人なりの工夫で食費を減らしていますので、他のミニマリストさん達の食費節約のコツを見てみませんか?
『僕たちは、もう物を持たない』を書いた、日本のミニマリズムの流行を牽引している人です。
佐々木さんは、何度かテレビ取材にも応じていて、かなり小さな冷蔵庫を持っているだけで、毎日必要な分しか食材を買わないと言っていました。
佐々木さんの食事節約術はこちらになりますので、ぜひ見てみてください。
ミニマリストしぶさんは、20代前半でミニマリストとなっています。
生き方や考え方が凄くスタイリッシュでこだわりのある方なので、いつも楽しくYoutubeをみさせていただいています。
しぶさんは、冷蔵庫を持っていません。
夕ご飯前に必要な食材だけを買って、使い切って終了としています。
こちらの動画で、しぶさんの食事方法を見てみて下さい。
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これは私が実際に携帯に入れている食品リサイクルのための携帯アプリです。
現在は東京近郊をメインにしていますが、月額料金(1980円)を払えばレストランで余った商品やキャンセルになってしまったものを予約して持ち帰れます。
初めは東京都内のみでしたが、埼玉や千葉、神奈川の店舗も入るようになり、まだまだこれから広がっていく予定でいます。
食品の衛生面から何時までと決まっていますので、時間は気をつけて下さいね。
現在のReduce goの特徴は以下の通りです。
アプリを起動すると、余剰食品の数が表示されます。
写真がクリアなものが、その日の余剰食品です。
取りに行かないとけないので、自分がいるところからの距離と期限の時間が書かれています。
アレルギーが心配な人は、アレルギーチェックもできます。
『注文する』がありますので、クリックします。
また、下にスクロールするとお店の住所が書かれていますので、最寄り駅など事前に調べることもできます。
こちらは、『Otameshi (オタメシ)』というサイトで、いろいろな商品を50%以下で売っているサイトです。
50%以下で商品を買えるなんてできるの?
という疑問は当然です。実はここで売られている商品は、
だから安く売ることができるのです。
何か不備のある商品ではありません。
それでも実質的なスーパーでは売れない商品なのが現実です。
更に、このシステムの更に良いところは、販売代金の一部を寄付しているところです。
購入者は、どの施設に寄付をするかも選べます。
あなたも食品廃棄防止や環境問題に興味がありましたら、ぜひ活用してみてください。
こちらは、形の悪い野菜などが抽選でタダでもらえたり、直売所からの食材をネットで買える食品リサイクルサイトになります。
抽選に当たれば無料で手に入りますので、あなたの食費節約と食材廃棄防止になる、とてもおすすめな試みです。
形が小さくても、多少変形していても、味に変わりはありません。
販売の場合には、かなり多量で売り出されている食材が多いので、食べきれるか気をつけてみて下さい。
発送地域が限定されていることもあります。
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以上のことから、ミニマリスト生活を目指すようになってから、何故食費が格段に減ったのか考察してみたところ、以下の点が判明しました。
いかがでしょうか。
このように、無理して意識して食費を減らすのではなく、実は目的は別にあってミニマリスト生活を目指すだけで、自然と食費節約を行うことができます。
ベーシックインカムが少なくても、美味しい食材を有効に使うことができ、さらにストレスなく節約につながります。
大事なのは、「自然と」お金を使わなくなるということです。
無理に節約したり必要なものを買うのを我慢したりすると、気がつかないうちに自分にストレスを与えてしまっています。
いつもお金のことが気になって、疲れてしまいますよね。
しかし、ミニマリストのように生活していると、「自然と」節約が出来てしまっていました。
それは、私が自分の家計簿アプリを見て最近になって初めて気が付いたからです。
自分では「無理して」節約しようとはしていません。
皆さんも、もし節約を意識しているようでしたら、ミニマリストにならなくても、私が行ったような「ミニマリスト生活を意識した生活」を送って、健康生活を試みてはいかがでしょうか。
参考になれば、何よりです。