あなたは、FIRE (経済的自立と早期退職)という生き方を知っていますか?
FIREとは、投資などでお金を貯めて経済的自由を確立し、早期退職をして、その後は自由な人生を生きるという生き方です。
一般的には、20代、30代などの若い時からお金を投資に回すことで、10年やそれ以上の月日をかけて達成させます。
それなので、40代、50代の人がFIREという言葉と知ると、
もっと若い時に知りたかった…
あと20歳若ければ自分も始めていたのに…
と考えて、やりたいけれど自分には出来ない、と思ってしまう人もいるかと思います。
でも、ちょっと待って下さい。
状況によっては40代、50代でもFIREを達成することは可能なのです。
それなので、この記事では、
について述べていきます。
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早期リタイアのため40代がFIREを目指しても遅くない5つの理由とは?
では早速、40代、50代でもFIREを目指しても遅くない理由を挙げます。
- 早期退職のため40代がFIREを目指しても遅くない理由① お金を稼ぐ力がすでに高い
- 早期退職のため40代がFIREを目指しても遅くない理由② 貯金がある
- 早期退職のため40代がFIREを目指しても遅くない理由③ すでに生活に必要な高額支出を済ませている(家具、マンション、車の購入など)
- 早期退職のため40代がFIREを目指しても遅くない理由④ 交際費が少ない
- 早期退職のため40代がFIREを目指しても遅くない理由⑤ 子育てが終わっている
- 早期退職のため40代がFIREを目指しても遅くない理由【番外編】 新NISA制度が出来た
以下の項目で、それぞれの理由を詳しく説明していきます。
早期リタイアのため40代がFIREを目指しても遅くない理由① お金を稼ぐ力がすでに高い
あなたは、20代の時に比べて給料が上がりましたか?
日本のサラリーマンの場合は、年功序列にお給料が増える可能性が高いです。
それなので、20代の時に1ヶ月の給料から貯金に回せる額と、40代の時に1ヶ月の給料から貯金に回せる額は40代の方がはるかに高いのです。
また、年功序列で給料が増えなくても、人によっては長年の経験を生かして転職をしたり、副業をすることによって、収入を増やすことができます。
転職は20代で行なっても新卒と同様にみられがちですが、40代の転職は経験値を買われて同じような仕事でも今の給料や条件よりも良いものを提示されます。
それなので、単純に貯蓄を1000万円を貯めると考えた時に、1ヶ月の貯蓄額が違うだけで
- 1ヶ月5万円貯蓄 → 1000万円まで200ヶ月(16年8ヶ月)
- 1ヶ月20万円貯蓄 →1000万円まで50ヶ月(4年2ヶ月)
となります。
この計算では、20歳の人の場合、36歳時にゴールに到達し、40歳の人は44歳時に到達します。
それなので、到達年齢は20歳から始めた場合の方が若いですが、到達までの期間は40歳から始めた方が短い期間でゴールに到達することが分かります。
これはあくまで単純計算ですが、40代で給料が高くなっていて1ヶ月の貯蓄額を高く保つことができれが、40代でもFIREが可能なのです。
それ以上に、20代でスタートするよりも短い時間でFIREを達成することも考えられますね。
早期リタイアのため40代がFIREを目指しても遅くない理由② 貯金がある
そして40代・50代の人は、スタート時点で貯金があれば、さらにFIREを目指すメリットにもなります。
例えば、1000万円貯蓄する場合、毎月同じ額を貯金するとしても、スタート時点で500万円あるかどうかでゴールまでの時間に大きな差が出てきます。
- 20代:スタート時点で500万円の貯金なし + 貯金月5万円:ゴールまで16年8ヶ月
- 40代:スタート時点で500万円の貯金あり + 貯金月5万円:ゴールまで8年4ヶ月
ゴール到達時の年齢は、20歳で始めた人なら36歳、40歳で始めた人は48歳になりますので、ゴール到達年齢は20歳で始めた方が、若くしてゴールにたどり着けます。
ですが、到達までの期間は、やはりもともと貯金を持っている40代の方が、始めてから目標を達成するまで短い期間で済むのです。
それなので、もしあなたにある程度の貯金があるようなら、40代・50代からFIREを始める事は、20代よりも短い期間でゴールに辿り着けるというメリットがあるのです!
早期リタイアのため40代がFIREを目指しても遅くない理由③ すでに生活に必要な高額支出を済ませている
40代・50代からFIREを目指すメリットは、既に人生において高額出費を済ませてしまっている事が考えられる事です。
20代、30代の場合は、人生においてこれから大きな出費の可能性があることが考えられます。
- 家を買うのに頭金を払おう
- 家具一式を揃えよう
- 車を買おう
といった出費です。
40代・50代でそのような出費がないとは言いません。
実際家電が壊れた時、車検に出す時などはやはりお金はかかりますが、一気に高額の出費をすることは少なくなります。
それなので、これからFIREに向けて貯金・投資を増やそうというのは40代・50代の方が適しているかもしれませんね。
早期リタイアのため40代がFIREを目指しても遅くない理由④ 交際費が少ない
20代や30代の頃は、周りの友人とたくさん遊びたいですよね!
それなので、20代、30代は交遊費が高く、貯金が貯まりにくいというデメリットがあります。
それに比べて40代・50代になると、
- もう若くないし…
- 20代の時にたくさん遊んだからな…
ということで、それほど遊びを求めていない人もいます。
そういう人の場合は、日常生活で使うお金が少ないので、その分投資にお金を回すことが出来るのです。
もしあなたが今40代・50代で、それほど遊びに興味を持っていないようでしたら、その分のお金を投資・資産形成に回すと将来早期退職できるようになるかもしれませんよ!
早期リタイアのため40代がFIREを目指しても遅くない理由⑤ 子育てが終わっている
40代・50代のメリットの一つに、子育てが終わっていて養育費にお金がかからなくなるというメリットがあります。
これは、人生設計は人それぞれなのですが、もしあなたが、
- 子供が既に独り立ちしている状況
- 夫婦2人でやっていこうという状況
- 独身です、という状況
でしたら、養育費にお金がかかりません。
それに対して、これから子供を持とうと思っているという状況でしたら、貯金や投資額を増やそうと思っていても難しい時期があります。
また、20歳代からFIREを目指していて月20万円の生活費を投資から賄える状況になっても、その後パートナーができたり家族ができると予定していた生活費よりも高い生活費が必要になる場合があります。
その場合、せっかく一度早期退職しても、生活費が足らなくなり仕事に復帰せざるを得ないということになることもあるのです。
それに対して、40代・50代はもう少し将来的なことが安定している、もしくは予測できる状況だと思います。
それなので、40代・50代の場合は、養育費を考慮に入れずに収入から貯蓄額を考えられるというメリットがあるのです!
早期リタイアのため40代がFIREを目指しても遅くない理由【番外編】 新NISA制度が出来た
何よりも、40代、50代でもFIREを目指して遅くないという理由の一つに、新NISA制度の発足が挙げられます。
簡単に言えば、投資をしても税金がかからない制度です。
通常、投資は利益確定をしたらその約20%ほどの税金が取られます。
しかし、証券会社の新NISAの口座で投資をしたら、増益して利益確定しても税金がかかりません。
これは、自分で将来に向けての老後資産を形成してほしいという政府の試みがあります。
そのため、税金を取られないなら、元来よりも少ない元本でFIREのための資産形成を完成させることができるのです。
もしあなたが今40代・50代で、FIREのための資産形成をしたいと考えていましたら、新NISA口座で投資をすることをオススメします!
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まとめ
いかがでしたでしょうか?
40代、50代だからといって、FIRE(経済的自立と早期退職)を目指すことを諦める理由にはなりません!
かくいう私も、だいぶ遅くなってからFIREを目指し始めました。
私がFIREを目指すのが遅かった理由は、FIREということが一般人でも達成できるということを知らなかったからです。
もしあなたが「将来経済的自由を手に入れて自由に生きていきたい」と思っていましたら、40代でも50代でも遅くはありません!
というか、むしろ20代で始めるよりも、ゴールまでの期間が短くて達成できるというメリットもあるのです!
どうですか?
一緒にFIRE目指して頑張りませんか?
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