あなたは、FIREという生き方を知っていますか?
FIREとは、Financial independence, Retire earlyという言葉の略語で、日本語で言うと、「経済的独立、早期退職」という意味です。
早期退職というと、老後資金のお金を貯めて、ある一定金額貯まったら定年より前に退職して、退職後の人生を楽しむという生き方です。
ですが、そこに「Financial independence」という言葉がつくと、早期退職しても、「不労所得による収入源のある生活」が保障されるものになります。
同じ退職後でも、貯金を切り崩して、いつか無くなってしまうという心配のある生活と、FIREという考え方に沿って、「不労所得による収入のある生活」とでは、日常生活をしていくの心の余裕が全く違います。
今回私はFIREという考え方に沿った形で、「不労所得による収入のある生活」のある退職を目指そうと決めたので、その記録を残していきたいと思います。
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まずは、私がFIREを目指す時に、「この投資を主軸をやろう」と準備した事についてお伝えします。
初めに、FIRE達成した先人たちが、どのようにして資産を形成したのかを本やブログを通して学びました。
例えば、お笑い芸人の厚切りジェイソンさんも、既にFIREを達成したと公言しています!
FIREを達成した先人たちを調べるとで、どのように投資をしたら良いかを学び、私は以下の4つのことを資産形成の主軸にしていこうと考えました。
以下に、これらの4つの主軸を始めた経緯についてお伝えします。
まず、私がFIREを目指す少し前からやっていた事をお伝えします。
通常サラリーマンの場合、仕事をして手にするお金が「給料」という形態です。
これは、お金を手にする前に、既定の税金や社会保険料、年金などが引かれた後にあなたの手元にお金が残る形態です。
それなので、よく「額面」とか「手取り」って言いますよね。
額面とは、実際に会社があなたに対して払う給料の金額で、「手取り」とは実際にあなたが手にする金額です。
それに対して、私は「事業収入」や「報酬」というお金を手にして個人事業主となる事を意識していました。
これを手に入れることが出来ると、「必要な経費を計上する」事ができるからです。
経費を計上できるということは、収入から経費を引いた金額に税金がかかる形になります。
一般的には、サラリーマンよりも個人事業主の方が税が優遇される形になると考えられます。
(ただし、個人事業主の場合、収入から自分で年金や健康保険料を払う必要があります。)
私は、この「税の優遇」が受けられる個人事業主という働き方をしたいとずっと希望していました。
それなので、周囲の友人達にいつもその話をし、最終的に、元々していた仕事に関連する知識を生かしてコンサルティングができる仕事を紹介してもらいました。
現在、1棟のみですが、最近になり不動産投資も始めました。
不動産投資を始めた理由も、「税の優遇」を得るためでした。
元々、私は「給料」をもらうという形で長い間仕事をしてきました。
サラリーマンの皆様と一緒です。
ですが、ずっと「事業収入」を手にしたいと思っていた時に、知り合いの人から「不動産経営」をしても、確定申告で(必要な)経費は計上ができるという事を聞きました。
そのため、メインの仕事で個人事業主として働けるような仕事を探しながら、並行して不動産投資も出来る様に探していました。
ただ、私の場合はメインの仕事を重要視していましたので、不動産業に関しては初心者なので、最初の1棟目は建築業者さんにほぼ全てをお任せ出来る会社を探していました。
不動産投資初心者として、不動産業で心配している点は、以下の点でした。
あなたはどうですか?全て自分で出来そうですか?
もちろん、本来なら自分で土地や物件を探したり必要な手続きをとったり、場合によってはリフォームして貸し出したりした方が利回りがいいということは知っていました。
けれど、「大家さん業」として考えた時に、自分にはメインの仕事があるのに住民の方に何かあった時にすぐに対応できるかと考えた時に、自分には難しいと思うところがありました。
そうすると、利回りが低くても自分のメインの仕事に差し支えない形で安全に不動産を経営していくには、多少お金をかけてもメンテナンスをいつでも対応できるスタイルをとっておく事が大事だと考えました。
それなので、最初の1つ目は建築業者さんにおんぶに抱っこの形で物件を入手しました。
この不動産業に関しても、知り合い方から建築業者さんを紹介していただきました。
お世話になったのは、シノケンハーモニーさんです。
幸いな事に、不動産投資を始めて1年半になりますが、家賃収入も安定し、住む人にも安全な経営を続ける事が出来ています。
次に考えた事は、いかにして不労所得を得るかという事でした。
その時に大事に考えた事は、「ギャンブル性の高いものでなく、少しずつでも着実に資産を増やせるもの」をやろうという事でした。
また、不動産投資と一緒で、ずっと張り付いて監視しないといけない作業のあるものだとメインの仕事に支障をきたすので、基本的に「ほったらかし投資」が出来るものを探していました。
そして考えたモノが、「投資信託」でした。
投資初心者にとって、投資信託が簡単な理由は以下の点が挙げられます。
こう聞くと、女性でも始められそうな気がしませんか?
投資信託自体は、前々から興味を持っていました。
何故かというと、投資信託は長期的に見ると、平均で年3〜8%くらいの割合で資産を複利で増やす事ができるからです。
簡単にいうと、銀行に預けておくと利子が年0.001%だけれど、銀行の代わりに投資信託に預けで年3~8%の利子を貰うと思っていただけたら分かりやすいかと思います。
けれど、「どの銘柄の投資信託を買ったらいいのか」という事の知識が全くありませんでした。
その時に参考にさせてもらったのが、お笑い芸人オリエンタルラジオの中田敦彦さんが出した動画、YouTube大学の「お金の授業」でした。
結論から言いますと、たくさんの投資の本を読んだ中田敦彦さんがオススメしていた投資信託の銘柄が、
でした。
私は、まずはすぐに証券口座の開設の手続きを行いました。
そして、その講座が使えるようになるまで「投資信託」について調べられるだけ調べました。
そうすると、中田敦彦さんだけでなく、いろいろな専門家、そしてFIREを達成した人が、「S&P 500関連商品」を勧めている事が分かりました。
それなので、証券口座が使えるようになってから、すぐに上記の2つの投資信託を始めました。
基本的に、この「投資信託」は、長期保有を目的として「ほったらかし積立投資」を行う予定でいます。
私は、普段それほど大きな出費をせずに生活していると思っていました。
ですが、今回FIREを目指すにあたって、改めて生活費を数値化して見直してみたところ、基本の生活費として結構大きな出費をしている事が分かりました。
一つが、貯金が貯まった頃にしてしまう「大きな出費のある買い物」でした。
そして、もう一つが趣味の旅行費でした。
特に旅行は、日頃のストレスを減らしたり、頑張った自分へのご褒美として、唯一のお金のかかる趣味として自分で「このくらいは」と許容しているところがありました。
けれど、今回自分の出費を見直す事で、「このくらいは」と思っていた旅行費が思ったより大きな支出となっている事に気がつきました。
気分転換やストレス解消はとても大事な事ですが、それが頻回で大きな出費となってしまうとFIREを達成するという最終目標までの道のりが遠くなってしまいます。
これからは、きちんと予算を立てて、予算内の旅行のみをしていきたいと考えました。
そして、この生活費や余計な出費を見直すきっかけとなったのが、「コロナによる自粛期間」でした。
この「自粛期間」を経て、私は自分の生活費・趣味に対する出費にどれだけ甘かったのか知る事が出来ました。
あなたももしかしたら、自粛生活とその前の生活を見直す事で、甘い出費に気付く事ができるかもしれません。
興味がありましたら、是非こちらの記事も参考にしてください。
ちょうど1年ほど前より、ミニマリストの生活憧れて、少ない物に囲まれてスッキリ生活する事にも気をつけるようになりました。
それなので、その考えを続けて生活する事が生活費を抑える事とつながりますので、ミニマリズムも引き続き続けていきながら節約に心がけたいと思っています。
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私は以前より、資産形成・早期退職に興味がありましたが、いくら貯めたらいいのか、どのように貯めたらいいのか分からずに闇雲に貯金のみをしていました。
そしてある程度貯金が貯まると、気持ちが大きくなるのか、何か大きな買い物をして資産を減らすという事を繰り返してきました。
今回、FIREという生き方を知り、ようやくはっきりとした目標額を頭に置き、そのためにどのように資産形成をしたらいいか、生活する上て何を気をつけたらいいか知る事が出来ました。
FIREを達成するための目標額の決め方は、こちらの記事を参照してください。
現在、FIREを目指して資産形成をする上でやっている事は、以下のことが主体となります。
そして、私のFIRE達成までの期間を「1000日」としたのは、私はある程度働いてきているので貯蓄があるからです。
それを初期投資分として、短期投資・長期投資に分配する事もし始めていますので、短めの期間でFIREを達成できるのではないかと考えているからです。
FIREというと、最近では20代、30代前半の若い人が長期投資を主軸として目指すイメージがあります。
けれど、ある程度貯蓄がある人が始めた場合は、短期〜中期くらいでFIREを達成する事が出来ないかという事を今回検証出来ればと思っております。
それなので、これから以上に書いた投資、生活習慣を続けて、できるだけ短期間でFIRE達成出来るか検証したいと思っています。