あなたは、海外でエアビーを利用したことがありますか?
正式にはAirbnb(エアビーアンドビー)という宿泊システムで、日本でいう『民泊』と同じようなものですね。
一般の人が自宅の一部や部屋を旅行者に貸してくれる制度です。
エアビーは必ずしも自宅の一部を貸し出すのではなく、部屋全体を貸している人もいます。
最近では、エアビーアンドビーのサイトだけでなく、ホテル宿泊のサイトでも、部屋貸しを見つけることができます。
日本国内だけでなく、海外の宿泊にもエアビーを使えますが、ホテルと違って受付の人が常時いるわけではありません。
そのため、何かあった時の対応がいろいろ大変なのが現実だと思います。
今回は、海外(アメリカ)でエアビーを借りた時に感じたメリット・デメリット、どんなトラブルがあったかをお伝えします。
今回の記事は、以下のような人に参考になります。
あなたの宿泊予約の参考になれば幸いです。
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今回は、ニューヨークのマンションの一部屋を借りました。
その時に感じた、メリット・デメリット・トラブルについてお伝えします。
アメリカのエアビーを使った時に感じたメリットは以下の通りです。
普通の高層マンションの部屋を一つ借りれたので、とても広かったです。
ホテルだと、隣の部屋や廊下で人が話していると声が響いたりしますが、マンションだったのでそれはありませんでした。
アメリカのエアビーを使った時に感じたメリットは以下のものがありました。
ホテルの場合は、15時過ぎればチェックインができ、朝も好きな時間にチェックアウトできるでしょう。
しかし、エアビーの場合は、自分たちで打ち合わせをして時間や場所を決める必要があります。
私のオススメは、
事前に、『いつ』『どこで』を決めた方がいい
ということです。
私の場合、「空港に着いたら連絡する」、ということと「マンションの入り口で待ち合わせ」ということだったのですが、大変な思いをしました。
私がエアビーを利用した時は、一般のマンションだったので、受付がありませんでした。
それなので、鍵の受け渡しは担当の人と直接連絡を取ってする必要がありました。
事前に連絡先として、電話番号を聞いていたのですが、それはスペイン語しか通じない方の連絡先でした。
また、連絡手段として使ったことがない英語のアプリを勧められました。
当日は、本来は、何時にマンション前でということを決めていたのですが、
『空港に着いたら連絡してほしい』
『市内に着いたら連絡してほしい』
『今どこにいるのか?』
といって細かくアプリに連絡がありました。
私はポケットWi-fiを持っていた訳ではないので、空港や一部市内でWi-fiが使える時にだけ、アプリでやりとりができました。
現地で常時Wi-fiが使える形ではありませんでした。
当日はかなり雨が強かったので、どうも鍵を持っていた相手の人は、私がマンションのところに着いたら自分が部屋の外に出る算段だったみたいです。
ですが、私はマンションの下で待っている時にはWi-fiが使えませんでした。
それなので、『マンション下まで着きました』という連絡ができず、結局鍵の受け渡しに2時間待たされました。
これは、私が経験した例に過ぎませんが、ホテルと違って鍵の受け渡しは自分たちでやらないといけません。
相手は必ずしも英語が使えるという保証はないので、気をつけてください。
ニューヨークの都市には、ほとんどコインロッカーがありません。
また、大きな駅などにありそうな『荷物預かりサービス』もありません。
これは防犯上、荷物を預かるサービスを撤去したようです。
それなので、普通のホテルでは、以下の時間帯に荷物を預かってくれるサービスを利用すると観光しやすいです。
ですが、エアビーはそのようなサービスがありません。
私も、「どこかコインロッカーに入れておけばいいや」と思っていたのですが、それは間違いでした。
日本にいると、どんな駅でも数個はコインロッカーがあるイメージでしたが、都市によっては全くそんなことありません。
こういう時は、街中の荷物預け所を利用するしかないのですが、事前に調べておかないとすぐには見つけられません。
また、事前予約が必要なところがほとんどです。
英語が苦手な人にとっては、英語のサイトを見て予約するのもストレスですよね。
また、そこまで自分で荷物を持って移動しないといけません。
あなたもニューヨークでエアビーを使う予定なら荷物を預ける必要があるかどうかは事前に考えておきましょう。
詳しくは後述しますが、鍵の受け渡しをしてくれる人は、一般人です。
場合によっては、バイトの人もいます。
それなので、ホテルだと部屋に不具合があったら、すぐに見に来てもらったり、部屋を交換してくれますが、エアビーはそうはいきません。
『修理屋に連絡しておきます』と言われても、いつ来てくれるかは分かりません。
ここはもう、割り切りましょう。
もちろん、キッチンにはゴミ箱はありました。
ただ、ゴミ箱の処理なく、チェックアウトまでそのままの場合が多いです。
(長期滞在の人は、ゴミの日を教えてもらえると思いますが。)
生ゴミの処理など、キッチンのゴミ箱に捨ててしまうと、滞在中部屋が臭う原因にもなってしまいます。
ホテルなら毎日ゴミを持って行ってもらえますが、エアビーだとゴミ処理要員はいませんので、生ゴミの処理は気をつけてくださいね。
日本は家の中に洗濯機があることがほとんどですが、アメリカの場合、個人で洗濯機を持っていない場合もあります。
私が借りたところも、部屋に洗濯機はありませんでした。
おそらくマンションの地下にランドリー室があるのかなと思いますが、短期滞在の人は教えてもらえなかったりします。
ホテルの場合は、お風呂に入った後のタオルを交換してもらえたりしますが、エアビーではありません。
それなので、事前に洗濯機があるかどうか尋ねておくといいかと思いました。
洗濯機がない場合、前もってコインランドリーの場所を調べておくといいと思います。
アメリカのエアビーを使った時に、実際に遭遇したトラブルは以下のものがありました。
これは、私が個人的に経験したことです。
それなので、必ずしもあなたにも当てはまるわけではないと思います。
ですが、普通のホテル滞在と違ってこんなことも起こり得るんだよと知ってもらえればと思います。
エアビー予約サイトから教えてもらった携帯電話番号と、私の泊まる予定の部屋の鍵を渡す人の連絡先が違っていました。
最初に教えてもらったら携帯は、一つのエアビーに部屋を貸し出しているグループの代表番号だったようです。
実際鍵を渡してくれた人は女性のバイトの人でした。
鍵の受け渡しがスムーズにできなく、携帯に電話をしたら『No English』と言われました。
アメリカだからといって、英語が通じるとは限らないのでご注意を。
電気系統のブレーカーが飛んでも、すぐには対応をしてもらえません。
アメリカのキッチンは、ブレーカーが飛びやすいのです。
特に電子レンジを使うと多くの電力が使われます。
それなので、キッチンで電子レンジを使う時は、他の電気製品は使わないことをオススメします。
私は電子レンジと電気ケトルを同時に使ったら、瞬時にブレーカーが飛びました。
しかも、そのキッチンには、冷蔵庫と電気で着火するガスコンロがあったので、それらが使えなくなってしまいました。
鍵の受け渡しをした人から、何かあったらアフリを通して連絡して欲しいと言われたので、すぐに連絡しました。
ですが、翌日に返信が来て、さらにブレーカーを直してくれたのは、その翌日でした。
せっかくキッチン付きの部屋にしたのに、まるまる2日間使えないといった状況になりました。
鍵の受け渡しをして人が、私の滞在中、夕方に合鍵を使って部屋に入ってきました。
もちろん、事前の連絡はありません。
たまたま私は時差ボケがあって、部屋で休んでいたので、遭遇しました。
相手は、そそくさと出て行きました。
ホテルでないと、そのようなことも起こる可能性がありますので、気をつけてくださいね。
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このように、ホテルと、個人で部屋の貸し出しをしているエアビーでは、色々と対応が異なることが分かりました。
エアビーには、ホテルと違ったデメリットも色々あるかと思います。
ですが、キッチンやリビング付きの広い部屋を借りることができるといったメリットもあります。
あなたの旅行日程や、どんな滞在をしたいかによって、ホテルとエアビーとうまく使い分けれはいかがでしょうか。
旅行は、日常生活で疲れたあなたのストレス解消や疲労回復、気分転換を目的としています。
それが、ホテルの滞在でストレスを感じてしまっては意味がなくなってしまいます。
あなたのストレス解消のために、素敵な旅行を計画しましょう。