【FIRE】海外移住するならiDeCoより国民年金基金が良い4つの理由は?

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あなたはFIREに向けての資産形成のためにiDeCoを利用していますか?

iDeCoとは、「個人型確定拠出年金」です。

簡単に言いますと、個人で掛け金と運用先を決めて、自分で年金(資産)を積み上げていく投資です。

その掛け金、運用益、そして給付の時は、税制上の優遇措置節税)が受けられます。

ですが、

この制度を利用できるのは、「日本に居住している人」だけであるのは知っていますか?

 

ということは、FIRE(経済的自立早期退職)をして、将来的に海外移住を目指している人は、海外移住を叶えた途端に、この制度を利用することが出来ません

それは、iDeCoを利用出来るのは「日本の居住者」で「国民年金保険料」を払っている人のみだからです。

 

そこで海外移住希望者の資産形成にオススメするのが、国民年金基金という制度です。

ただし、国民年金基金は会社員(厚生年金利用者)の場合は利用できませんのでご注意ください。

 

今日は、将来海外移住をするならiDeCoをするより国民年金基金を勧める理由をお伝えします。

 

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【FIRE】海外移住希望ならiDeCoより国民年金基金が良い4つの理由は?

では、海外移住を目指している人にiDeCoより国民年金基金をオススメする理由を、以下の順に説明します。

  1. 【FIRE】海外移住希望ならiDeCoより国民年金基金が良い4つの理由① 非居住者はiDeCoを続けられない
  2. 【FIRE】海外移住希望ならiDeCoより国民年金基金が良い4つの理由② 国民年金基金は海外移住でも任意で続けられる
  3. 【FIRE】海外移住希望ならiDeCoより国民年金基金が良い4つの理由③ 国民年金基金は60歳以上でも積立可能
  4. 【FIRE】海外移住希望ならiDeCoより国民年金基金が良い4つの理由④ 国民年金基金は長生きしたら保険料以上の収入となる

 

【FIRE】海外移住希望ならiDeCoより国民年金基金をする4つの理由① 非居住者はiDeCoを続けられない

あなたが海外移住をする時、iDeCoは続けられないということは知っていましたか?

なぜなら、海外移住をするとあなたは「非居住者」になり、iDeCoの加入条件から外れるからです。

また、口座を維持できるかどうかも証券会社によって異なります。場合によっては、海外移住前に口座を解約しないといけない証券会社もありますので、あなたが使っている証券会社に確認するようにしましょう。

そして、iDeCo口座をそのまま維持できる場合も、新たな積み立ては出来ません

ちなみに、日本で証券口座数が最も多いSBI証券と楽天証券の場合は、以下の通りになります。

  iDeCo口座 NISA口座
SBI証券

帰国まで口座維持可能

(新規買付は不可)

解約
楽天証券 解約

最長5年は維持可能

(新規買付は不可)

 

さらに2つの注意点をお伝えします。

1つが、証券口座を維持できる場合、海外から帰国したら再加入は可能ですが、iDeCoの加入条件は60歳未満ですので年齢によっては加入できないことも考えられます。

さらに、通算加入期間が10年未満であった場合は、加入期間に応じて受け取り開始年齢が遅くなることは知っていましたか?

それなので、iDeCoを始めた時期と海外移住開始までの時期は十分注意して下さい。

このように、iDeCoを使っている人が海外移住を考える場合、注意しないといけないことが多いですのでご注意下さい!

【FIRE】海外移住希望ならiDeCoより国民年金基金をする4つの理由② 国民年金基金は海外移住でも任意で続けられる

iDeCoは、海外移住の際には続けられないとお伝えしましたが、国民年金基金の場合は海外移住でも任意で続けられます

国民年金基金は、厚生年金に加入していない自営業者やその家族が、任意で年金をさらに上乗せとして積み立てるための制度です。

さらに、iDeCoのように、加入している間は税制上の優遇措置節税)を受けることが出来ます。

 

実は、この国民年金基金は海外移住していても、(任意で)国民年金保険料を支払っていれば加入することが出来るのです。

それなので、海外移住を希望する人の資産形成としてオススメできます。

さらに、海外移住しても日本で収入がある場合は、人によっては日本で納税する可能性も考えられます。

その時に、税制上の優遇措置節税)を受けられますので、税金対策としても役立つのです。

【FIRE】海外移住希望ならiDeCoより国民年金基金をする4つの理由③ 国民年金基金は60歳以上でも積立可能

iDeCoの加入条件の一つに「60歳未満」とあります。

ですが、国民年金基金の場合は、海外に居て国民年金に任意加入していれば65歳未満の人でも加入することが出来ます

国民年金基金の場合は、海外にいても将来のための年金の割増分として積み立てることが出来ます。

長期間海外にいる場合、海外の保証制度に加入することもできる様になります。

ですが、収入のほとんどが日本であったり、海外の制度が分からないことも考えられますよね。そのため、日本人なら任意で日本の「年金保険料」を払い続けることが出来るのです。

その場合は、将来もらう年金を増やすために、国民年金基金にも加入することが出来ます。

 

さらにiDeCoの場合は60歳未満という加入条件がありますが、60歳以上でも収入があるなどの資産に余裕がある場合、国民年金基金なら加入することが出来るのです。

 

iDeCoも元々は将来のための積立ですよね。それなので、海外にいても、さらに65歳未満まで積み立てを続けられる制度が、国民年金基金なのです。

【FIRE】海外移住希望ならiDeCoより国民年金基金をする4つの理由④ 長生きしたら掛け金以上の収入となる

国民年金基金は、国民年金の上乗せ分として積み立てられますので、投資と違って賭け金が増えることはありません

ですが、株価と違って減るリスクはありません。

さらに、長生きすると掛けた保険料以上が戻ってきます

掛け金(保険料)の元を取るには、17年です。

ですが、国民年金基金は税制上の優遇処置が得られますので、それを加味すると、実は12年くらいで元が取れるのです。

あとは、長生きしている分、国民年金基金という制度からお金が貰えるのです。

これって、掛け金が減るリスクはない上に、ほぼ掛け金よりプラスとなると考えられますよね。

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まとめ

iDeCo国民年金基金の違いは、なんとなく分かりましたか?

一番の大きな違いは、iDeCoは海外にいる時は加入できませんが、国民年金基金なら海外にいても加入出来るのです!

FIREを達成させて海外移住をしても、将来の資産形成・年金のことはついて回る心配です。

日本の政策によっては、海外移住したら使えない制度もありますが、国民年金基金でしたら海外にいても日本人なら使える制度なのです。

 

将来のお金の問題・資産形成については、日本にいても海外にいても気になりますよね。

それなら、日本語で対応できる、日本の制度を上手に利用して資産形成をするのはいかがでしょうか?

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