フリーランス医師が国際学会参加のため何度も海外旅行に行くコツは?

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あなたは国際学会に興味がありますか?

医師や看護師、医療関係者の場合は、国際学会に参加することがあります。

国際学会に参加することは、学会発表を聞いて自分の勉強としたり、新しい知識を増やしたり、専門分野に関する刺激をいろいろ受けられます。

また、人によってはその国際学会で自分が発表する機会がある人もいるでしょう。

それは、自分の実績となり日本に帰ってからも評価の対象となります。

 

そして、国際学会参加のため海外旅行に行くことは、気分転換になりますし、海外に行くだけでもいろいろ経験できて良い思い出にもなります。

 

しかし、大学病院や医局に所属する医師や看護師の場合、本人が希望するほど国際学会に参加できません。

それは、学会に参加している間は、他の人がその人の代わりに病院で働いてくれている人がいるため、何度も同じ人が休みを取るのは難しいのが現状です。

 

ですが、私は医師として働いていますが、私が希望するだけ国際学会に参加して、海外旅行をしています。

 

実は頻回に国際学会に参加するために海外旅行に行けるのにはコツがありますので、今日はそのコツをお伝えします。

 

今回の記事は、以下の人におすすめです。

  • 医師・医療関係者で、国際学会参加に興味がある人
  • 医師・医療関係者で国際学会に参加したいけれど
  • 社会人で、海外旅行に何度も行きたい人

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フリーランス医師が国際学会参加のために何度も海外旅行するコツとは?

もしあなたが何度も国際学会参加のために海外旅行に行きたいと思っていましたら、以下の点がコツになります。

 

医師が何度も国際学会に参加するコツ
  1. 仕事の方法を見直す
  2. 年始には学会スケジュールを把握しておく
  3. 参加したい学会スケジュールを組む
  4. 学会参加費を先に払う

 

フリーランス医師が国際学会参加のために何度も海外旅行に行くコツ① 何度も海外旅行に行きたいなら仕事を見直してみる

もしあなたが年に何度も海外旅行に行きたい、国際学会に出席したいと思っているのにそれが叶わないようなら、まずはあなたの働き方を見直してみる必要があります。

正直今の日本の医療の現場では、臨床医としてバリバリ働きたいということと、国際学会に頻回に参加したいということとの、どちらの希望も叶えることは、教授や特殊なポジションを得ている一部の人以外は難しいです。

 

常勤医師の場合は、以下の理由から頻回に国際学会に出席する・海外に行くことが難しいです。

  • 頻回に休みが取れない
  • 長期の休みを取るのは難しい
  • 休みたければ外来の代診や代わりに入院患者を診てくれる先生が必要
  • 同じ科の先生に休みの同意を得にくい

 

では、どのような医師なら国際学会に頻回に参加できるでしょうか?

何度も国際学会に参加できる医師の仕事とは?

研究がメインの医師

フリーランスの医師

何度も国際学会に参加できる医師とは? ①研究がメインの医師

研究がメインの医師でしたら、年に何度か国際学会に参加することが可能でしょう。

研究がメインの医師は、その仕事が研究学会発表、そして論文作成だからです。

特に自分の研究と関連のある国内学会には勉強のため出席することが多いですし、発表があれば国際学会にも出席します。

また、教室によっては、「毎年この学会には参加しよう」というのがある程度決まっている医局や科もあります。

例えば、内科系なら内科学会、外科系なら外科学会です。

例えば、循環器内科や心臓外科ならAHA(American Heart Association)という大きな学会はぜひ出席したい国際学会なので、教室としても出席を許可するところも多いでしょう。

 

おそらく臨床医でも年に1回くらいは行けるかもしれませんが、研究メインの医師の方が断然行ける回数は多いです。

何度も国際学会に参加できる医師とは? ②フリーランスの医師

そして、フリーランスの医師も、何度も国際学会に参加できます。

それは、フリーランスの医師は以下の特徴があるからです。

  • 休みは自分で調整可能(連日仕事を入れない事が可能)
  • 完全フリーランスでスポット勤務のみ → 誰の許可も必要ない
  • 週2〜3日のパート勤務とスポット勤務を組み合わせている →パート勤務の勤務日程調整は必要

私の場合は、頻回に国際学会に行きたい・海外旅行に行きたいという希望があり、元々完全フリーランスとして働いています。

それなので、最初に国際学会スケジュールを立てて、それ以外の日に仕事をするようにしています。

さらに、パート勤務(週1〜3回などの固定の仕事)の依頼があった際に受ける場合は、前もって自分は国際学会に頻回に出席するから休む可能性について伝えて、それでも勤務に入って欲しい場合のみ仕事を引き受けます。

 

前もって言えば代診の先生を準備してくれるところもあれば、他の日に来て月8回などの出勤回数のみを守ってもらえれば良いという勤務先もあります。

 

それなので、スポット勤務のみの仕事でなくても、パート勤務をしている医師は常勤医師よりは海外に行きやすい環境を自分で作れます。

 

ただし、海外に行きやすいフリーランス医師にも欠点があります。

それが、「休んだだけ収入が減る」ということです。

病院に所属している常勤医師の場合は、学会参加は“休み”として取り扱わない病院も多いと思いますし、少なくとも「有給」は使えるでしょう。

ですが、フリーランス医師になると、出勤日数がそのままその月の収入に直結しますので、海外に行くために月7〜10日休んだ場合は、残りの勤務日数のみの収入になります。

フリーランス医師が国際学会参加のために何度も海外旅行に行くコツ② 学会スケジュールは年始に確認する

まず最初に、1年間の国際学会のスケジュールを確認することが重要です。

と言いますのも、実際、休みが取れる状況があっても、国際学会に参加しない・できない人も多いと思います。

それは、国際学会に参加しない・できない医師の多くが、

  • 行こうと思っていたんだけど、学会開催日をすっかり忘れていた…
  • 行こうと思っていたんだけど、直前で気がついて休みが取れなかった…

ということを言っているからです。

ついつい日々の忙しさに流されて、気が付いたら国際学会が終わっていたということは多々あります。

 

大抵、国際学会は開催された時には翌年の開催日や開催場所はすでに決まっていることも多いです。

それなので、年始にはその年の国際学会スケジュールが決まってますので、どこに行きたいか、どのタイミングで行きたいか、年始には目星はつけておきましょう。

フリーランス医師が国際学会参加のために何度も海外旅行に行くコツ③ 参加したい学会スケジュールを組む

次に、参加しようと思っている国際学会の出席予定を組む事が重要になります。

国際学会は、全世界でほぼ毎日開かれています。

専門性が合う学会だけをピックアップしても、月1回は国際学会に参加する事が可能なくらいの数は開かれています。

ですが、日程的にも予算的にも、全ての学会に参加できるわけではありません。

それなので、どの地域に行くか・どの時期に学会参加をするかを1年の中にスケジュールとして振り分ける必要があります。

 

ちなみに、私はゴールデンウィーク、お盆シーズン、年末年始は学会には行きません。

それは、そのシーズンは航空券代が高額なので、年に何度も国際学会に行きたいならその時期に興味のある学会が開かれていても行かないようにしています。

フリーランス医師が国際学会参加のために何度も海外旅行に行くコツ④ 学会参加費を先に払う

確実に国際学会に参加するために、参加しようと思っている国際学会の参加費を先に払ってしまいましょう。

先々から学会スケジュールを組んでも、それでも国際学会に参加しない・出来ない医師も見かけます。

その時に言っているのが、

  • 行こうと思っていたんだけど、直前で面倒になって…
  • 行きたいとは思っているんだけど、また来年でもいいかなって思って…
  • 知らない場所だし、いざとなると行きにくい…

そういったことは周囲の人から何度も聞きます。

 

逆に、私は周囲の人から何度も、

「どうしたらそんなに頻回に海外に行けるの?」

と質問されます。

この時、私がやっているのが、「学会参加費をEarly birdで支払う」という事です。

Early birdとは、早めに参加費を払っておくと安くすむシステムで、どの学会の参加費もほとんどこのシステムを取り入れています。

Early bird“の時期に支払った方も、

  • 直前で参加費を支払うよりも100$くらい安く済む
  • 参加費を支払ったのだから、学会に参加しようという気持ちになる

というメリットがあります。

デメリットとしては、何らかの理由で学会参加が出来なくなった時にRefund(返金)がないという事です。

それなので、学会参加を迷っているものに関しては、高額な事が分かっていますが直前で参加費を払うようにし、逆に絶対に参加したいと思っている学会に関しては、Early Birdの時期に参加費を支払ってしまいます。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?

このようにして、私は年に何度も国際学会に参加しています。

実際私がどれだけ国際学会に参加しているかというと、2023年は4回国際学会に参加しました。

2023年に実際に参加した国際学会・海外旅行

ロンドン

バンコク(2回)

バリ島

ちなみに2024年は前半の半年で3回国際学会参加と海外旅行を予定しています。

2024年の前半に参加予定の国際学会・海外旅行

5月:台湾

6月:バンコク

7月:ロンドン

2024年に行くバンコクとロンドンは、2023年に行ったのと同じ学会です。

このように、国際学会は大抵同じ時期に同じ場所で開かれていますので、お気に入りの地域がありましたら勉強のために何度も出席するのをオススメします。

また、自分で探してみると色々な学会が開かれていますので、どこか行きたい地域がありましたら、探してみるのはいかがでしょうか?

 

また、休みのとりやすいフリーランス医師といっても、自分で行こうとしなければ、国際学会参加はなかなか実現しません。

あなたも、何度も国際学会に出席できるようになりたい、海外旅行に行きたいと思っていましたら、ぜひ一歩踏み出してみてください。

私は、このように国際学会に参加して海外旅行に行って、日々リフレッシュ出来るように計画し、心も身体も健康な生活が送れるように心がけて生きています。

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