あなたは、いろいろ考えすぎて眠れないことはありませんか?
忙しかったり、生活に余裕がない時など、いろいろと頭が悩まされていませんか?
けれど、ぐるぐるといろいろ考えていると、その行為は不眠や睡眠障害につながってきます。
そうすると、昼間も眠くなったり、やらなければならないことに集中できないため、日中の生活にストレスを感じる原因にもなります。
そういった悪循環を断つためにも、ものの数が少ないミニマリストの様な生活が、心の余裕を生み、睡眠の質を上げることにつながる理由についてお話ししていきます。
今回の記事は、
向けの記事となります。
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心の余裕がないことは、不眠と密接に関連しています。
心の余裕がない時というのは、以下のような状態の時です。
そのことが原因で、イライラしたり、神経が高ぶった状態が続くことを経験したことはないでしょうか?
心の余裕がなく、イライラしている時は、副交感神経を優位にさせる幸せホルモン(セロトニン)が出ない状態です。
物事を考えている、集中している時、興奮・緊張状態の時に出るホルモンであるアドレナリンが放出されます。
アドレナリンは、心拍数を高め、血圧を上昇させて集中力を保とうとしますので、リラックスや安静状態とは対極にあります。
寝ている時にも悩んで考えている人は、このアドレナリンが出ているために起こってくる状態が睡眠中にも続きます。
そうすると、「体は横になっているけれど、頭は起きて働いている」「熟睡ができてない」「熟睡感がない」ということになるのです。
これは、確かに体は横になっていますが、質の良い睡眠とは言えません。
質の良い睡眠は、リラックスし、心が落ち着いた状態が必要となります。
それなので、アドレナリンの出ている状態ですと、なかなか眠くならなく、睡眠障害が出てきます。
これが、「心に余裕がないこと」が「不眠」を引き起こす理由になります。
ミニマリストになると、「身の回りの物が少ない」状態に身を置く様になります。
その少ない物でさえ、あなたが厳選した、あなたにとって大事なもののみとなります。
そのため、家にいる時は、選りすぐりの好きなものだけに囲まれる安心感があり、副交感神経が優位な状態が保たれるために、リラックスした状態を保つことができます。
また、厳選されたお気に入りのものに囲まれることは、目に入ったとしても刺激が少なく、思考が奪われたり気がそがれることがありません。
家の外で受けたストレスで神経が高ぶっていたとしても、家の中で刺激が少ないと、徐々に神経の高ぶりが抑えられていき、安心感から幸せホルモンが放出されることとなります。
この幸せホルモンは、セロトニンと言われ、夜に睡眠ホルモンであるメラトニンの原料となるのです。
(セロトニン自体は昼に生成さる必要があります)
セロトニンを出す空間にいたら、たとえ家で仕事をしないといけなくても、集中してやることができ、物事を早く終わらせられる原動力となります。
以上のことから、ミニマリストの生活は、
ということを引き起こすため、睡眠の質が上がる理由となります。
あなたの身の回りには、刺激のあるものを減らし、安心感のあるもので満たすことが、心の余裕にとって重要になります。
そして、睡眠の質を上げるには、
といった様な環境を作ることが重要になります。
もし、あなたの家がその様な環境でなかったら、そして、その様な環境を作るにはどうしたらいいか分からなかったら、まずは、ものを減らすことから始めてみませんか?
1つ1つ吟味して、ものを手放していくことで、あなたにとって必要なもの、大切なものを考えるきっかけとなり、あなたの生活がより良いものに近づくチャンスとなりますよ。
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ミニマリストの生活をして、身の回りの刺激を少なくすると、眠りやすい環境を手に入れることができます。
質の良い睡眠は、質の良い日中の生活と結びつき、心に余裕のある生活が保てる様になります。
心に余裕がない時は、忙しいことに振り回されて、あなた自身のことを考える余白がありません。
ですが、心に余裕が出てくると、自分の人生をより良いものにすることにも興味が出てくる様になります。
そうすると、あなたの生活は「忙しいこと」や「やらなければいけない事」だけで終わらず、「あなたがやりたいと思っている事」「あなたにとって楽しいと思っている事」をする余裕も出てきます。
そのためには、まず質の落ちてしまった睡眠を良いものに改善し、生活を整え、心に余裕を持たせることが大切です。
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