こんにちは。医療系ミニマリストの、Dr. ミニマリストです。
あなたは、最近、いろいろ考えすぎて疲れているなと思うことはありませんか?
夕方になると、いつもだるいです。
やることが色々あり過ぎて、どれを優先してやらないといけないか考えるだけで疲労しています。
パソコン作業をやり続けると、すごく疲れを感じます。
あなたが感じる疲労感の大部分が、実は体の疲労ではなくて、脳の疲労だとはご存知でしたか?
今回は、脳の疲労と、断捨離が脳の疲労の解消に役立つ変化を与えてくれる理由についてお伝えします。
少しでも同様の症状に悩まされている人達の救いの1手になればと思っています。
今回の記事は、
- 疲れていて、部屋もぐちゃぐちゃになっていることがストレスになっている人
- 疲労感が強くて部屋の掃除まで気が回らないけれど、なんとかしたいと思っている人
に向けての記事となります。
スポンサーリンク
脳の疲労の原因と、その解消に断捨離が役立つ5つの理由とは?
脳の疲労の原因とは?
- 心の悩みや長時間の仕事、過度の運動も脳疲労の原因となる
- 同じことをやり続けることも、脳疲労の原因となる
あなたが感じる疲れの大部分が、脳の疲れだとご存知でしたか?
なぜなら、心の悩みだけでなく、長時間の仕事や過度な運動などを、脳はすべて『ストレス』として受け取ります。
そして、頭の中で一生懸命にストレスに対する対処法を考えて、それを実行するためにさまざまな指令を体に送るのです。
また、同じことをやり続けることも、脳の同じ部分にのみ、過度の負荷が掛かってしまうので、脳の疲労の原因となります。
そのため、脳疲労の原因となる行動をいかに挙げますので、「疲れているな」と感じている方は、生活を見直してみてください。
- 眼精疲労(パソコンや携帯の使用時間が長い)
- 長時間の仕事
- 睡眠不足
- 精神的なストレス
- 栄養不足や酸素不足
脳疲労の解消に、断捨離が役立つ意味とは?
脳の疲労を感じた時に、その解消に断捨離が効果的な理由は、以下の通りです。
脳疲労の解消に断捨離が役立つ意味① 集中の対象を、別のところに向ける
脳疲労の原因の一つが、同じことをやり続けるということです。
あなたが仕事で、座ってパソコンを触り続けると、疲労を感じませんか?
休日に携帯を見続けると、疲れを感じませんか?
そんな時に、ふと身の回りの片付けをすることは、ちょっとした気分転換になります。
あなたが仕事に疲れた時、ふと伸びをしたり、コーヒーを飲んだりする感覚です。
ちょっと休憩を入れると、また集中できますよね。
その仕事ややらなければならない事の間に、休憩がてら
ずっと座っていたちょっと離れるだけでも気分が変わります。
ちょっと動く事も、脳の機能の別の部分を刺激する事となるので、その後、さらにやるべきことに集中することができるようになります。
それなので、やらなければならない事がたくさんある人ほど、合間の休憩時間に片付けをする時間を入れてみるのはどうでしょうか。
脳疲労の解消に断捨離が役立つ意味② 断捨離するカテゴリーが数カ所に分類される
これは、どういう事かというと、
という事です。
あなたが部屋を片付けようとする時、あなたの部屋、台所、洗面台周り、化粧品、洋服など、いろいろなカテゴリーに分類する事ができます。
カテゴリー分類せずに、あなたの部屋全部を「一気に綺麗にしよう」とすると、大抵行き詰ってしまい、途中で片付けを辞めてしまう原因となります。
「一度やろうと思った事がうまくいかない」「失敗する」と、その事もあなたの心のストレスになってしまいますよね。
ですが、カテゴリー分類して片付けを少しずつ進めていくと、成功しやすいのです。
今日は化粧品だけ、今日はこの棚だけ、と小さく分類する程、小さな達成感を少しずつ感じられます。
また、細かく分類する事により、あなたの仕事ややろうと思っている事の合間の休憩時間で、1カテゴリーの片付けを終了する事もできるのです。
この成功体験が、脳に良い気分にさせ、「また次の休憩では他の場所を片付けてみよう」という気持ちにさせるのです。
また、カテゴリー分類する事により、「同じことをし続けない」という事になり、片付けが脳疲労を起こしにくくします。
片付けの場所を変える事により、体も動かしますし、見える景色も違ってきます。
目から入ってくる情報が新鮮なのも、脳疲労解消に役立ちます。
実際、カテゴリーごとに分類した断捨離方法については、こちらの記事を参考にしてください。
脳疲労の解消に断捨離が役立つ意味③ 時々体を動かす
しかも、疲労の原因となる事とは違った行動をすると、脳の別の場所を使う事となるので、疲労解消には効果的なのです。
例えば、あなたがずっとパソコンをしていると、使っているのは指先と目のことが多いと思います。
その時、脳は、指先を動かす部分と目を使う部分のみが、過度に使われているのです。
ですが、ちょっと立ち上がってトイレに行く、飲み物を取りに行くという動作だけでも、脳の別の部分を使うので、これまで使っていた脳の部分を小休止させるのです。
あなたの仕事の合間に、少し片付け休憩を入れると、あなたがこれまで使っていた筋肉とは違う部分を刺激します。
また、物を運んだり、ゴミ捨てなどに行くことで体を動かす事になります。
ちょっとした運動が良い気分転換、疲労の軽減になることは、スキージャンプの葛西選手や、メンタリストDAIGOさんも言っていることなのです。
脳疲労の解消に断捨離が役立つ意味④ 綺麗に片付いていく状態を見る効果とは?
人は、綺麗なものを見たとき、成功体験をした時など、「幸せホルモン」が出て良い気分になります。
反対に、部屋が汚かったり、仕事がなかなか片付かないとストレスを感じます。
それなので、やらなければならない事の合間に少しずつ部屋を綺麗にしていくということは、気分転換になると同時に、目と脳に良い刺激を与える事となります。
部屋中の綺麗な花や観葉植物を見て、嫌な気分になる人は少ないでしょう。
あなたが疲れたと感じた時は、あなたの部屋が片付けられて綺麗になっていく状態を目と脳に見せてあげましょう。
ちょっとした幸せな気分を感じて、疲れが癒される事でしょう。
脳疲労の解消に断捨離が役立つ意味⑤ 1つ1つのものと向き合って、取捨選択する練習とは?
あなたの脳が疲れている時は、大抵は色々考えなければならない事、片付けなければならない仕事からのプレッシャーがかかり、どれを優先して済ませていったら良いかわからなくなっている時でしょう。
また、終わらせなければいけないのに、終わらない仕事や勉強にプレッシャーをかけられている時だと思います。
断捨離をする事は、気分転換にもなりますが、物1つ1つと向き合って、それを捨てるか捨てないか決める事でもあります。
それは心の整理や、あなたがプレッシャーをかけられている物事と一緒なのです。
いろいろやらなくてはならない事が重なった時、あまたが真っ白になる人がいます。
また、どれを優先してやったら良いか選ぶのが苦手な人もいます。
ですが、断捨離をする事は、「自分にとって必要なもの、優先するものはなんなのか?」という事と常に向き合う作業でもあるのです。
それなので、断捨離を続けていくと、自然と自分の気持ちと向き合う事に慣れ、その事は仕事や勉強などの時間の使い方の選択にも効果を発揮します。
今まで、何を優先して進めていったら解らなかった人が、断捨離をする事で、物事の選択をするのが上手になってくるのです。
あなたも、もし色々なプレッシャーを感じている状態、脳疲労のある状態にありましたら、断捨離をしながらあなたの心と向き合ってみるのはいかがでしょうか。
スポンサーリンク
断捨離後に、脳の疲労の改善について感じた事とは?
私も医療に携わる立場の者なので、「断捨離=慢性疲労症候群の治療」そのものとは思っていません。
しかし、断捨離が脳の疲労が改善し、疲れが劇的に改善してきているのも明らかです。
疲労症状が解消する理由は、以下のことによります。
- 断捨離に集中することで、脳が仕事や悩みについて考えていた時間が減り、気分転換になった
- モノの多い部屋は視覚的な情報も多くて、家に居ても脳がリラックスできていなかったが、それが改善された
- 綺麗な部屋自体が、視覚的に綺麗なモノを脳に見せることでリラックス効果を与え、脳の疲労を軽減した
一つ大事なことは、「脳の疲労とストレスの軽減」です。
断捨離を実行した多くのミニマリストさん達が言っているように、ヒトは日常多くの選択をしています。
家の中で物がごちゃごちゃしていたり、必要な物を探せなかったりすると余計な時間と労力をそこに費やしてしまいます。
汚い部屋、物が整っていない情報を視覚的を通して脳が受け取るだけでもストレスを感じてしまう事もあります。
それなので、あなたの身の回りの整理をする事で、期せずして心と頭の整理をして、考えがクリアーになったのに伴って、脳の疲労が改善してくるのではないかと思います。
スポンサーリンク
まとめ
2018年夏頃より、突然私は原因不明の全身の痛み、朝の身体のだるさ、朝いちに強烈に来る眠気という症状に悩まされ始めました。
しかし、しばらくの間は診断がつかず、どうしてそのような症状が出るのか心配な日々が続いておりました。
そんな私も医師の端くれ、一生懸命調べ、自己診断ながら「慢性疲労症候群」なのではないかと思うようになりました。
しかし、慢性疲労症候群は、確立した治療法がない疾患です。
何ヶ月もこれらの症状に悩まされていた私は、ミニマリストという言葉に出会い、それを目指して断捨離していくうちに徐々に症状の改善が認められました。
改善の理由は、「脳の疲労とストレスの軽減」でした。
今回断捨離をやってみて、一番感じたことは、
荷物の整理とともに頭の中も自然に整理され、自分の考えがスッキリして、脳のストレスが軽減した
ということです。
まず、家に帰ってきた時に、郵便物や買ってきた物を適当な場所に置かなくなりました。
ミニマリストを目指して断捨離をし、ものを少なくしたことで、自分の家のどこに何を置くのか分かってきたからです。すぐに必要な場所に置くようになりました。
ミニマリスト、断捨離の達人の方はおっしゃります。
「物には住所がある」
と。
確かに、自分がその住所を知っていると、物を適当な場所に置かなくなり、自然と整理整頓ができてしまっている、そして部屋も心もスッキリしている、という良い循環が続いていきます。
皆さんも、心に迷いがある時には、ぜひ試してみて下さい!
スポンサーリンク
コメント