こんにちは、医療系ミニマリストのDr.ミニマリストです。
あなたの家の中は整理整頓されていますか?
私は現在「ミニマリスト」のように生活することを目標としいて、断捨離をしてものを少なくし、
- 少ない物の中で生活することで、身の回りの物事に心が乱されない
- 自分のやりたい事や考えたいことに集中しする
という生活の方法の実践に取り組んでいます。
けれど、なんで家の中の物って増えてしまうんですかね?
この前、片付けしたばかりなのに…
そんなに買ってないのに、なぜかどんどん部屋の中に物が増えていく…
意を決して「断捨離」を行なっても、買いグセがあると、時間を置くとまた家の中に荷物が増えてしまいます。
家が物で溢れて整理整頓できていないと、ストレスを感じませんか?
家の中が片付けられていないのは、家にあるとわかっていてもついつい買い物をしてしまうために起こります。
それなので、あるのに買い物をしてしまう心理を理解すれば、買い物の際に、余計なものを買わないようになるのではないかと思いました。
断捨離後の綺麗な部屋を維持することができますと、
- 常に快適で健康的な生活を維持すること
- 綺麗な部屋は、心の健康と安定にもつながる
- 自分に対する自信にもつながりる
といったメリットがありますよね。
それでは一緒に、買い物をしてしまう心理を勉強し、あなたの買いたい欲を撃退して物を増やさないコツを学んでいきませんか?
そして、今後は心も身体も健康的な日常生活を過ごしていきましょう。
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必要ないのに買い物をしてしまう『買い物依存症』の心理とは?
あなたは家にあると分かっているのに買ってしまうとき、どうしてか考えたことがありますか?
重度の『買い物依存症』でなくても、あなたも家にあるものを買ってしまうことってありますよね?
それには、だいたい下記のことが原因となります。
あなたの買い物の仕方に当てはまることはありませんか?
あなたのせいでなくても、ヒトは自然とこういった気持ちを持ってしまうものなのです。
どうしてそういう気持ちになるか、1つ1つ考えていきましょう。
不要なものを買う心理① 買い物が楽しいという勘違い
買い物が楽しい原因は、アドレナリンの放出です。
アドレナリンは、ヒトを興奮させ、「楽しい」という気持ちにさせます!
映画を見ている時、ジェットコースターに乗る時なども放出されます。
ヒトは、買い物をする前にも脳内でアドレナリンが放出されます。
ポイントは、『買い物をする前』です。
『これ買いたいな』って思っている時が一番ドキドキするのです。
値段を吟味したり、色や形を吟味すると楽しいですよね。
けれど、このアドレナリン量は、あなたが品物を買った途端に減っていきます。
家に帰ると、もうドキドキしなくなるので、場合によっては、
買ったものを袋から出さずに放置してしまう。
ってことはありませんか?
これは、アドレナリン量の減少によって起こります。
ですが、脳が『買い物を考える=アドレナリン放出』を覚えてしまうと、「買い物=楽しい」と勘違いしてしまい、何度も試したくなります。
そのため、必要がないものを買うのも、このアドレナリンの放出を楽しむために実行してしまうんですね。
今度あなたが買い物したくなったときは、冷静に『アドレナリンが出たためだ!』と分析してみてください。
不要なものを買う心理② せっかく見つけた機会を逃したくない(損失回避の傾向)から物が増える?
簡単にいうと、「損をしたくない」という気持ちです。
例えば、私の場合、家にファンデーションがあるのに買ってしまうことがありました。
家にあるファンデーションは肌へのノリが悪く、あまり気に入っていなかったからです。
もう少し肌にしっとり馴染むものがあれば「いつか買いたいな」とずっと思っていました。
それなので、まだ家にあるファンデーションが使い終わっていなくても、何気なく立ち寄った時にもっと良い品物を見つけると買ってしまうことが多々ありました。
その時の気持ちは、
せっかくいいものを見つけたから、今買っておかないと次にいつ出会えるか分からないし。
というものでした。
家にあるのもわかっていましたが、買う機会を損しないために「今買っておこう」という心理になりました。
これが、「損失回避の傾向」ですね。
不要なものを買う心理③ 過去の失敗の経験から物が増える?
あなたは過去に何か失敗があると、心配になって必要以上に準備するってことありませんか?
私は出張や旅行などで出かけるときに、日常生活で使っているファンデーションや口紅を旅行用バックに入れます。
けれど、旅行から帰るとカバンから出し忘れて、日常生活に戻ったときに持っていくのを忘れてしまうことがあります。
それからは、日常生活の家用と、日常生活でも持ち運び用、旅行用と『同じもの3つ』用意してしまいます。
余分に1個2個買っても、「必要なものだから」と思ってしまい、いくつも重複品が増えてしまいます。
失敗を覚えていると次にそれが起こる事を心配し、自分の安心のために物を増やして身の回りに貯めてしまうのです。
そうやって、物って増えていくんですね。
不要なものを買う心理④ 不安や恐怖のため物が増える?
買い物を多くしてしまう人は、買うことによって「安心」を感じることがあります。
買い物をするときに、「何かの時」のために、もともと複数個買う人がいます。
また「買う」という行為自体に喜びもしくは安心感を感じて、その喜び・安心感を感じるために買い物を続ける人もいます。
そういう人は、実際は複数個も同じモノはいりません。
自分の不安を解消するため、安心するため、そして買い物で喜びを感じるという、自分の「気持ち」を満足させるために買うことがあります。
そうして買ったものは、場合によっては、「買う」という行為が実行されると、それだけで満足を感じ、実は袋さえ開けられずに家で放置されていませんか?
不要なものを買う心理⑤ 探すのが面倒で新しいものを買ってしまう?
あなたは家の中が整理整頓されていないと、
必要な物が見つからない!
もしくは
見つけるのが面倒だから、探すくらいなら買ってしまおう!
と思ったことはありませんか?
そういうことで重複品が増えてしまうことがあります。
これは、家の中が整理整頓されていないので、自分の頭の中で、どこに何があるのか、また何を何個持っているのか分かっていないのです。
探すのに疲れてしまうと、脳も疲れてしまい「もう買っちゃえ」と思ってしまうのです。
自然と脳が「モノが見つからない=新しいのを買うのが楽」と判断してしまっている思考回路です。
そして、それが小さいモノであったり少額のモノであると、躊躇なく、どちらかというと「自然に」買い物をすること・お金を使うという行為を続けてしまいます。
人は何度も同じことをしていると、脳が学習し、「見つからない=新しいものを買う」が当たり前のことと認識してしまいます。
さらに、習慣となると『いつものこと』ですので、罪悪感なく新しい買い物を繰り返すことにもつながります。
以上のような理由で、人はあるものがわかっていても買い物をしてしまいます。
けれど、なんでモノが増えてしまうのか、自分の心境を理解し、行為を振り返ることによって、習慣化してしまった行為を変えることもできるのです。
それなので、今度は「持っているものは買わない」という行動を習慣化していきましょう。
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物を増やさないための、『買いたい気持ち』撃退法
先ほどの項で、「買いたい気持ち」は実は「アドレナリンの放出」を脳が楽しんでいるに過ぎないとお話ししました。
それなので、きちんとあなたの気持ちをコントロールすれば、『買いたい気持ち』を撃退することもできます。
そのためには、あなたの『面倒くさい』という気持ちを利用しましょう!
それでは次に、『買いたい気持ち撃退法5選』をお伝えします。
『買いたい気持ち』撃退法① 「片付け・整理整頓が面倒くさい」を利用しよう
あなたが物を買ったら、それを片付けるのもあなたなんですよ!
片付けとかって、面倒くさくないですか?
私は好きではありません。
それなので、部屋の中のものを出来るだけ増やさないようにしています。
あなたが買おうとしている洋服・子供のおもちゃは、ぎゅうぎゅうのクローゼットやごちゃごちゃのおもちゃ箱に入りそうですか?
もし入り切らなかったら、どこに片付けるつもりですか?
そんなことを考えたら、あっという間にアドレナリンが激減し、『買いたい気持ち』も撃退されますよね。
買ったものを、しっかりとどこに整理整頓するのかイメージを持って買うようにしましょう。
もし、整理する場所がなければ、今回は買うのを見送りませんか?
『買いたい気持ち』撃退法② ネットショッピングは「荷物を受け取るのが面倒くさい」を利用しよう
宅配の荷物を受け取る時、時間指定したり、日程を調整して再配達の連絡をするのって面倒くさくないですか?
私は電話をするのも、日程を決めるのも面倒です。
平日に受け取れないと、チャンスは土日ですが、土日は予定を入れたいですし、出かけもしたいです。
ネットショッピングの買い物が来ると思うだけで予定が抑えられ、1日損した気分になります。
それなので、私はほとんどネットショッピングはしません。
休みの日は時間に縛られることなく、友達と予定を組んだり、美容院やマッサージの予定を入れたいです。
あなたも、休日の時間がもったいないと思ったら、ネットショッピングや宅配の買い物は控えてみるのはどうでしょうか?
『買いたい気持ち』撃退法③ 不用品の支払いのために、「働いて給料をもらうのが面倒くさい」を利用しよう
あなたが買おうとしているその品物は、あなたが頑張って働いたお給料からお金が出ているんですよ。
もしそれが、値札も取らずに捨てられる洋服、消費されずに腐って捨てられる食品なら、そんなものにお金を使いたくないですよね。
あなたは、あなたが不用品を買うために働いているのではないのです!!
もっと有益なことに、あなたのお金を使いませんか?
あなたのお金は捨てる物のために使うのではなく、あなたの家族と旅行に行ったり、ご両親や友人にプレゼントを買ったりすることに使ってください。
『買いたい気持ち』撃退法④ 「重い荷物を持って帰るのが面倒くさい」を利用しよう
重いものは、高額な商品だったりします。
配送を受け取るのも面倒、重い荷物を持って帰るのも面倒なら、その商品があなたに本当に必要なものか、しっかり吟味する良い機会となります。
そうでなくても、お米と肉と水を持って帰るだけでも、あなたの腕は痺れてきますよね。
それだったら、重いものを持って帰るのは面倒なので、買うのをギリギリまで控えませんか?
『買いたい気持ち』撃退法⑤ 「買いに行くのが面倒くさい」を利用しよう
あなたに、今どうしてもやりたいこと、達成したい目標があったら、買い物さえ面倒に感じませんか?
私は、叶えたい夢がはっきりしているので、「それ以外のことにエネルギーを使うのが面倒くさい」という気持ちになっています。
正直、ご飯を食べるのも面倒くさいですし、メニューを考えるのも面倒くさいです。(笑)
そんなことをしている暇があったら、一刻も早く夢を叶えたいです。
けれど、夢を叶えるために周りの人と交流を持つ、本や動画を見るのは面倒くさくありません。
むしろ、夢を叶えるために使う時間は楽しいです。⇦これこそ、正当なアドレナリンの使用場所です!
あなたは、今なにか楽しくてやりたいことはありませんか?
それがあったら、あなたも余計なことに時間を使いたくないと思うようになりますよ。
あなたのアドレナリンは、あなたが楽しいと思うことに反応します。
それなので、不必要な買い物にアドレナリンを使っている場合じゃないですよ!
『買いたい気持ち』撃退法番外編:洋服を買わないメリットを知ろう
一つ、洋服を買うことに対する面白い記事を読みましたので、もし洋服が増えて仕方がないという人は、こちらの記事を一度読んでみてください。
(Women’s Health. 2019年3月18日配信より引用)
考え方を変えたら、洋服を増やさなくても素敵に着こなすことができ、クローゼットもシンプルに保つことができるヒントが述べられています。
シンプルで素敵なクローゼットを保つヒントを知りたい方は、こちらも参考にしてください。
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必要ないものを買い過ぎて、増えてしまった時の対処法
もし、あなたが今ある荷物をきちんと整理して、素敵な部屋に変えたいと思っているようでしたら、以下の本を参考にしてみてください。
近藤麻理恵さん、『人生がときめく片づけの魔法』
片付けも、「面倒なだ」と思ったら楽しくありません。
ですが、近藤麻理恵さんは、「心がときめく」方法で片付けを紹介しています。
こんな片付け方法だったら楽しくなりますし、捨てずに残したものにも愛着が湧くでしょう。
フランス人は10着しか服を持たない
有名な本ですね。
少ない荷物でいかにあなたが輝けるかを示してくれる本です。
あなた好みの厳選した少ないものを、あなた自身でうまくアレンジして人生楽しく生きていく方法を示してくれています。
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まとめ
あなたの部屋は整理整頓されていますか?
綺麗な部屋は、心も身体も健康にしてくれます。
けれど、「買う」が習慣化してしまっていたら、何度片付けても、整理整頓しても部屋は汚くなってしまいます。
そして、それはあなたの心と身体の不健康にもつながります。
あたなの部屋は、あなたの心の鏡だっていう人もいますよね。
もし荷物がいっぱいなのにものを買ってしまうことを変えたいと思っているようでしたら、まずは自分が「どうして」買い物をしてしまうのか理解する必要があります。
そして断捨離を行って整理整頓して、自分がどこに何を置いているのか、何を何個持っているのかはっきり視覚的に理解しましょう。
そして、買い物をするときには、「本当にそれが必要なのか」「家にないものを買おうとしているのか」一歩引いて冷静に考えましょう。
買い物にメモを持っていくのも一つかもしれません。メモに書いていないものは「絶対に買わない」と強い意志を持って出かけましょう。
最初は予定のないモノを買ってしまうこともあるかもしれません。
ですが、考えること、メモを見ることを習慣づけると、今度は「買わない」「考え直す」ことが当たり前の行為になるので、心配しないてください。
買い物を少なくし、自分の好きなモノだけに囲まれ、頭の中の自分の考えがスッキリして、ストレスの無い1日を過ごすことが出来ますよね。
さらに、「買い物をしないこと」を習慣化することで、余計な出費が激減し、それにより自分のやりたいことにお金を使うことができるのは言うまでもありません!
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