あなたは、早期リタイアやスローライフって考えてみたことはありますか?
早期リタイアは、予定より早い年齢で退職して、残りの人生でやりたいことをやることですよね。
憧れるな〜。
早期リタイア走っていますが、スローライフってどんな生活ですか?
仕事に追われるせかせかした生活をやめて、ゆっくりのんびり生きる生活にシフトすることです。
私のイメージとしては、こんな感じです(笑)。
南の島、海、青い空、広い部屋と庭…
仕事に追われることのない、ゆったりとした日常生活…
憧れますよね!
スローライフは退職後の生活のイメージもあります。
けれど、一部の人は忙しい仕事を辞めて、自分の好きなペースでできる仕事をしながら生活をしている人もいます。
そういう生活を、スローライフと言います。
でも、何れにしても現実を考えると「お金が足りない」「夢物語だな」って思ってしまがちですよね。
今回はそう思って、スローライフに憧れているけれど現実はバリバリ働いているあなたに朗報です!
最近見かけた面白い記事から、生活の仕方や考え方を変えたら本当に早期リタイアやスローライフって可能なのではという記事を見ました。
それか本当に可能かどうか検討していきたいと思います。
スポンサーリンク
今日のトピック:ミニマリストは早期リタイアの近道って本当!?
Webニュースで見かけた「早期リタイア」の記事は以下の通りです。
タイトルは、以下の通りです。
(Newsweek日本版. 2019年3月5日配信より引用)
あなたが早期リタイアやスローライフに関心がありましたら、一緒にこの記事の通り若いことからスローライフが叶うのか、検討していきましょう。
ニュース記事のまとめとポイント:FIREという考え方でスローライフを目指そう
このニュースによりますと、若者の間で40歳前後の早期リタイアを目指す、
FIRE:Financial Independence Retire Earlyという動向が話題になっているそうなのです。
日本語に直訳すると、『経済的に独立した早期リタイア』といったところでしょうか。
日本では、退職後ある程度余裕のある生活を送るには、貯金額が3000万必要だとか、はたまた1億円の資産が必要だとか言われています。
早期リタイアになると更に貯蓄額が必要となるでしょう。
しかしFIREという考え方では、『ミニマリズムという考えを生活に取り入れると、若い年齢でスローライフが実現することができる』といっています。
このFIREという考え方が、今までの早期リタイアとどう違うのか、ミニマリズムと早期リタイアがどの様に関連するのか見ていきましょう。
これまで早期リタイアというと、従来はビジネスで大成功してお金持ちになったことにより、若くしてリタイアしても問題ない資金を手にした社会での成功者のものでした。
そのあとはボランティアや福祉活動に専念したり、社会的貢献活動に重きを置いたりするイメージなのではないでしょうか。
場合によっては、生産性活動からは一歩引いて、あとは自分の好きなことだけをして生活するのもいいですね。
いわゆる、成功者としてもステータスみたいなものでしょう。
これまでは、アメリカという競争社会の中において、常に成功者を目指して勉強する、転職してキャリアを積むという考えが主流でした。
しかし、最近は一部の若者が‘スローライフ’ という生き方を選択するようになってきています。
そのメリットは何と言っても、自分のやりたい仕事だけを受けて、最小限の収入で自由にストレスなく生活できるという点ではないでしょうか。
周囲の人と常に争うこと、常に上を目指してがむしゃらに働くことに疲れた時に、ふと、自分はなんのために働いているのだろうと疑問が生じたのではないでしょうか。
収入は少なくても、毎日何かに追われることなくゆっくりと生活でき、ものを少なくすることで生活費が足りないと思うこともありません。
それどころか、自分の好きなことに時間をかけられる生活なので、精神的にも満足できる日常を送ることができる人生を歩んでいけるというメリットがあります。
その時に必要になってくるのが、『ミニマリズム』という考え方です。
今までの早期リタイアと同じように考えては、早期リタイアのための資金がたくさん必要になります。
それでは、次の項からミニマリズムを取り入れたスローライフのための資金計算法を一緒に学んでいきましょう。
スローライフに向けた資金計算法① ミニマリストの生活とは?
若くてスローライフが出来るFIREという考え方がすすめている生活の方法が、ミニマリズムを取り入れた生活とお伝えしました。
それなので、まずはミニマリズムを取り入れた生活がどういったものか知る必要があります。
いわゆる、物を極限まで少なくして生活している人のことです。
この、『極限まで』とは個数で決められるものではありません。
『自分にとって必要最小限のもの』で生活することです。
それなので、人によっては100〜200個のものだけで生活できる人と、最小限が1000個の人もいるかもしれません。
それなので、自分にとって必要なモノの数が分かってそれさえ保てば十分満足した生活を送ることができます
そのために、一度断捨離をして基礎となる生活さえ整えば、新しいものが必要になってきませんので、生活費を少なくして生活することができます。
また、自分の周囲においてあるものが少なければ、日常生活で周囲から飛び込んでくる刺激が少なく、物欲の少ない生活を送れることができるのです。
- 数は少ないけれど厳選された自分の好きな物に囲まれて生活すること
- 身の回りの物事に心が乱されず、自分のやりたい事や考えたいことに集中したい人の生活の方法
というような生活様式のことです。
ミニマリズムを世に広めたとされる、アメリカのThe Minimalistsの創始者のライアン・ニコデマスさんとジョシュア・フィールズさんも同じ疑問を感じてミニマリストになりました。
2人は年収1000万以上の大手企業で働いていて、広い家や欲しいものを何でも買っていましたが、何か満足しない生活を送っていました。
ふとしたキッカケでモノを捨て、少ないモノに囲まれて幸せそうに生活するジョシュアさんを見て、ライアンさんもモノを捨て始めます。
今は二人とも少ないモノに囲まれ生活していますが、モノが溢れていた時よりも幸せに満ち足りた生活を送っています。
自分にストレスなく生活すること、それがミニマリストの生活なのでしょう。
誰とも競争しない、身の回りにある大好きなものに囲まれ、それを大切にして生活することで、心の安定を求めている生活なのかもしれないですね。
けれど、どちらの生活スタイルも不正解でもありません。
スローライフに向けた資金計算法② 実際に必要な生活費はミニマリストになるとどう違う?
早期リタイア・スローライフを実現するのに必要になっていくのが資金と生活費です。
早期リタイアで、その後もう働かないという場合、何歳でリタイアするのかによって必要資金が異なってくるでしょう。
資金として考えられるものは、
- これまでの貯金
- 退職金
- 65歳以上になると年金も収入になります。
- 個人で入っている場合の、個人年金やiDeco, NISAなど
また、生活費がどのくらい必要なのかによっても準備資金は異なります。
旅行などの趣味があると、生活費以外の出費が出てきますので、余剰資金を用意しておくことも頭に入れておきましょう。
一般的な生活費と早期リタイアに向けての必要資金は?
では、一般的な生活費と早期リタイアに向けての必要資金はいくらなのでしょうか?
私は一人暮らしで、生活費の平均は15万円前後です。
早期リタイアにはいくら貯金が必要ですか?
生活費には、家賃や食費、光熱費、通信費、娯楽費などが計算されます。
一人暮らしの場合は、平均で15万円前後と報告されています。
4人家族になると、生活費は20〜40万円くらいになってきます。
年齢を30歳で退職、50歳で退職と想定して、その後の生活費と資金がいくら必要か考えていきましょう。
30歳で早期リタイアを目指して80歳までの資金を計算すると以下のようになります。
生活費 (月) | 生活費 (年) | 80歳まで | 必要資金 | |
一人暮らし | 15万 | 180万 | 50年 | 9000万 |
少し贅沢な暮らし | 30万 | 360万 | 50年 | 1億8000万 |
家族あり | 40万 | 480万 | 50年 | 2億4000万 |
ここの出費額には、個人払いの年金や保険料は含まれていません。
また、30歳で退職の場合は、退職金が少ないことやその後の年金を自分で払い続ける必要があることを考慮しないといけません。
生活スタイルや家族構成にもよって違ってきますが、大体の資金の想像はできるかと思います。
流石に30歳で仕事を辞めると将来までが長いですね。
50歳で早期リタイアを目指して80歳までの資金を計算すると以下のようになります。
生活費 (月) | 生活費 (年) | 80歳まで | 必要資金 | |
一人暮らし | 15万 | 180万 | 30年 | 5000万 |
少し贅沢な暮らし | 30万 | 360万 | 30年 | 1億800万 |
家族あり | 40万 | 480万 | 30年 | 1億4400万 |
50歳以上でリタイアを考えると、5000万から1億円くらいの資金が必要になります。
ただ、年金やiDeco、NISAを貯めているようでしたら、交付開始(60歳や65歳)になれば働かなくても収入になりますので、少し楽になるかもしれませんね。
また、退職金もある程度の額は出ると思いますので、貯金以外の資金として十分考えられます。
それなので50歳で退職と考えると、一概には言えませんが、少なくとも5000万円以上は資金として必要になってきますね。
そして、もし何かお金のかかる趣味があったりかなり早期からリタイアを希望していたら1億円以上の資金を用意しておくのがベストですね。
ミニマリスト生活をした場合の生活費と早期リタイアの必要資金は?
さて、ではミニマリストの生活を取り入れたらどんなメリットがあるのでしょうか?
日本にも何人か有名なミニマリストさんがいらっしゃり、生活費を公表していますので、その人たちを参考に生活費を計算してみましょう。
ブログでミニマリストとして生活している人の生活費は5万〜10万円くらいです。
例えば、有名なミニマリストしぶさんの場合は生活費は月7万円と公表しています。
ミニマリストの場合、30歳早期リタイアしたら、80歳までの生活費は以下の通りになります。
生活費 (月) | 生活費 (年) | 80歳まで | 必要資金 | |
ミニマリスト少額 | 5万 | 60万 | 50年 | 3000万 |
ミニマリストmax | 10万 | 120万 | 50年 | 6000万 |
ミニマリストが50歳早期リタイアし、80歳までの生活費は以下の通りになります。
生活費 (月) | 生活費 (年) | 80歳まで | 必要資金 | |
ミニマリスト少額 | 5万 | 60万 | 30年 | 1800万 |
ミニマリストmax | 10万 | 120万 | 30年 | 3600万 |
ただし、生活費を公表しているミニマリストの方は、独身の方が多いです。
このように計算すると、1億円という単位は計算上全く出てこなくなります。
ミニマリスト生活ができる場合は、早期リタイアの必要資金は、3000万〜5000万以下と考えていいのではないでしょうか。
なんとなく早期リタイアが現実感を持ってきました!
生活費5〜10万で生活しているミニマリストたちは、特に切り詰めた生活をしているわけではありませんが、満足できる生活をしています。
ミニマリスト生活とスローライフをすれば、貯蓄も可能!?
これまでの計算は、早期リタイアをし、その後収入がない想定で計算しましたが、スローライフの場合は異なってきます。
スローライフの場合は、ゆっくりと自分にストレスのない形で働いて収入を得ながら生活する生活様式です。
その場合は、資金を準備しなくても、ゆっくり働きながら心穏やかな生活が送れます。
30歳くらいまでがむしゃらに働き、そこからスローライフに移行する場合は、それまでの貯蓄を老後資金として残すのも良い選択だと思います。
スローライフを始める前に、自分にあったミニマリスト生活をしてみるのはどうでしょうか。
あなたに合ったミニマリスト生活方法と必要な生活費が分かれば、スローライフ時の収入がどのくらい必要なのかも計算できます。
例えば、ミニマリストとして月5〜7万円で生活できれば、月収の手取りが10万円(年収手取りで120万)になれば十分で、さらに貯金もできますよね。
家族が居て月15万くらいは予算としたい人も、月20万(年収手取りで240万)あれば、時々娯楽費として家族旅行も出来るでしょう。
(お子さんがいる時は、将来の学費は残しておいてくださいね。)
早期リタイアをするときも、スローライフを始める時も、それまでに自分がどのようなミニマルリスト生活を送ろうが具体的にイメージが出来ているといいですね。
そうでないと、早期リタイアした途端に、「こんなはずじゃなかったのに」ということにもなりかねませんので。
ではミニマリストさんたちは、どうして生活費を少なくしても満足できる生活が出来ているのですか?
スローライフに向けた資金計算法③ ミニマリストの生活の秘訣とは?
では、日本のミニマリストさんたちはどのように生活を工夫して少ない生活費で生活しているのでしょうか。
- 地方都市に住んで、家賃を低く抑える
- 洋服や靴を必要以上に持たない
- 部屋をシンプルにする
- 余計なものは買わない
地方都市に住んで、家賃を低く抑える
私がよく参考にさせてもらっている、ミニマリストしぶさんは、福岡で家賃2万の4畳半で生活していました。
(2019年3月に引っ越ししました)
4畳半ですが、荷物が少ないので全く狭く見えません。ご本人も圧迫感なく快適に生活していると言っていました。
日本のミニマリズムを広めるきっかけとなった佐々木典士さんは家賃3万円で食費2万円と言っています。
そのようにして、家賃を踏まえた上で住むところを決めて生活すると、家賃を抑えた生活を送ることができます。
洋服や靴を必要以上に持たない
ミニマリストしぶさんは、いつも洋服のコーディネートが決まっています。
持っている洋服がダメになったり黄ばんだりしたら、新しいものを買うように心がけています。
しぶさんだけでなく、日本のミニマリズムを広めるきっかけとなった佐々木典士さん、最近面白い動画をアップしているYoutuberで美容師の仙人さんも同じです。
詳しくは、こちらの記事を参考にしてください。
ですが、みなさん全く不潔に見えません。
それ以上に、おしゃれで洗練された服装をしているように見えます。
もしあなたが毎日のファッションを楽しんでいたらたくさんの洋服を持っていてもいいと思います。
ですが、もしあなたが周りの人に「いつも似た洋服しか持っていない」と言われるのを心配して洋服をたくさん持っているようでしたら気にしなくていいのです。
周りの人は、それほどあなたの洋服ばかり気にかけてはいないですよ。
あなたも、友人が前の日にどんな洋服を着ていたか、1週間前はどうだったか覚えていないでしょう。
素敵に着こなしてさえいれば、少ない数の洋服の枚数でも、あなたの周りの人はなんとも思わないですよ。
部屋をシンプルにする
ミニマリストは部屋に置くものを少なくすることで、部屋を広く活用しています。
人によっては、狭い部屋でも十分広く感じます。
そして、それだけ家賃が少なくて済むのも魅力的です。
あなたの部屋は、家具がどのくらい床面積を占めていますか?
本棚や机、小物置きの棚、ベッドなどが置かれていて、半分以上床面積を占めています!
それを全て取っ払ったとしたら、部屋を広く使えると思いませんか?
確かに…
ミニマリストさんの部屋は、シンプルでとても綺麗です。
自分にとって「必要」と思うものを少なくすることで、家具も最小限でいいので、部屋を広く使えます。
実際の部屋の映像を見てみると、具体的なイメージがわきますよ。
(動画はミニマリストしぶさんの公式サイトより)
ミニマリストしぶさんのお部屋公開!
白ミニマリストエリサさんのお部屋公開!
ミニマリストmamiさんのお部屋公開!
男性のミニマリストさんの部屋はシンプルでいいですね。
女性のミニマリストさんの部屋は「オシャレ感」「こだわり」が随所に見られ、男性ミニマリストさんよりも少し生活感のあるものを置いています。
ですが、どのミニマリストさんも、圧迫感のない素敵なお部屋でシンプルライフを実行していますよね。
あなたは、どの部屋を真似てみたいと思いましたか?
余計なものを買わない
動画で見たミニマリストさんのような、圧迫感のない、でもシンプルで素敵なお部屋を維持するためには、不必要なものを置かないということが重要になります。
その原点は、「余計なものは買わない」ですね。
買ってしまうと、どこかに置くための場所を用意しないといけなくなりますので。
『物の場所を用意する=あなたのための床面積が少なくなる』です!
それなので、あなたが圧迫感なく部屋で生活するために、あなたのためのスペースの確保を心がけましょう!
スローライフに向けた資金計算法④ 工夫次第で楽しい生活に?
今の生活を基準に考えると、実現が難しいと思っていたスローライフも、考え方を変えれば楽しくオシャレに生活することができます。
生活の工夫① タイニーハウスとは?
あなたは、『タイニーハウス』って聞いたことがありますか?
『タイニー(tiny)= 小さい』という意味ですが、アメリカで少しずつ流行ってきている家のタイプです。
アメリカって聞くと、ハリウッドとかに女優・俳優が何部屋もある大きな家を持っているというイメージがあります。
けれど、最近はアメリカでも自分の夢を叶えるため、生活費を抑えるために『タイニーハウス』で住む人も増えています。
しかし、デザイナーさんの工夫次第で、小さな敷地面積でも十分家族が生活できますし、周りの環境を選べば、素敵な暮らしも可能です。
ちょっとその家を見てみてください。
(動画はHISTORYより)
何も外国だけでなく、日本では『スモールハウス』『トレイラーハウス』という形でも呼ばれています。
キャンプ場とかでも使われていますよね。
すごくオシャレな家ばかりなので、ちょっと覗いてみてください!
生活の工夫② 海外での生活・ノマドライフとは?
日本は家賃が高いけど、海外では?
と思う人もいるでしょう。
アメリカやヨーロッパは家賃が高いですが、東南アジアだと日本よりも安い生活費で広い部屋に住む生活ができる場合があります。
そして、そいうい生活をいろいろな国を転々と巡りながら生活する生活様式を『ノマドライフ』と言います。
すでに東南アジアでノマドライフを実行している、ブロガーのマナブさんは、タイの少し田舎の町で生活費5万円で生活できると伝えています。
最近、マナブさんが、海外での生活費の実際をブログで書いていましたので、参考にしてください。
スポンサーリンク
早期リタイアやスローライフの資金計算法とミニマリストという生き方を合わせると?
ミニマリストという生き方と早期リタイアの可能性
私も早期リタイアはいつも夢見ています。
出来ればリタイア後は綺麗な街並みの海外の都市に住んでゆっくりしたいと思っています。
しかし心配になってくるのがリタイア後の出費と、それを補うための収入源です。
この時、ミニマリストの生き方を学ぶと、自分の家の中にどんな物がどのくらいあるのかしっかり把握することが出来ます。
何も生粋のミニマリストにならなくても、生活する上でのヒントをもらえばいいのです。
そうすることで、自然にあなたの今の生活にあと何が必要なのか明確化することが出来流ようになります。
そして、持ち物を増やす必要があるのかどうか、生活をどのようなスタイルにするかなど、自分の理想とそれに沿った資金がどのくらい必要なのかを具体的にイメージすることができるようになると思います。
女性って買い物に行くと、ついふらふらと必要なもの以外の品物の棚のところにも目を通し、「これ買っておこうかな?」と思うことがあります。
私はミニマリストを目指している段階で、その時に「これは買わなくていい物だ」とはっきり認識でき、実際に不必要な出費がかなり少なくなりました。
また、ミニマリストの生活を真似てみると、少ないもので生活しても何も不都合に感じなくなります。
逆にどちらかというと、狭い部屋でも最大限に広々と使えて、掃除もしやすく、快適に過ごすことが出来ます。
家賃も少なくてすみ、食費も節約でき、生活費が少なくて済むようになります。
そうしますと、自分が早期リタイア後に思い描いていた出費と収入については、出費を少なく見積もる事ができますので、再計算によっては夢だと思っていた事が現実を帯びてくるかもしれません。
いま、早期リタイアの前に、少し生活を変えたり考え方を変えたりして、ミニマリスト風生活をしてみませんか?
それが、あなたの理想とするスローライフを実現化するための第1歩につながることでしょう。
ミニマリストを目指して断捨離すると見えてくる未来
こうして考えてミニマリストの生活に近づけていくと、あなたの未来の生活はこんなふうに考えられませんか?
- 日常生活の支出が少なくなる
- 小さい家でも快適に過ごすことができる
- ベーシックインカムが少なくても暮らしていくのに問題がない
- 少ない仕事で好きな生活が出来る
- 好きな仕事だけ選んでも生活に問題ない
理想的なスローライフという目標を達成するために、少ないもので十分満足できる、楽しいと思えるのはミニマリズムの考えが重要になってきます。
どうしても物質社会の現在、モノがある方が幸せだ、自由にモノが買える収入があることが幸せだと考えてしまう傾向があります。
しかし、考え方次第によっては、好きな仕事だけ週に数日やるだけで、十分幸せで理想の生活を送ることは可能なのです。
今からでも身の回りのものを断捨離し、少ないものに囲まれて幸せを感じる生活を始めていきませんか。
自分の好きなイメージ通りの状態に囲まれ、頭の中の自分の考えがスッキリして、日常生活でストレス無く1日を過ごすことが出来る生活を送りましょう。
スポンサーリンク
まとめ
私は2018年夏頃より、脳疲労から全身に激痛を発症する慢性疲労症候群を発症し、治療方法も分からず、苦しい生活を送っていました。
その経験をしてから、ミニマリストようなシンプルで大好きなものだけに囲まれ、脳ストレスのない、自分が楽しいと思える生活がどれだけ大切かを知りました。
そして日常生活をこなすだけだった私は、その時に、「自分のやりたい事・夢ってなんだったけ?」と改めて自分に問い直す時間を得ました。
私の夢は、仕事に追われず自分の好きなことをする事、そしてできれば海外のいろいろな地域に住んでみることでした。
仕事が嫌いな訳ではありません。
でも、自分の生活や健康まで切り詰めてやるものでもないと思っています。
それよりは、自分の理想とする生活を基盤として、それに合わせた収入を得る方法を仕事とすることという考えにシフトしてきました。
あなたは、仕事ありきの生活ですか?
それともあなたの理想の生活に合わせた仕事の選択をしていますか?
考え方によっては、がむしゃらに働く生活とスローライフを交互にしてもいいですよね。
頑張って働いた後は、ゆっくり楽しく生活し、その生活でエネルギーを蓄えたら、また頑張って働いてみるといった感じに。
あなたの理想的な生活方法は無限大にあります。
それを有限にしてしまっているのは、あなたの考えなのではないでしょうか?
どちらの生活を選んだとしても、あなたがそれを心から楽しんで、やって良かったと思える人生であれば、何の問題もありません!
コメント